テンカイチ 日本最強武芸者決定戦(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』は、原作・中丸洋介、作画・あずま京太郎による作品。『月刊ヤングマガジン』にて連載。織田信長が天下を統一した架空の戦国時代が舞台。死期を悟った織田信長が、天下の座を与える後継者を選任するために、代理国獲合戦「テンカイチ」の開催を宣言した。天下を狙う大名や公家の者は、名代として戦いを行う武芸者を率いて大阪城へと集う。架空の戦国時代を舞台にそれぞれの思いや力をぶつけ合い、天下を目指していく戦国奇譚。
織田信長が死を悟り、次の天下人を決めるための最後の余興として開催される大会。
血戰の森(けっせんのもり)
織田家の圧倒的権力と財力により作られた、堀に囲まれた孤島の森。
天籟の船(てんらいのふね)
織田家の権力財力により作られた、全長56間(約102メートル)を超える巨船。
双龍の檻(そうりゅうのおり)
動きと間合いが制限さてしまう巨大な鋼鉄製の檻。左右には大きな龍の装飾が施されている。
武芸者の異能・武器
蜻蛉切(とんぼきり)
本多忠勝の愛槍。天下三名槍と呼ばれ、穂は1尺4寸(43.7センチメートル)、柄の長さは2丈余(6メートル)の長柄槍である。
二天一流(にてんいちりゅう)
宮本武蔵が顕現させた太刀と脇差の二刀流剣技。
金剛杵禁域(ヴァジュラきんいき)
本多忠勝の身体能力、一寸違わず間合いを見切る眼力や蜻蛉切が合わさることで、忠勝の間合いに侵入するすべてのモノを吹き飛ばすことのできる領域。
風魔手裏剣(ふうましゅりけん)
風魔忍軍伝来の手裏剣。巨大な四つ又状の刃物に鎖が付いた独特な形状をしている。
白夜眼(びゃくやがん)
冨田勢源が盲目ながら、異常な集中力と研ぎ澄まされた感覚で、においや音、風の流れや振動、熱などのありとあらゆる情報のかけらを集め、つなぎ合わせることで見える以上にモノを感じ取ることができる能力。
白夜眼・天網荊棘(びゃくやがん・てんもうけいきょく)
白夜眼の感知する範囲を狭めることで、より集中力と高め、より研ぎ澄まされた感覚で骨や筋肉の軋みや脳のシナプスの発火までとらえることができる。そのため1手先の未来をも見通すことができる。
雅大蛇ノ六番(みやびおろちのろくばん)
風魔の秘術とされる風魔薬術。必ず人を死に至らしめる劇毒だが、6代目風魔小太郎の毒物への耐性が異常に高いことで人の限界を超えた力を出すことができる。
死の舞(ダークダンス)
ウィリアム・アダムスの習得している独特なリズムと間合いをもつ武術。
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目次 - Contents
- 『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』の概要
- 『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』のあらすじ・ストーリー
- 代理国獲合戦“テンカイチ”の開催
- 本多忠勝VS宮本武蔵
- 風魔小太郎VS冨田勢源
- 柳生宗矩VSウィリアム・アダムス
- 上泉伊勢守信綱VS日野長光
- 『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』の登場人物・キャラクター
- 武芸者
- 本多忠勝(ほんだただかつ)
- 宮本武蔵(みやもとむさし)
- 風魔小太郎(ふうまこたろう)
- 冨田勢源(とだせいげん)
- ウィリアム・アダムス
- 柳生宗矩(やぎゅうむねのり)
- 上泉伊勢守信綱(かみいずみいせのかみのぶつな)
- 日野長光(ひのちょうこう)
- 佐々木小次郎(ささきこじろう)
- 服部半蔵(はっとりはんぞう)
- 東郷重位(とうごうしげかた)
