リブラブ(livelove)のネタバレ解説・考察まとめ
『リブラブ(livelove)』とは、小田ゆうあによる漫画で「ユーレイ女子」と「仲良し主婦3人組」の友情物語。『office YOU(月刊オフィスユー)』にて連載された。生きることが嫌になり、自ら命を絶った主人公・水上素直はなぜかユーレイとなって、職場仲間だった3人の主婦の前に現れる。お互いに戸惑いながらも、4人の不思議な交友関係が始まった。初めて友達ができた素直は、3人と触れ合うことで「人のためになりたい」という、本来なりたかった自分へと成長していく。生きることの素晴らしさを描いた作品である。
伊佐子の夫。単身赴任をしているが、仕事が忙しく自宅に帰れないことも多い。掃除や洗濯などに手が回らず、部屋が荒れ放題になっていた。それを飲みに行ったスナックで働く女性に知られ、彼女の申し出によって、週に一度の掃除をしてもらうことになる。だが、自宅に出入りする彼女の姿を伊佐子に目撃されたことで、浮気を疑われてしまった。
大河内新太(おおこうちしんた)
伊佐子の息子。高校では野球部に所属している。常にお腹を空かせていて、とにかく食べる量が多い。食費がかさむのが悩みの種だが、伊佐子にとっては癒しでもあり、可愛い存在である。
環の家族
五条一志(ごじょうかずし)
五条環の息子。浪人生活のストレスから、荒れ気味になっている。些細なことがきっかけで暴れたりすることもある。自宅の壁には殴って開けた穴や、食べ物を投げつけて付いた染みが残っている。目指している大学は素直の母校である。
五条清花(ごじょうきよか)
環の娘。一志の妹であり、荒れている兄に気を遣うことにストレスを感じている。ギャルのような見た目の明るい女子高生。
その他の人物
弘次(こうじ)
伊佐子たちが働く、ゴルフ場に併設されているレストランで働く男性。口が悪く、素直に対しても直接嫌味を言うなどしていた。
姉小路(あねこうじ)
伊佐子たちの職場であるゴルフ場の常連客。大会社の元トップだった。コースを回る前に、持参したヨーグルトをレストランで食べるのを長年の習慣にしている。
ある日プレー中に突然倒れ、そのまま亡くなってしまった。その際、居合わせた幽霊の素直に「大好きなゴルフをしながら死ぬことができて幸せだ」と語った。成仏したはずだったが、その後も幽霊としてたびたびゴルフ場に姿を現し、素直を気にかけている。
今野美波(こんのみなみ)
美人プロゴルファー。かつては伊佐子とともにプロを目指し、良きライバルでもあった。現在はゴルフよりもタレントとしての仕事が増えている。
自分がいち早くプロになれたのは容姿が良かったからで、実力は伊佐子の方が上だということを自覚していた。そのため、いまだに彼女に対して敗北感を抱いている。
ナミ
伊佐子の夫・慎悟が、単身赴任先で飲みに行ったスナックで知り合った女性。泥酔した慎悟を自宅に送った際、あまりの散らかりように驚き、週に1回部屋を片付けることを申し出た。慎悟に好意を持っていたが、相手にされなかった。
『リブラブ(livelove)』の用語
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目次 - Contents
- 『リブラブ(livelove)』の概要
- 『リブラブ(livelove)』のあらすじ・ストーリー
- 幽霊になった素直
- 素直に救われる伊佐子・環・実代
- 素直の復讐
- 素直と弾
- ライブチケットを賭けたゴルフ勝負
- 弾との再会
- 『リブラブ(livelove)』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 水上素直(みなかみすなお)
- 大河内伊佐子(おおこうちいさこ)
- 五条環(ごじょうたまき)
- 円山実代(まるやまみよ)
- 素直の周辺人物
- 窪田道孝(くぼたみちたか)
- 皆川えり(みながわえり)
- 相島弾(あいしまだん)
- 藤枝マリカ(ふじえだまりか)
- 石黒(いしぐろ)
- 伊佐子の家族
- 大河内慎悟(おおこうちしんご)
- 大河内新太(おおこうちしんた)
- 環の家族
- 五条一志(ごじょうかずし)
- 五条清花(ごじょうきよか)
- その他の人物
- 弘次(こうじ)
- 姉小路(あねこうじ)
- 今野美波(こんのみなみ)
- ナミ
- 『リブラブ(livelove)』の用語
- ありたカントリークラブ
- リブラブ
- うらみ玉
- 『リブラブ(livelove)』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 水上素直「こんなとこぜーんぶ燃えちゃえばよかったのよ」
- 窪田道孝「あのコ死んじゃってんだぜ」
- 大河内伊佐子「あたしたちもうすっかり友達でしょ」
- 『リブラブ(livelove)』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 姉小路の呼び名は「ヨーグルトじじい」
- 実在する有馬カンツリー倶楽部がHPで本作を紹介