レイストーム(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『レイストーム』とは、1996年にアーケードとして稼動を開始したタイトーの2D縦スクロールシューティングゲーム。『レイフォース』、『レイストーム』、『レイクライシス』と続く『レイシリーズ』3部作の2作目だ。後方俯瞰視点が特徴であり、8方向レバーと2ボタンで自機を操作する。
ストーリーは『レイフォース』とは別の並行世界の出来事として描かれており、地球人類が恒星間航行を実現して100年あまりが経過した時代の物語となっている。

今作から追加された自機。ロックオンレーザーは雷状のレーザーがロックした敵を連鎖的に攻撃。
ロックオンレーザーが画面内に残っている間は他の敵に追加でロックをかける事も可能。
またレーザーが敵を破壊しつくす前ならば、倍率はそのままに次の敵を追加でロックすることができ、
上手く扱えれば稲妻が鞭のように画面内を駆け回り敵を一掃する事ができる。
最大16箇所までロックオン可能で、得点倍率も最大で256倍となっている。
ショットは断続的に放たれるレーザーで、自機を左右に移動させる事で残像が発生する。
ハイパーレーザーはなんとブラックホールを展開する。

R-GRAY0

家庭用の13機モードでのみ使用可能。
オーバーテクノロジーから作り上げたR-GRAYのプロトタイプ。見た目は緑のR-GRAY1。
プロトタイプの為、ハイパーレーザー・スペシャルアタック機能がない。
しかしスコア倍率が高めに設定されているため(最大512倍)、13機モードのスコア稼ぎでは如何にこの機体で長生きできるかがカギとなる。
『レイストームHD』では外見が『レイフォース』の自機・X-LAYそのものとなり、ショットが前方集中タイプに改められ、ショットやロックオンレーザー、自機爆発時の効果音も同作のものが挿入されるようになった。
機体性能も速度・火力向上で上記二機と差別化された。
ただしスペシャルが使えないので追い込まれると厳しい。

R-GEAR

R-GEAR

『レイストームHD』で新たに加わった機体。レイフォース1.5ともいえる没作品の名を冠した機体。
バルカ機関がR-GRAYシリーズ開発に着手する以前に製造していたという設定で、ロックオンレーザーの代わりに機体両サイドに搭載しているGEARと呼ばれるビットを使用した攻撃を行う。
ショットは敵を追尾するホーミングミサイルだが、発射速度は遅め。
スペシャルアタックはアンリミテッドモードと呼ばれ、機体にバリアを張る事で一定時間無敵となり、この間はロックオンゲージが減らなくなり、移動スピードも大幅にアップする。
捕捉が攻撃に直結している仕様上、ハイパーレーザーは使用不可能となっている。

ボス

STAGE1ボス 陸上戦艦PENDRAGON:ペンドラゴン

「ペンドラゴン」の語源は赤い竜(あかいりゅう)。ウェールズ語でア・ズライグ・ゴーッホは、ウェールズの象徴たるドラゴンのことである。ウェールズの国旗にも描かれている。英語ではウェルシュ・ドラゴン(Welsh Dragon)とも呼ばれる。

STAGE2ボス 空中要塞VERCINGETORIX:ウェルキンゲトリクス

「ウェルキンゲトリクス」の語源は、ガリア(現在のフランス)に住むケルト人(ガリア人)の一部族であるアルウェルニ族の出身で、古代ローマのガリア侵略に対して抵抗した人物である。フランス最初の英雄と称される。ヴェルキンゲトリクス、ヴェルチンジェトリクス、ヴェルサンジェトリクス(フランス語読み仮名転写)とも表記される。

STAGE3ボス 旧式大型機動兵器ZENOBIA:ゼノビア

「ゼノビア」の語源は、3世紀に存在したパルミラ帝国の「女王」と呼ばれた人物である。パルミラにあるギリシア語・パルミラ語合璧碑文では、パルミラ語(アラム語パルミラ方言)で「最も傑出した敬虔なる女王、セプティミア=バト=ザッバイ」と記されている。

STAGE4ボス 第三艦隊旗艦HANNIBAL:ハンニバル

「ハンニバル」の語源はカルタゴの名将ハンニバル・バルカ。ハミルカル・バルカの長子。ハンニバルは「バアルの恵み」や「慈悲深きバアル」、「バアルは我が主」を意味すると考えられ、バルカとは「雷光」という意味である。

STAGE5ボス 大型機動兵器GENSERIC:ガイセリック

「ガイセリック」の語源はゲルマン諸部族の一派ヴァンダル族とアラン族の王(428年 - 477年)である。

Akarij8
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@Akarij8

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