- 弥助(やすけ)
- 宝蔵院胤舜(ほうぞういんいんしゅん)
- 林崎甚助(はやしざきじんすけ
- 伊藤一刀斎(いとういっとうさい)
- 小笠原長治(おがさわらながはる)
- 主催・後援者
- 織田信長(おだのぶなが)
- 森蘭丸(もりらんまる)
- 徳川家康(とくがわいえやす)
- 長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)
- 北条氏政(ほうじょううじまさ)
- 近衛前久(このえまえひさ)
- 毛利輝元(もうりてるもと)
- 織田信忠(おだのぶただ)
- 柴田勝家(しばたかついえ)
- 羽柴秀吉(はしばひでよし)
- 明智光秀(あけちみつひで)
- 滝川一益(たきがわかずます)
- 島津義久(しまづよしひさ)
- 織田信雄(おだのぶかつ)
- 前田利家(まえだとしいえ)
- 伊達政宗(だてまさむね)
- 丹羽長秀(にわながひで)
- 上杉景勝(うえすぎかげかつ)
- その他関係者
- 河合(かわい)
- 新免無二斎(しんめんむにさい)
- 真柄直隆(まがらなおたか)
- 冨田重政(とだしげまさ)
- 関保重(せきやすしげ)
- 関善左衛門(せきぜんざえもん)
- 5代目 風魔小太郎(ふうまこたろう)
- 蒼(あお)
- 宝蔵院胤栄(ほうぞういんいんえい)
- 鐘巻自斎(かねまきじさい)
- ウィリアムの母
- 沢庵(たくあん)
- 丸目蔵人(まるめくらんど)
- 日野長光の母
- 愛洲移香斎(あいすいこうさい)
- 『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』の用語
- テンカイチの世界観
- 代理国獲合戦「テンカイチ」
- 血戰の森(けっせんのもり)
- 天籟の船(てんらいのふね)
- 双龍の檻(そうりゅうのおり)
- 武芸者の異能・武器
- 蜻蛉切(とんぼきり)
- 二天一流(にてんいちりゅう)
- 金剛杵禁域(ヴァジュラきんいき)
- 風魔手裏剣(ふうましゅりけん)
- 白夜眼(びゃくやがん)
- 白夜眼・天網荊棘(びゃくやがん・てんもうけいきょく)
- 雅大蛇ノ六番(みやびおろちのろくばん)
- 死の舞(ダークダンス)
- バインド
- 柳生新陰流禁伝・無極円環(やぎゅうしんかげりゅうきんでん・むきょくえんかん)
- 相撲・角力(すもう)
- 無刀取り
- 天覚ノ門(てんかくのもん)
- 奥ノ門・天戸門(おくのもん・あまともん)
- 最奥ノ門・極落門(さいおくのもん・ごくらくもん)
- 神舞太刀(かまいたち)
- 『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 本多忠勝(ほんだただかつ)「俺がこの“テンカイチ”を制し、信長公の下にある天下を家康様(じじい)のモノにしてやるよ、家康様(じじい)の治める天下それがオレたちの目指した、たったひとつの夢だったはずだ」
- 宮本武蔵(みやもとむさし)「今、アンタを超える」
- 本多忠勝(ほんだただかつ)「本多平八郎忠勝(ほんだへいはちろうただかつ)、最後の忠義果たさん。徳川家康、アンタのために戦えて幸せだったぜ」
- 徳川家康(とくがわいえやす)「バカ者…!貴様はやはり徳川(ワシ)に過ぎたる侍よ…!」
- 上泉伊勢守信綱(かみいずみいせのかみのぶつな)「千年無双の夢の続きはチミのその才能に託すわ。チミを我が子と思って今生の願いじゃ!」
- 上泉伊勢守信綱(かみいずみいせのかみのぶつな)「痛えよ、バカタレ、そんじゃね」
- 日野長光(ひのちょうこう)「託された…夢の続き…」
- 『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 特殊な読み方のルビ芸
- 鬼気迫る戦闘シーン
- 先の読めないトーナメント