玉置浩二（安全地帯）とは【徹底解説まとめ】

2023.03.06

玉置浩二（たまきこうじ）とは、ロックバンド『安全地帯』のボーカリストであり、ソロ歌手である。俳優としても活動している。『日本コロムビア』所属。ソロでもバンドでも数々のヒット曲を生み出していて、紅白歌合戦にも何度か出場している。1982年に歌手デビューして以来、病気などを理由に度重なる活動休止がありながらも活躍を続けてきた。その絶対的な歌唱力から業界内での評判が高く、多くの有名歌手との共演を行ってきた。俳優としても活躍しており、『東京バンドワゴン』など数々のテレビドラマや映画にも出演してきた。

玉置浩二（安全地帯）の代表曲

「メロディー」は1996年5月22日に発売された、玉置浩二の10作目のシングル。
発売当初は大ヒットとはならなかったが、後に多くの歌手にカバーされはじめ広く知られるようになっていった。玉置自身も、「田園」と共に最も思い入れのある曲としてこの曲を挙げている。
本楽曲について玉置は、「いろいろと環境が変わって、その結果辛い立場にいる事になったとしても、いつも音楽だけは自分のそばにいて寄り添ってくれていた。そんな気持ちを唄にした。歌詞の中の「きみ」は僕にとっては『安全地帯』なのかもしれない。」と語っている。

田園

「田園」は玉置浩二の11枚目のシングル。1996年7月21日に『Sony Records』からリリースされた。
オリコンチャートで自身最高の2位を獲得し、年間92万枚を売り上げ1996年度の年間売り上げランキングで25位を獲得した。
「田園」の歌詞は、『安全地帯』の活動休止中の玉置が精神的に不安定であった時期を題材としている。
またこの曲は自身が出演したドラマ『コーチ』の主題歌として使用された。

MR.LONELY

「田園」の次に発表されたシングル。1年1か月ぶりのシングル発表となった。
玉置自身もこの楽曲を大切にしていて、自身のライブでは必ず歌唱する定番ナンバーだ。またライブツアーの『JUNK LAND』では、楽曲の一部をマイク無しのアカペラで披露した。
メディアで『Mr.Children』の桜井和寿と対談した際に、曲名の「MR.」についてMr.Childrenからとったと明かしている。

行かないで

玉置浩二が1989年11月20日にリリースした5枚目のシングル。
フジテレビ開局30周年記念ドラマ『さよなら李香蘭』主題歌としてリリースされる。
香港にて人気歌手のジャッキーチュンが「李香蘭」として本曲のカバー曲をリリースしたことで、香港にて国民的ヒット曲となった。
他にもカザフスタンの人気歌手がカバーした事で中東や中国本土でも高い人気を得ている。
玉置自身がライブで歌唱する機会はほとんどなかったが、オーケストラスタイルでのコンサートを行うようになってからは本楽曲がよく歌われるようになった。

玉置浩二（安全地帯）のミュージックビデオ（MV/PV）

純情

2013年4月24日に発表された玉置浩二の24枚目のシングル曲。玉置の実母に対する思いを基に作成された楽曲だ。
玉置は本楽曲について、「この歳になって、ようやく母親の事を歌ってもいいのかなって思った。」と語っている。
MVのコメントからもその思いがわかる。
「いろんなものを背負ってがんばってきたあなたと、ずっと見守り続けてくれたお母さんに捧げます。」（公式MVより）

田園

2020年3月19日に発表されたMV。
1996年7月21日に『Sony Records』からリリースされた楽曲だったが、HDリマスター版ミュージックビデオとして公開された。
動画内で玉置は農村青年や中国人、魔術師といったコスプレ姿を披露している。
それぞれのキャラクターに細かい設定が設けられていて、玉置のこだわりが感じられる。