エンジェル伝説(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『エンジェル伝説』とは、八木教広によって描かれた学園ギャグ漫画。1993年から2000年まで、『月刊少年ジャンプ』にて連載された。1996年にはOVA化もされている。碧空高校に転校してきた北野誠一郎は、その悪魔のような見た目から不良扱いされ恐れられていた。しかしその外見とは裏腹に、彼の心は天使のように純朴で澄みきっていた。様々な人物と出会う中で勘違いが重なって、数々の伝説を作り出していく。

飛輪高校の不良。執拗な性格で、喧嘩に勝つためなら手段を選ばない。児島は堅山を蛇のようだと表現し、10回やれば10回とも勝てるとしながらも、なるべく関わりたくないと述べている。良子に2度敗れるが、公園で木刀を使って影から良子に襲い掛かる。北野が不良ではないと知り襲い掛かるが、最期は突き飛ばされて失神する。

鏑木清美(かぶらぎ きよみ)

近隣の私立高校の女子生徒。写真部の部長で、凶行をテーマにした写真を集めている。碧空高校の北野の存在を知り、なんとか北野をカメラに収めようと碧空高校へ潜入捜査をする。なかなか凶行を見せない北野に痺れを切らし、休日に後輩たちと北野の後をつけて最高の1枚を収める。良子ら女子生徒をたぶらかしていると勘違いし、北野に闘いを挑むが普通の人であることが分かり改心した。

その他の人物

北野龍一郎(きたの りゅういちろう)

北野の父親。普段はスーツを着ており、日差しに弱いためサングラスをかけているためヤクザと勘違いされる。北野と同じ三白眼であり、白石曰くサングラスを外した方が怖い。人の多い道を歩いても、皆が道をあけてくれる。見た目とは裏腹に、中身は家族想いの普通のサラリーマンである。学生の頃は、息子と同じように番長と勘違いされて不良の喧嘩に巻き込まれていた。

北野碧(きたの みどり)

北野の母親。長い髪に黒い服装のことが多い。良子曰く、怖いくらいに綺麗な印象の持ち主。学生の頃に龍一郎と出会う。番長であるいとこと交際していたが、龍一郎と出会い心惹かれていった。

小磯平三(こいそ へいぞう)

良子の父親であり、小磯流古武術の師範。早くに妻を亡くし、男手一つで良子を育てた。強面で、良子が小学生の頃の授業参観ではヤクザと勘違いされていた。風邪を引いて休む良子のお見舞いに来た北野を一目見て、顔面に蹴りを入れようとする。以来、良子には冷たくされる。三者面談に来た龍一郎をヤクザと思い込み、倒しにかかる。喧嘩の仲裁に来た白滝をも巻き込み大騒動となった。

怜雄・ハルフォード(れお・はるふぉーど)

ハルフォード家の長男。明朗活発な中学3年生の男の子で、妹思いの優しい性格。北野家の向かいに引っ越してきた。北野一家を悪魔だと思い込む。沙南や両親が悪魔に懐柔されたと思い、偶然であった幾奶の強さに惹かれて相談する。そして幾奶に北野を倒すように依頼したが、後に間違いだったことに気付き幾奶や北野に謝罪する。

沙南・ハルフォード(さな・はるふぉーど)

ハルフォード家の長女。怜雄の妹で中学1年生。始めは怜雄と同様に北野一家を悪魔だと思い込み、落ちたお金を拾ってくれた北野から逃げ惑っていた。工事現場の穴に落ちてしまうも北野に助けてもらって以来、良い悪魔として慕うようになる。

パパ・ハルフォード

ハルフォード家のアメリカ人の父。日本に来て20年、やっと念願のマイホームを購入して碧空へと引っ越して来た。日本語は苦手で、間違った言葉を使って度々家族から突っ込みを受けている。北野のことを「悪魔くん」と呼ぶ。普通のサラリーマン。

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