水曜日のカンパネラ(水カン)の徹底解説まとめ
水曜日のカンパネラ(水カン)とは、史実や昔話、伝承に独自の想像・妄想を織り交ぜた歌詞を、ダンスミュージックに乗せることで独創的な世界観を展開する音楽ユニットである。2012年ボーカルのコムアイ、作曲・編曲担当のケンモチヒデフミ、ディレクターのDir.Fで結成。2017年日本武道館公演を敢行し、その後海外にも活動を展開。2021年コムアイが脱退し、新たに詩羽が参入。アルバム『ネオン』に収録の「エジソン」はTikTokでバズり、新体制となった水カンは止まることを知らない注目のアーティストである。
一休さん
一休さんは室町時代の臨済宗のお坊さんで、頓知で有名である。楽曲でのキャラクターでも頓知を利かせる存在であるが、常識は通じないパンクな僧侶で、みんなを笑わせる明るい性格で描かれている、MVでは「えんどぅ」という安室奈美恵のMVにも出演している実力派ダンサーが共演している。「えんどぅ」は少女時代のダンスカバーをして「遠藤時代」というグループを作り、実際に少女時代のLIVEにもサプライズゲストで共演した経歴を持つ。またコムアイはレディー・ガガの風貌でダンスを踊っている。曲調はメロウであるが歌詞は韻を踏んでおり、自然と体がノレる一曲となっている。
エジソン
二代目ボーカル詩羽になってからの曲である。エジソンはアメリカ合衆国の発明家・起業家で電話機や蓄音機、白熱電球などを発明し「発明王」の異名を持つ。楽曲でのキャラクターはクラブでDJをしたり、ノリで作った曲がバズるバンドミュージシャンの設定である。そんな現状に満足しておらず、やはり発明に対する欲が強く「発明王に俺はなる」とONE PIECEのルフィの「海賊王に俺はなる」を捩って断言している。曲調はハウスミュージックでラップを織り交ぜている。Tik Tokでもバズった曲で人気曲の一つである。
水曜日のカンパネラの名言・発言
コムアイ「その時やりたいことをやるのが私のルール」
「その時やりたいことをやるのが私のルール」は、Webマガジン「W2.0」で語られた、コムアイの過去の経験から生まれた言葉である。
13歳の頃、身近な大人が教師と両親しかいない環境に疑問を持ったコムアイ。ピースボートの事務所に訪れ、世界一周して地雷除去のボランティアに参加する。そこで多くの人々と出会い、人には様々な道があることを実感した。高校時代には同年代の100人に人生のルールを聞く旅に出るなど、沢山の人の考えを学び自身の考えをしっかり持った人間に成長していく。そしてDir.Fに水カンに誘われ、音楽の道へ進んだ頃、母親が癌を患う。コムアイは母親の看病をしながらも、「自分の人生は譲りたくない」「その時やりたいことをやるのが私のルール」と音楽活動に専念したそう。信念を貫く姿勢や音楽への本気度は、デビュー前から持ち合わせていた。
詩羽「自分が自分のことを好きでいられること」
「自分が自分のことを好きでいられること」はアートメディア「CINRA」のインタビューで語られた言葉である。自身を嫌悪していた高校時代、自己肯定感を高めるためにはどうすれば良いのか考えた末、「見た目から変えよう」と前髪を切り揃え、サイドを刈り上げて、口にピアスをしたという。その姿を見た周りの人間は「普通じゃない」と指摘した。詩羽は普通とはなんなのか、正解は存在するのかと考える。そして、「グレーな基準にありふれた世の中で大事なことは、自分が何を正しいと思うのかだ」という結論を出した。
曖昧な世の中で自分自身を認めてあげるには、まず「自分が自分を好きでいられること」が人生で大切なこと、と語っている。
水曜日のカンパネラの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
水曜日のカンパネラの名前の由来は水曜日に打ち合わせが多かったこと
水曜日のカンパネラの名前の由来は「水曜日に打ち合わせが多かったことや、漢字・ひらがな・カタカナ混じりにしたかったから」らしい。
コムアイの逸話「JRのポスターにステンシル・アート」
2015年11月に『ジパング』を発売した際、JR東日本とYahoo! JAPANの共同サービス『たびぴた』のポスター広告に出演したJR渋谷駅山手線外回りホーム上の大型看板に「落書きしたい……」とコムアイがTwitterで投稿したことを端緒に、本人がステンシル・アートを施した。
詩羽のエピソード「高校1年で行った奇抜なスタイルの真相」
詩羽は中学と高校で対人関係で悩むことがあり、自身のことを嫌悪するようになったという。どうしたら自身を好きになれるか思考した結果、高校1年で前髪を切り揃え、サイドを刈り上げにし、口にピアスを開けた。その後生徒指導を受けたというが、自己肯定感を高めることの何がいけないのかと先生と口論したらしい。
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目次 - Contents
- 水曜日のカンパネラの概要
- 水曜日のカンパネラの活動経歴
- 水曜日のカンパネラ結成〜インディーズ時代
- EP『UMA』でメジャーデビュー
- コムアイの脱退と詩羽の参入
- 水曜日のカンパネラのメンバー
- コムアイ
- 詩羽
- ケンモチヒデフミ
- Dir.F(ディレクター・エフ)
- 水曜日のカンパネラのディスコグラフィー
- インディーズ demo版
- 水曜日のカンパネラdemo
- 水曜日のカンパネラdemo2
- 水曜日のカンパネラdemo3
- 水曜日のカンパネラdemo4
- 水曜日のカンパネラdemo5
- 水曜日のカンパネラdemo6
- 水曜日のカンパネラdemo7
- インディーズ シングル
- ノルウェイの盛り
- モスラ(幼虫ver.)
- ラオウ
- ミツコ(セーラー服ver.)
- ニキータ(若気の至りver.)
- 金曜日の花魁/水曜日のカンパネラ×カワムラユキ
- インディーズ アルバム
- クロールと逆上がり
- 羅生門
- シネマジャック
- 安眠豆腐
- 私を鬼ヶ島に連れてって
- トライアスロン
- ジパング
- メジャー シングル
- SUPERKID
- メロス
- えいせい
- ピカソ
- ガラ
- 生きろ。
- YAKUSHIMA TREASURE
- アリス/バッキンガム
- 招き猫/エジソン
- ティンカーベル/鍋奉行
- エジソン-From THE FIRST TAKE-
- バッキンガム-From THE FIRST TAKE-
- メジャー アルバム
- UMA
- SUPERMAN
- 猫は抱くもの(オリジナルサウンドトラック)
- ガラパゴス
- ネオン
- 映像
- 水曜日のカンパネラ 日本武道館〜八角宇宙〜
- 水曜日のカンパネラの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 桃太郎
- 一休さん
- エジソン
- 水曜日のカンパネラの名言・発言
- コムアイ「その時やりたいことをやるのが私のルール」
- 詩羽「自分が自分のことを好きでいられること」
- 水曜日のカンパネラの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 水曜日のカンパネラの名前の由来は水曜日に打ち合わせが多かったこと
- コムアイの逸話「JRのポスターにステンシル・アート」
- 詩羽のエピソード「高校1年で行った奇抜なスタイルの真相」