カスタムロボ(初代・無印)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カスタムロボ』とは、1999年に任天堂から発売されたNINTENDO64専用ソフトのロボットアクションRPGである。プレイヤーは全長30cm程の小型ロボットであるカスタムロボを操るコマンダーとなって仲間とともに冒険を進めていく。冒険を進めるシナリオモードだけでなく、対戦を好きなだけ遊べるアーケードモードも用意されており、やりこみ要素のある作品となっている。

違法パーツ

ドレッドのメンバーが使用する強力な武器。合法パーツとは対称に、ホロセウムの外にある物や人に攻撃をすることができる。強力な性能をもつ反面、使用者に肉体的かつ精神的な反動を及ぼす。シナリオモードでは使用することはできないがアーケードモードでは使用することができ、カスタマイズ時にパーツ名の左側にドクロマークが表記されている。

バトル

戦闘はホロセウムと呼ばれるロボバトル専用のフィールドで行われる。ホロセウムの形状は様々であり、その中には障害物が動くものや、触れるとダメージを受ける炎が設置されているものなどがある。コマンダーはこの中に立方体に格納されたカスタムロボ「ロボキューブ」を投げ入れ、カスタムロボに精神を同調(ダイブ)して操作する。

ロボキューブの装填・射出

ホロセウム中央にキャノボットと呼ばれる砲台型ロボの両腕に装備されたキャノンから、2つのロボキューブがそれぞれ充填された後同時に発射されバトルが開始される。発射する方向を自分でコントロールすることができ、障害物の陰にロボキューブを飛ばすことや、相手と同じ方向に発射することができる。
ストーリーモードでは、ホロセウム外で戦闘する場合もあり、その際はキャノボットは使用されず、ロボが人型に変形し終わった状態からバトルが開始される。

変形

キャノボットから射出されたロボキューブがホロセウム内で静止すると、ロボが立方体の状態から人型へと変形を始める。変形が終わるまでの速さは静止したロボキューブの面の向きによって異なり、頭が上を向いていれば最速で変形できるが、足が上を向いていると変形し終わるまで最も時間がかかってしまう。変形し終わるまでレバガチャやボタンの連打を行うことで速く変形することができ、変形し終わったロボから攻撃を開始することができる。ロボの操作は移動、ガン発射、ボム発射、ポッド発射、アタック、ジャンプ、空中ダッシュ又は多段ジャンプに分けられ、武器やアタックを駆使して相手の体力をHP1000の状態からHP0の状態にした方の勝利となる。

アタック

体当たり攻撃。アタックが相手に命中すれば、強制的にダウンを取ることができる。アタックをする前またはアタックをした後に大きな隙が生じる。アタックの性質はロボによって異なり「攻撃」「対空」「移動」「回避」の4種類に分けられる。「攻撃」は相手に真っ直ぐ体当たりし、「対空」は斜め上に向かって攻撃する。「移動」は障害物を飛び越えるような動きをし、「回避」は無敵状態でその場に留まったり逃げるような動きを行う。

ダウン

ロボは一定のダメージを受けるとダウン状態になる。ダウンしたロボは少しの間動けなくなり無防備な状態となるため、ダウンを取った後に追いうちの攻撃を与えることができる。ダウンから回復した直後は一定の無敵状態となる。ダウンするまでに至る被ダメージ量はロボごとに異なり、小柄なリトルレイダー型やリトルスプリンター型のロボは少しのダメージでダウンしてしまうのに対し、大柄なメタルグラップラー型やファッティバイス型はダウンさせるまでのダメージ量が大きい。ダウン状態を回復するまでにレバガチャやボタンの連打を行うことで、ダウン時間を短縮することが可能。

オーバーロード

ガンを使って相手をダウンさせると、まだ着弾していない相手のガンの弾がすべて消滅する「オーバーロード」という現象が発生する。弾速が遅いガンを使用すると生じやすい。これはガンでダウンさせた場合のみに起こる現象であり、ボムやアタック、ポッドでダウンさせてもオーバーロードは発生しない。また、オーバーロードで消滅するのはガンの弾のみであり、ボムやポッドは消滅しない。

『カスタムロボ』の登場人物・キャラクター

主人公・主人公の仲間・ライバル

主人公

母親からカスタムロボをプレゼントされ、数々の大会に出場しては優勝しロボバトルの才能を開花させる。シャイニングファイター型のレイを操る。

シンイチ

主人公のいとこで、おとなしく優しい性格の少年。度々主人公にロボバトルにおけるアドバイスをしてくれる。リトルレイダー型のロビンを操る。

カリン

9qyukimissitsu
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@9qyukimissitsu

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