ハッピー・マニア(安野モヨコ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハッピー・マニア』とは1995年より安野モヨコが『FEEL YOUNG』で連載した漫画、およびそれを原作としたドラマ作品。2017年に続編となる『後ハッピー・マニア』の読み切りを発表、その後連載が開始された。理想の恋人を求めて突っ走る、破天荒な主人公シゲカヨ(重田加代子)が、男と付き合っては別れてを繰り返しながら「しあわせさがし」をしていく様子を描く。恋愛と性に関する女子の本音が赤裸々に語られている作品。何度痛い目に遭っても立ち直るシゲカヨの姿がおかしくも魅力的な、恋愛コメディー。
中村マリコの編集プロダクション会社。職のないシゲカヨがお使いのような仕事をさせてもらうところ。
BOOKSタナカ
シゲカヨやタカハシが働く小さな書店。シゲカヨは一度辞めた後、店長を脅すような形で再就職している。
つつじ荘
箱根湯本にある温泉付きの老舗旅館。経営不振で業績が伸び悩んでいる。
『ハッピー・マニア』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
フクちゃん「やめときな。悪いこと言わないから」
フクちゃんがシゲカヨを諫めて言ったセリフ。いつも悪い男に引っかかるシゲカヨ。彼女から話を聞いたフクちゃんは、また変な男をひっかけてきたと思い、「やめときな。悪いこと言わないから」とアドバイスを送った。フクちゃんの姉御肌な性格がよくわかるセリフである。
フクちゃん「本当にスキな人に会えるとは限らない」
シゲカヨにメイクを施し、ばっちり髪を整えさせるとフクちゃんは夜の街へと繰り出した。そこでナンパをされながらも、シゲカヨに対して「本当にスキな人に会えるとは限らない」と男女の機微や恋愛について説いた。フクちゃんの恋愛観が分かるセリフ。
シゲカヨ「孤独…人間独りなんだわ いつでも…」
彼氏が欲しいシゲカヨが漏らしたセリフ。「孤独…人間独りなんだわ いつでも…」という言葉からは、シゲカヨの寂寥感や満たされない思いなどがあふれており、彼女の人物像が分かるセリフとなっている。
『ハッピー・マニア』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
『後ハッピーマニア』の読み切りと連載の違い
読み切りの『後ハッピーマニア』と、連載版の『後ハッピーマニア』では少し設定が違い、全体のトーンが落ち着いたものになっている。これは45歳の主人公ということを考えたら、そうならざるを得なかったとのこと。
『ハッピー・マニア』新装版の発売
2009年7月8日に『ハッピー・マニア』の新装版が発売された。新装版に合わせデザインを一新し、「平成の恋愛バイブル」というコンセプトから聖書をイメージしたデザインとなっている。
『ハッピー・マニア』の主題歌・挿入歌
主題歌:サザンオールスターズ『PARADISE』
テレビドラマ版の主題歌。
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目次 - Contents
- 『ハッピー・マニア』の概要
- 『ハッピー・マニア』のあらすじ・ストーリー
- ハッピー・マニアのシゲカヨ(24歳)
- タカハシとシゲカヨ
- 『ハッピー・マニア』の登場人物・キャラクター
- シゲカヨ/重田 加代子(しげた かよこ)
- タカハシ/高橋 修一(たかはし しゅういち)
- フクちゃん/福永 ヒロミ(ふくなが ひろみ)
- ヒデキ/藤堂 秀樹(とうどう ひでき)
- 『ハッピー・マニア』の用語
- 東紅商事(とうべにしょうじ)
- エンジェルボイス
- BOOKSタナカ
- つつじ荘
- 『ハッピー・マニア』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- フクちゃん「やめときな。悪いこと言わないから」
- フクちゃん「本当にスキな人に会えるとは限らない」
- シゲカヨ「孤独…人間独りなんだわ いつでも…」
- 『ハッピー・マニア』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『後ハッピーマニア』の読み切りと連載の違い
- 『ハッピー・マニア』新装版の発売
- 『ハッピー・マニア』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:サザンオールスターズ『PARADISE』
- 挿入歌:FUNNY GENE『Love2 Power』