ふたりモノローグ（漫画・ドラマ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ふたりモノローグ』とはツナミノユウ原作の日本のラブコメディ（百合）漫画である。2016年から2018年までコミック配信サイト『サイコミ』にて掲載され、2017年には実写ドラマも配信された。根暗で地味な女子高生・麻積村ひなたはある日、隣に座るクールなギャルが小学生時代の親友・御厨みかげだということに気づく。ひなたは昔とは全く変わっていたみかげに動揺しながらも、また友達になりたいと思っていた。見た目も性格も正反対な二人がお互い相手を想うあまりにすれ違い続ける新感覚学園ラブコメディ。
10年前のみかげ。今と違いお嬢様っぽい雰囲気でおっとりした感じだった。ダンゴムシや爬虫類が好きな変わった少女だった。ひなたが好きすぎて観察ノートを書いており、それを知ったひなたはドン引きしていた。
學ヶ岳学院
佐呂間 由依（さろま ゆい）
學ヶ岳学院の2年。ツインテールで細身な外見。ウェイトレスのアルバイトをしている。
ひなたとは中学時代からの友人。一見お嬢様のような立ち振る舞いだが、変態的な妄想癖の持ち主。一時期は風紀委員に在籍していた。
全ての登場人物でドロドロした恋愛模様を妄想することができ、Mっ気がある。その凶悪なまでな変態思考は時に佐呂間自身も手に負えなくなる。妄想が始まると顔面が溶けていきハートのドロドロしたもので全身が溶けていってしまう。
いろんな人物との妄想での恋愛をしてきたが、最終的には洸が自分に「犬みたいで可愛い」「飼ってあげる」と言ったのが決め手となり、洸で心が決まった。
原作では主要キャラだがドラマ版では登場しない。
蓮茂台 洸（はすもだい あきら）／演：栗林 藍希
學ヶ岳学院2年のサッカー部。明るくボーイッシュでみかげとは一年の頃から友人。
友達に対して人と違うあだ名で呼ぶ。ひなたに「ひなぴー」と絶妙なあだ名をつけた。誰とでも分け隔てなく会話ができ情が厚い。
ひなたとみかげを友人として見守っている。
ボーイッシュな外見だが実はスキンケアに気を使っている。やたらサッカー部員にリスペクトされていて、後輩（女子）に人気がある。
妄想での恋多き女・佐呂間から洸も好意的な目でみられている。最終的には洸が佐呂間に「犬みたいで可愛い」と発言したことが佐呂間のツボにハマり、佐呂間の恋する相手は洸で確定した。
ドラマ版ではスポーツマンキャラではなくポップな明るい女の子である。
薬袋 貴子（みない たかこ）
學ヶ岳学院の教師。
独身で吉之助という名の犬を飼っている。
いつもジャージを着ていて熱血漢の担任教師。ギャルで不良のみかげをいつも気にかけているが、みかげにはウザがられている。みかげがひなたと一緒にいることで心を開いていると思い喜んでいる。夏期講習にみかげが参加した際には涙を流していた。
日暮 都（ひぐらし みやこ）
學ヶ岳3年。
みかげの中学時代のバスケ部の先輩。部活を引退した翌日ギャルになった都に憧れ、みかげもギャルになった。「女子たるもの いかなる時も『クールたれ』だ！！」というセリフがみかげに衝撃を与えた。
しかし、都も実はクールぶっているだけで本当はかなりの「腐女子」でアニオタだった。絵師であり、同人作家でもある。「そのひぐらし」というペンネームで、ツ●ッターのフォロワー数は20000人を超えている。漫画雑誌から声がかかるほどの実力の持ち主。受験か雑誌の依頼を受けるかで悩んでいたが、斧谷が良き相談相手となりその後も喫茶店ジージョへ度々訪れている。
伏倉 健司（しくら けんじ）
ひなたとみかげのクラスメイト。
