イースvs.空の軌跡オルタナティブ・サーガ（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ (7/12)

イースvs.空の軌跡オルタナティブ・サーガ（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.01.27

『イースvs.空の軌跡オルタナティブ・サーガ』とは、日本ファルコムより2010年7月29日に発売されたPlayStation Vita用対戦アクションゲーム。本作は日本ファルコムの看板作品であるRPGゲーム『イース』シリーズ並びに『英雄伝説VI 空の軌跡』シリーズのキャラクターをプレイヤーキャラクターとしており、これらのシリーズのキャラクターたちがザナドゥと呼ばれる異世界に召喚され、魔王ガルシスを倒す冒険を描いたストーリーとなっている。

『イースvs.空の軌跡オルタナティブ・サーガ』の登場人物・キャラクター

CV：草尾毅

『イース』シリーズの主人公である冒険家。生涯を冒険に捧げた、情熱と誠実さを兼ね備えた青年で、燃えるような赤毛と澄み切った瞳が特徴的で、さらに剣の腕も立つことから「赤毛のアドル」の異名の剣士にして冒険家として知られている。彼が残した冒険日誌は100冊にも及び、その記念すべき1冊目「失われし古代王国」に記された冒険はあまりにも有名となっている。
武器は片手剣と盾で、パワー、スピード、体力はいずれも高めでバランスに秀でたステータスを持っている。そして剣技に加えて射程のあるスキルも使えるため、初心者から上級者にかけて幅広いプレイヤーに扱いやすいキャラクターとなっている。
ちなみに原作『イース』シリーズではセリフを喋らなかったが、本作ではアクションパート、そしてアドルを主人公にしたストーリーモード限定でセリフが追加されている。

ドギ

CV：玄田哲章

アドルの相棒である屈強な大男。故郷であるフェルガナを出奔し、エステリアの大盗賊ゴーバンの元に身を寄せて彼の元で盗賊稼業をしていたが、アドルと出会って彼の実力と気概に惹かれてからは彼の相棒として世界中を冒険することになる。気さくで非常に頼もしい好漢で、アドルの窮地に壁を拳で砕いて現れることが多いことから「壁壊しのドギ」と呼ばれるようになった。
武器は拳と蹴りで、スピードこそ劣るものの、キャラクターの中でも高い部類に入る体力と攻撃力と防御力を活かした豪快な接近戦を得意とする。

ガッシュ

CV：佐藤祐也

『イースVI』から登場したキャラクターである傭兵。かつて、「ナピシュテムの匣」と呼ばれる超常の力を持つ古代文明の遺産を使い、世界征服の野望を果たそうとした兄のエルンストを制止するため、兄を追ってナピシュテムの匣が封印されたカナン諸島へと渡った。そこでアドルたちと出会い、彼らの力を借りてエルンストと対決して野望を阻止するも、最後まで彼と分かり合えなかったことを心残りにしながらも傭兵稼業と旅を続ける。
武器はハルバードで、ある程度の間合いもあるので近距離戦はもちろん中距離戦を得意とする。そして護符や3体の人工妖精の使役といった多彩なスキルも持っており、状況に応じた戦い方をとることができる。

アイシャ

CV：三上枝織

『Ys SEVEN』から登場したキャラクターで、同作の物語の舞台となるアフロカ大陸北岸に位置するアルタゴ公国の王女。勝ち気で高慢だが、根は素直で分け隔てなく人に接することができる。側近の女弓使いシグルーンから習った弓矢の技量は、アドルたちとの旅を経てかなりの腕前となっている。
武器は弓矢で遠距離戦をメインとする一方、接近戦に持ち込まれると脆くなるので、敵とうまく距離を取りながら戦うのがこのキャラクターを扱うポイントである。また、極端にスタンしやすくガードもあまり心許ないため、スキルでカバーして戦術を組み立てる必要がある。

エルク

CV：安田早希

『Ys SEVEN』から登場したキャラクターで、アルタゴ公国の森林地帯に住む異民族シャヌアの里長・ファティマの孫息子。お調子者でファティマに怒鳴られることもしばしばだが、勇敢さと使命感は人一倍であり、『Ys SEVEN』の物語で起きたアルタゴの異変時にはファティマの代理としてシャヌアの守護神・地竜の力を授かり、里を救うべくアドルたちの旅に加わった。
武器は小振りのダブルセイバーで、中距離からの連続攻撃とスピードに優れており、ラッシュで敵の体力を削ることができる。その反面、体力と防御力が低いので、間合いを保ちながら連続攻撃を狙って有利に戦いを進めるのがポイントとなる。

クルシェ

CV：佐々木愛

『Ys SEVEN』から登場したキャラクターで、アルタゴ公国の砂漠地帯に住む異民族セグラムの里長・ムスタファの妹にして、アルタゴ公国の将軍・ドライゼンの娘。不治の病とされる「イスカ熱」に侵されて命の危機にさらされるも、兄とセグラムの守護神である焔竜の力によって克服した。その後、アルタゴの異変に立ち向かうためにアドルたちの旅に加わる。
武器は身の丈以上もある槌で、ドギやアガットと同じく全体的な動きこそ遅めだが、攻撃力と防御力に優れており、さらに通常攻撃だけでも連続してヒットさせればスタンを狙える。そしてその隙に付け入ってラッシュをかければ、敵の体力を一気に削ることができる。

マイシェラ

CV：平尾明香

『Ys SEVEN』から登場したキャラクターで、アルタゴ公国の山岳地帯にある異民族カイロスの里長を務める盲目の巫女。風を用いた不思議な予知の力を持っており、その予知によってアルタゴに起こりつつある異変を察して、アドルたちに同行を申し出た。
武器は杖で、通常攻撃とスキルともに広範囲魔法が主体となっている。そして遠距離戦タイプのキャラであることから接近戦を苦手としており、体力と防御力も低いため、いかに間合いをとって戦闘を組み立てるかが重要と言える。

チェスター

CV：伊藤健太郎

『イースIII』『イース -フェルガナの誓い-』登場したキャラクターで、アドルのライバルである双剣使いの騎士の青年。かつて、世界に災厄をもたらした魔王ガルバランを封印した古の英雄ジェノスの末裔でもある。ドギと共に伝説の傭兵と呼ばれたベルハルトに師事したことがあり、双剣の技はベルハルトから教わったもので、その腕は達人の域に達する。
武器は大小異なる大きさを持つ2本の剣で、この2本の剣による攻撃速度と手数に優れた通常攻撃によって敵に速攻を仕掛けることができる。また、一瞬で間合いを詰める高速移動や、ナイフ投擲、結界の展開など多彩なスキルを持っており、状況に応じたスピーディーな戦いを展開できる。

プレイヤーキャラクター（『空の軌跡』シリーズ）

エステル・ブライト

英雄伝説空の軌跡FC（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ

『英雄伝説空の軌跡FC』は、2004年に日本ファルコムから発売されたPC用RPGゲームである。『空の軌跡』シリーズの第1作目として発売された今作は、その人気の高さからPSPやPS3へ移植され、2015年にはVita用ソフトとしてフルボイス化やキャラクタービジュアルなどを一新した『空の軌跡FC Revolution』が発売されている。主人公のエステルとヨシュアが、父の失踪をきっかけに見習い遊撃士として旅立ち、仲間たちとの出会いや事件に遭遇しながら成長していく姿を描いている。

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