ラブ・ベリッシュ!(ラブベリ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ラブ・ベリッシュ!』とは、『りぼん』(集英社)にて連載された春田ななの少女漫画で、単純明快な物語が魅力のラブコメディである。連載終了後には番外編が掲載されている。
主人公の福島由夜が編入した夏果学園は全寮制の学校だった。女子寮の空きが無いことから、由夜は共同寮の木苺寮に入寮するが、そこにいる住人たちはそれぞれに問題を抱えていた。由夜がやってきたことにより、ミスコンやスポーツ大会、文化祭などの学校行事や寮内で起きるハプニングを通して、寮で暮らす者たちの友情関係や恋愛関係に変化が現れる。
CV生天目仁美
夏果学園に編入後、木苺寮に入寮することになり、寮長でみんなのアイドル梓に恋をする。
1度は告白をされるも嘘と分かり失恋。
その後、ずっとそばで由夜を見てくれていた渚にいつの間にか恋をし見事結ばれる。
母親が中学生の時に事故で他界してしまったため、元々は父との2人暮らしだった。
文化祭にて夏果学園は両親の思い出の学園と判明。
高松 渚(たかまつ なぎさ)
CV石田彰
木苺寮生で、由夜が初めて会った人物。
クールで喧嘩っ早く短気な性格のため中等部時代から問題児扱いされていた。
木苺寮入寮の理由は、教師を殴って鼻を折り退学になりかけたから。
しかし、由夜のためにおにぎりを作ったり、中等部の教師殴打事件の原因が、梓と後によりを戻す梓の元彼女の亜子 のためだったりと優しい一面もある。
初めは、梓にアタックする由夜を邪魔しようとするがいつしかやめてしまう。そして由夜に惹かれ出す。
双子の弟、航(わたる)と湊(みなと)、そして妹の岬(みさき)がいる、弟には冷たいが妹を溺愛している。双子だが片方は渚似で片方はとても無邪気で社交的。
由夜と関わりだしてからアドレスを聞かれたりと徐々に女子にモテ始める。
千葉 梓(ちば あずさ)
CV:野島健児
苺寮生で、寮生会長かつ生徒会長。笑顔を絶やさない優しい美少年でアイドル的存在。
渚・雨芽とは中等部から友達である。
元彼女である岡山亜子に対し別れたあとも未練が残っていて、亜子の気持ちを消すため、由夜に嘘の告白をしたが、その後由夜と渚のおかげで復縁した。
渚が退学になりかけたとき、自分も監視役として木苺寮に入るという条件で彼を救い、同時に入寮。
未登場だが、兄が1人いるらしい。
木苺寮の猫、ミーちゃんの名付け親である。
水戸 笑佳(みと えみか)
CV:田村ゆかり
木苺寮生でツインテールの明るく元気な女の子で、不思議ちゃんの一面もある。
しかし、元々は人見知りで、中等部時代に雪乃が笑佳の友達を階段から落としたことがあり、そのことから友達が怖くなって不登校になり、木苺寮に入れられた。
その後は紺に助けてもらい、現在は木苺寮で楽しく過ごしている。
宮城 紺(みやぎ こん)
CV:水島大宙
木苺寮生で寮のムードメーカー的存在。
ミーちゃんを、かわいがりすぎる梓にあきれ果てたり、笑佳の暴走を食い止めようとしたりと日々奔走している。
中等部時代に、理事長室の壺(かなり高額のものだった模様)を割ったのが元で木苺寮送りに。
笑佳の1番の理解者と言える。
山梨 雨芽(やまなし あめ)
木苺寮生で、学校の長期休暇中は実家に帰省する。
性格は優しく女性らしい。
梓を呼び捨てにしている人物の一人。
ストレートロングヘアの美人で、ミス・夏学にも選ばれたが、実は男の子。
由夜に梓への誤解を解くために自ら打ち明ける。
本人は白桃寮(女子寮)希望だが許可が下りず木苺寮に住んでいる。
本名ではないらしい。
宇都宮 純子(うつのみや じゅんこ)
VC豊口めぐみ
木苺寮の寮監で眼鏡をかけたクールな女性。
独身であり年齢不詳。
実は由夜の両親の学生時代も寮監をしていたらしい。
岡山 亜子(おかやま あこ)
白桃寮生で梓の元彼女。
渚の幼馴染であり、中等部時代に梓と付き合っていたが渚の一件ですぐ別れてしまう。
しかし未練が断ち切れず、その後由夜と渚のおかげで梓と復縁した。
