黒伯爵は星を愛でる(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『黒伯爵は星を愛でる』とは、音久無による吸血鬼を題材としたダークファンタジー漫画。19世紀のロンドンを舞台にした、懸命に頑張る主人公・エスターのシンデレラストーリーは、読者の心を打つ。
母親を亡くし、弟もいなくなってしまったエスターは、突然ヴァレンタイン伯爵・レオンに求婚される。それは、吸血鬼ハンターであるレオンが、ダンピールであるエスターの能力を利用して吸血鬼を狩るためだった。エスターは弟を探すためにレオンに協力し、吸血鬼を狩るために貴族社会で生きることを決意する。

エリザベス・オーウェン

レオンに恋する貴族令嬢。
エスターの社交界デビュー後、エスターとレオンの仲を引き裂こうと画策するが、失敗に終わる。

イザベル

ターナー侯爵令嬢。
レオンの婚約者であるエスターに嫉妬し、飲み物を掛けるなどの意地悪をしていた。しかし、吸血鬼に襲われたところをエスターに助けられ、心を入れ替える。

その他の吸血鬼

アーサー・マクドナルド

ハイランドに住む、ジェイルの秘書を務めている吸血鬼。
人間をただの食糧だと考えている。ジェイルがメグと恋に落ち、人間を襲わなくなったことを不満に思っていた。さらに、ジェイルが血液を摂取しなくなると「亡霊には速やかに退いてもらい、新たな王を立てるべき」と考え、謀反を起こした。最終的にはジェイルに首を刎ねられる。

ユアン

ジェイルの世話役をしている吸血鬼。
幼い頃、両親に森に置き去りにされた。オオカミに襲われそうになったところをジェイルに助けられた。それ以降、ジェイルに仕えている。
拾われた時、不器用なジェイルが髪を切ったため、特徴的な髪型になっている。
ジェイルが血液を摂取しなくなったことで、ジェイルは死にたがっているのだと悟った。その後アーサーに「この方法なら楽に死ねる」と言われて、ジェイルの紅茶に銀の粒を入れてしまう。そのことを酷く後悔している。

ミラ

サリヴァン子爵夫人。貴族のフリをして社交界に潜んでいる吸血鬼。
夫のサリヴァン子爵や引き取った養子を食糧にして殺した。高位の吸血鬼で、体を霧に変えることができる。正体を知ったエスターを殺そうとして、レオンに退治された。

ネッド

アーサーの配下の吸血鬼。ウィンターソン家を襲撃した吸血鬼のうちの一人。
レオンの肩に火傷を負わせ、レオンの目の前でカレンを殺害した。

『黒伯爵は星を愛でる』の用語

吸血鬼

古からこの世に存在する、人の形をした人ならざる化物。人間を襲い、その生き血を貪る。
大半の吸血鬼は、人間に紛れて生息している。死ぬと灰になる。
日光が苦手で、下位の吸血鬼が日光に当たると灰になってしまう。他にも十字架や銀製の武器、聖水が苦手。

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