虐殺器官(Project Itoh)のネタバレ解説・考察まとめ
『虐殺器官』とは、作家・伊藤計劃(いとう けいかく)による小説、およびそれを原作とした漫画・アニメ映画の事である。ジャンルはSF。実在する国・ボスニア・ヘルツェゴビナの首都であるサラエボが、テロによりクレーターとなったIF世界観の現代が舞台となっている。アメリカの特殊部隊に所属する主人公・クラヴィスが、世界各地でテロを起こす虐殺の王・ジョン・ポールを捕獲するまでの様を描く。SFのプロが選ぶ「ベストSF2007」の国内篇と「ゼロ年代SFベスト」国内篇で第1位を獲得した、日本SF界を代表する作品。
音楽グループ・EGOISTによる『虐殺器官』の主題歌。作詞・作曲・編曲は、EGOISTの楽曲制作担当のryoが務めた。公開日は2015年11月2日。YouTubeにて、ショート版のMVと共に音源が公開された。
EGOISTは、『虐殺器官』以外にも「Project Itoh」の2作『ハーモニー』と『屍者の帝国』の主題歌を務めている。2015年11月11日に、本作を表題にしたシングルが音楽レーベルのソニー・ミュージックレコーズから発売された。シングルには、『ハーモニー』と『屍者の帝国』の主題歌も収録されている。初回限定版には、各楽曲のMVのフル版を収録したDVDが付属された。なお各フル版のMVは、EGOISTが10周年を迎えた2021年に、10周年記念企画の一環としてYouTubeにてサプライズ公開が行われた。
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EGOISTというグループをご存知ですか?
一言で言うとその存在は謎だらけである。 ここではEGOISTについて語ってみたいと思う。
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目次 - Contents
- 『虐殺器官』の概要
- 『虐殺器官』のあらすじ・ストーリー
- 虐殺の王・ジョン・ポールの追跡
- 重要人物・ルツィア・シュクロウポヴァとの接触
- ジョン・ポールが明かす「虐殺器官」の意味
- 先進国の技術が生んだ残酷な戦場
- 虐殺の理由
- クラヴィスが選んだ罪
- 『虐殺器官』の登場人物・キャラクター
- アメリカ情報軍特殊検索群i分遣隊
- クラヴィス・シェパード
- ウィリアムズ
- アレックス
- リーランド
- ロックウェル
- ジョン・ポールとその関係者
- ジョン・ポール
- ルツィア・シュクロウポヴァ(小説版:ルツィア・シュクロウプ)
- 元准将の男
- ルーシャス
- そのほかの登場人物
- クラヴィスの母
- 『虐殺器官』の用語
- アメリカ情報軍特殊検索群i分遣隊
- 国防総省(ペンタゴン)
- PMF(ぴーえむえふ)
- オルタナ(別称:副現実)
- 痛覚マスキング
- 戦闘適応感情調整
- フライングシーウィード
- 侵入鞘(イントルード・ポッド)
- 環境追従迷彩
- 肉旅客機(ミートプレーン)
- SNDGA(ソーシャル・ネットワーク・ダイレクテッド・グラフ・アナリシス)
- USA(ユナイテッド・スクープ・アソシエイション)
- ID
- 計数されざる者たち
- ペインデバイス
- 少年兵
- SWD(シリー・ウォーク・デバイス)
- 鳥脚ポーター
- 『虐殺器官』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アレックス「地獄はここにあります。頭のなか、脳みそのなかに」
- クラヴィス「サピア・ウォーフは嘘っぱちだ。人間の思考は言葉に規定されたりなんかしない」
- ウィリアムズ「この世界がどんなにくそったれかなんて、彼女は知らなくていい。この世界が地獄の上に浮かんでいるなんて、赤ん坊は知らないで大人になればいい。俺は俺の世界を守る。そうとも、ハラペーニョ・ピザを注文して認証で受け取れる世界を守るとも。油っぽいビッグマックを食いきれなくて、ゴミ箱に捨てる世界を守るとも」
- 『虐殺器官』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 元々はゲーム『メタルギア』の同人として考えられていた話だった
- アメリカで実写映画化するという話が存在していた
- 『虐殺器官』より前の時間軸の話を描いたスピンオフが存在する
- 『虐殺器官』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:EGOIST「リローデッド」