みかげのことが好きでひなたに協力をお願いしているところを、遠目からみかげに目撃されてしまう。それをみたみかげは伏倉がひなたに告白していると勘違いして、嫉妬した。伏倉自身みかげの外見で勘違いされがちな純粋な内面を好きだと言っているが、9割はおっぱいの大きさに惹かれていることをぶっちゃけている。全くみかげに相手にされないどころか、ひなたに近づけまいとして冷たくあしらわれてもそれをポジティブに受け止めている。
汐留 和臣（しおどめ かずおみ）
みかげの前の席の男子。
男子に密かに人気のあるみかげに少なからず興味を持っている。純粋に「おっぱいが好き」だと言い切る伏倉を、ある意味羨ましく思っている。いつもみかげ（のおっぱい）を追っかけている伏倉にドン引きしながらも、メンタルが強すぎる伏倉を少しリスペクトしていた。
紫藤 灯（しとう ともり）
夏期講習でひなたとみかげと一緒だった成績優秀な女子。
おっとりしていて不思議な雰囲気を持っている。最初からみかげ狙いで、みかげの巨乳の谷間に暮らしたいと思っていた。
過去、中学時代にみかげを振ったの女子の友達で、そのことをうっかりひなたに話してしまう。灯はその行為を反省しすっぱりとみかげを諦めひなたを応援することにした。しかしそのことがきっかけでひなたはみかげに対しての、友情とは違う恋心に気がつくことができた。
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目次 - Contents
- 『ふたりモノローグ』の概要
- 『ふたりモノローグ』のあらすじ・ストーリー
- 隣の席の元・親友
- ROBOU NO ISHI
- ユカタキル
- 夏の掌
- 君の名を呼ぶ
- ふたりのダイアローグ
- 『ふたりモノローグ』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 麻積村 ひなた（おみむら ひなた）／演：福原 遥、木幡 環（幼少期）
- 御厨 みかげ（みくりや みかげ）／演：柳 美稀、岩崎 未来（幼少期）
- 御厨 みかげ（幼少期）／演：岩崎 未来
- 學ヶ岳学院
- 佐呂間 由依（さろま ゆい）
- 蓮茂台 洸（はすもだい あきら）／演：栗林 藍希
- 薬袋 貴子（みない たかこ）
- 日暮 都（ひぐらし みやこ）
- 伏倉 健司（しくら けんじ）
- 汐留 和臣（しおどめ かずおみ）
- 紫藤 灯（しとう ともり）
- 栃持（とちもち）
- 櫓見 理花子（やぐらみ りかこ）
- 風紀委員
- 田中 弘美（たなか ひろみ）
- 佐藤 由香（さとう ゆか）
- 鈴木 真里（すずき まり）
- 山本 美樹（やまもと みき）
- 中村 直美（なかむら なおみ）
- その他
- 斧谷 翠（よきたに みどり）
- ドラマ版のみの登場人物
- 森下（もりした）／演：遠藤 史人
- 体育教師／演：山本 彩
- 小学校担任／演：和井 みずき
- 『ふたりモノローグ』の用語
- 都立學ヶ岳学院（とりつまなびがだけがくいん）
- 喫茶店ジーリョ
- 學ヶ岳風紀員（まなびがだけふうきいん）
- 本能剥き出し顔
- 半顔本性（みかげ）
- 狼（みかげ）
- ドロドロハート（佐呂間）
- 『ふたりモノローグ』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 都「『クールたれ』だ！！」
- みかげ「脊髄の波をサーフィンしたい…」
- ひなたの告白シーン
- モノローグ（独白）からダイヤローグ（対話）へ
- 『ふたりモノローグ』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 主題歌&体育教師役は元NMBの山本彩
- 『ふたりモノローグ』のロケ地は立川
- 作品の見どころはモノローグ（独白）
- 『ふたりモノローグ』の主題歌・挿入歌
- OP（オープニング）：山本 彩「Let's Go Crazy!」
- ED（エンディング）：ひなた&みかげ「ふたりモノロック」