バリハケン(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バリハケン』とは、鈴木信也によって、2008年から集英社出版の『週刊少年ジャンプ』に掲載されたギャグコメディ漫画である。作者の鈴木信也は、人気野球ギャグ漫画『Mr.FULLSWING』も手掛けており、今作は2作目の連載作品。ヤンキーとオタクという異色の組み合わせと、テンポの良いギャグが魅力となっている。
主人公はオタクで臆病な性格の高校生・御手洗団吾。ひょんなことから番長になってしまった彼が、様々なハプニングに巻き込まれていく物語である。

本来は首都高校の2年生と同年代だが、喧嘩による停学や傷害を繰り返し留年した人物。相手の武器を奪って戦うスタイルから、”百器の紋武(ひゃっきのもんぶ)”と呼ばれている。

留年してしまったことにより、同級生であった2年生たちからは仲間外れにされてしまう。仲間になるには御手洗を倒せと言われ、御手洗に直接の恨みはないものの武器を奪い抗争を仕掛けた。御手洗との勝負に敗れてからは、覇権組の2番手を自称するようになる。御手洗たちと共に、2年生との抗争に勝利してからは、仲間だった2年生の不良とも交流を持つようになった。

茶越 樽斗(ちゃこし たると)

首都高校の1年生で、御手洗とは中学からの友人。不良になる前の、暗い学生生活を送っていた御手洗を知る数少ない人物。不良ではないが、御手洗や覇権組と共に行動していることが多い。

不良に目を付けられないように御手洗が考慮した結果、番長としての御手洗の「優秀な頭脳(ブレーン)」という立場を背負うこととなった。助っ人を依頼したい部活と覇権組の橋渡し役をこなす。

狂介(きょうすけ)

首都高校の1年生で、覇権組の一員。モヒカンと頭に入っている「HELL」の刺青が特徴。部活の助っ人や不良同士の喧嘩の際には、御手洗を過剰に祭り上げ、相手を煽るような賑やかしをしている。

正則(ただのり)

首都高校の1年生で、覇権組の一員。「正則」という名前を「タダ乗り」と勘違いされ、御手洗がタクシーを降ろされる原因となったことがある。

拓(たく)

首都高校の1年生で、覇権組の一員。学校内外の不良の情報に詳しく、御手洗への伝言係を担うことが多い。

要次(ようじ)

首都高校の1年生で、覇権組の一員。早い時間に登校し、花の水やりをしている。御手洗を慕っており、毎日御手洗への弁当を作っている。

首都高校・覇那乃堕女組

磯部 巻(いそべ まき)

オタクとして活動している姿。

覇那乃堕女組を率いている時の姿。

首都高校の1年生で、スケバン集団「覇那乃堕女組」を率いる総長。学校外では、アニメやゲームが好きなオタクで、ネット上では「虹橋しゃぼん」のハンドルネームで活動している。

男性が苦手で、イケメンを見ると動揺して相手の股間を蹴ってしまう悪癖がある。その悪癖によって、いつの間にかスケバン集団から総長へと祭り上げられてしまった。まろん同盟として活動しているネット上の御手洗とは、交流サイトなどを通して仲良くしている。しかし互いに実際の姿を知らなかったため、不良の番長とスケバンの総長として活動する学校では、出会う度に罵り合うライバルのような関係を続けていた。御手洗団吾=まろん同盟、磯部巻=虹橋しゃぼんだと互いに知った際には、仲良さげに話している姿を見た堕女組のメンバーから、付き合っていると勘違いされる。

チャコ

覇那乃堕女組の一員。磯部の側近のような立ち位置。御手洗と磯部が付き合っていると勘違いし、最強のカップルが誕生したと喜んでいた。

7madaken66
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