清水 まりな(しみず まりな)
白桃寮生で由夜のクラスメイト。
最初は由夜達のことを敵視していたが、スポーツ大会をきっかけに梓が好きということが分かり、だんだんと由夜との仲が深まる。
しばらく梓の事が好きだったが、彼が亜子と復縁したことで失恋。
しかし諦めが悪く、それ以来亜子のことをかなり嫌っている。
豊橋 雪乃(とよはし ゆきの)
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目次 - Contents
- 『ラブ・ベリッシュ!』の概要
- 『ラブ・ベリッシュ!』のあらすじ・ストーリー
- 木苺寮
- ミス夏果学園コンテストとスポーツ大会
- スポーツ大会と岡山亜子
- 失恋
- 夏休み
- 由夜の変化と笑佳の過去
- 由夜の事情
- 文化祭と由夜の父
- 由夜の気持ち
- 『ラブ・ベリッシュ!』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 福島 由夜(ふくしま ゆうや)
- 高松 渚(たかまつ なぎさ)
- 千葉 梓(ちば あずさ)
- 水戸 笑佳(みと えみか)
- 宮城 紺(みやぎ こん)
- 山梨 雨芽(やまなし あめ)
- 宇都宮 純子(うつのみや じゅんこ)
- 岡山 亜子(おかやま あこ)
- 清水 まりな(しみず まりな)
- 豊橋 雪乃(とよはし ゆきの)
- ミシェル・ラ・フランス(ミーちゃん)
- 『ラブ・ベリッシュ!』の用語
- 夏果学園(なつかがくえん)
- 木苺寮(きいちごりょう)
- 白桃寮(しらももりょう)
- 梓教(あずさきょう)
- 『ラブ・ベリッシュ!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 高松渚「70のB 」
- 名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 千葉梓「みんなにとって木苺寮(あそこ)は大切な家なんだよね。福島にとってもここが大切な家にすればいい」
- 千葉梓「木苺寮(うち)の福島に何か用?」
- 高松渚「んな簡単にあきらめんならなー最初っから好きだとか言ってんじゃねーよ」
- 高松渚「気になるなら追いかければ」
- 福島由夜「雨芽ちゃんは誰よりも可愛い女の子だよ」
- 清水まりな「一回跳べてたじゃねえかよ」
- 福島由夜「もし渚が私を好きなら梓くんはおうえんしちゃうの?私が好きなのは渚じゃないよ」
- 高松渚「こいつ、俺とペアだから」
- 高松渚「今は返事ができない。そうゆう意味かも知れないじゃん」
- 福島由夜「私を好きなんてことないよね」
- 千葉梓「オレと付き合ってくれない?」
- 高松渚「梓はお前なんか好きじゃねえんだよ‼」
- 福島由夜「自分で守らないのが辛いくらい好きなんだったら死んでも手放すなよ‼」
- 高松渚「じゃうちの実家に来れば?」
- 高松渚「そういうとことがムカつくんだってば。この意味分かる?」
- 高松渚「別にいいけどね直球で言ってあげても」
- 水戸笑佳「由夜はそんなことしないよ!」
- 宮城紺「これ笑佳のでしょ」
- 福島由夜「私だって笑佳と離れてるのは嫌なんだもん‼」
- 宮城紺「笑佳にもできるよ。一緒にいると楽しくて、そいつらがいるから行きたくなるような友達が。大丈夫だって。俺も一緒に探してやるから」
- 高松渚「行こうお前の実家に」
- 高松渚「俺がもらう」
- 福島雄大「初めて聞いたな由夜の気持ち」
- 山梨雨芽「渚が離れて行っても平気でいられるの?」
- 福島由夜「ムカつくけど好き」
- 裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- コミックスに収録されている番外編と他作品
- アフターストーリーまで持ち越された笑佳と紺の恋の行方
- アフターストーリーで回収された1話の伏線
- りぼんにて収録されたオリジナルサウンドストーリー
- デジタルコミックの発売