きんぎょ注意報!(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『きんぎょ注意報!』とは、1989年から1993年に少女漫画雑誌『なかよし』で連載されていた猫部ねこの漫画である。テレビアニメの放送をはじめ、映画の放映、家庭用ゲーム機のソフトやグッズが発売されていた。物語は主人公で女子中学生のわぴこが通う中学校に藤ノ宮千歳が転校してきたことから始まる。千歳のペットの金魚のぎょぴが空を飛べたり、校内で飼育されている動物が当たり前のように話せるなど、作品全体がギャグ漫画となっており恋愛要素はほとんどないことから老若男女問わず多くの人から人気を得ていた作品。

CV:宮内幸平
新田舎ノ中学校校長で、頭に謎の触角を持っている男性でちびキャラの一人。この触角を使い カタツムリと言葉を交わす場面がある。特技は、耳を折り曲げた「ぎょーざ」である。新田舎ノ中学校の生徒名簿をあだ名で作成したり、遠足を都会ノ学園の敷地内での缶蹴りにしたり、音楽の授業に勝手に参加したりとユニークな行動をするため、生徒たちからとても好かれている。しかし、期末テストで生徒たちが構ってくれないという理由で生徒たちのお菓子を盗んでしまう困った部分もある。また、電話での「なやみ相談室」を校内限定で行っていて、わぴこの担任の溝口も匿名で相談したことがあった。
医師のドクター大橋と警察官の警ちゃんとは幼馴染で謎の触角トリオである。二人からは「校ちゃん」と呼ばれている。

溝口(みぞぐち)

CV:小林俊夫
わぴこたちのクラスの担任で、ちびキャラの男性。背が低く、千歳の母から「ねぇ、ぼく〜」と声をかけられたことがある。泣き虫で、常に教師としての不甲斐なさを悩んでいる。自由すぎるクラスの生徒たちへテストで高得点が取れない場合には夏休みに補習することを宣言するが、わぴこが持ち前の記憶力で満点を取ったことから阻止されてしまう。
クラスの成績の悪さなどを他の教師にぼやくだけでなく、校長が行っている「なやみ相談室」に相談したこともあるほど、わぴこたちの扱いに困り果てている。ついには校長に生徒への不満を理由に辞表を提出したこともあった。

小里(こざと)

新田舎ノ中の女性音楽教師で美人。ちびキャラではない。暇な時に畳の目を数える癖を持っていて、校長先生らからは忍耐強いと感心されている。スーパーファミコン用のソフト『きんぎょ注意報!とびだせ!ゲーム学園』では、学芸会や社会の授業で登場。

動物

ピーコ

わぴこの仲間のにわとり。非常事態が起こると「コケコッコー」と大騒ぎをしてわぴこに知らせる。

ミーコ

CV:瀬戸真由美
新田舎ノ中学校で飼育されている猫たちで、わぴこや金魚のぎょぴと仲が良い。わぴこ達のクラスでは、室内遊びの一つとしてミーコ積みという遊びがある。

イナちゃん

CV:中友子
新田舎ノ中学校で飼育されている豚の一匹で言葉を話すことができる。わぴこたちの遊びの一つにイナちゃん積みという遊びが存在している。アニメ版では、廊下を走っている猫に「廊下は走るな」と注意している場面がある。

不良牛

CV:掛川裕彦
新田舎ノ中学校で飼育されている牛の中の一頭。焼きそばパンが大好物で苦手だったニンジンも克服している。焼きそばパンをカツアゲしようとしたり民子に絡んだりとあくどく不良なのだが、実は高所恐怖症だったりする。物語の途中からは牛の代表として登場している。千歳が焼きそばパンを禁止したことがきっかけでひと悶着を起こし、それらを全てわぴこに暴露された挙句一喝されたことがある。
漫画で初登場した際には大阪弁で話していた。

ウシ美

CV:原えりこ
新田舎ノ中学校で飼育されている牛の中の一等で、不良牛たちのアイドル的存在。牛の中では模様の色が唯一紫色である。内気でケンカが嫌い。片想いの秀一に告白しフラれる。同じく秀一に想いを寄せる民子とはライバル関係だが、バレンタインデーにはチョコレートを協力して作り、一緒に渡そうとするなど仲が良い。

ウシ子

2egamico616
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@2egamico616

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