乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(モブせか)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(モブせか)』とは、三嶋与夢が小説投稿サイト『小説家になろう』に投稿していた小説、及びそれを原作とした漫画、アニメ作品。浮島が点在する世界を舞台に、乙女ゲームに転生した主人公リオンが、ゲームの知識で自分と仲間の問題を解決する。登場人物らは、困難の中で己の未熟さに気づかされたり身分の違いに悩んだりしつつも精神的に成長していく。『小説家になろう』に投稿された原作の第2章までの内容がアニメ化され、2022年4月から6月までAT-Xほかにて放送された。

マチ★アソビカフェ5店舗にてコラボレーションカフェが開催

マチ★アソビカフェにて提供されたドリンク

東京・大阪・名古屋・眉山・北九州のマチ★アソビカフェ5店舗にて、2022年5月24日〜2022年6月5日まで『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』のコラボレーションカフェが開催された。
提供されたのは「リオン」「オリヴィア」「アンジェリカ」「マリエ」の4人をモチーフにした料理とドリンク。料理の注文でA3ランチョンマット(4人いずれかのイラスト付き)、ドリンクの注文でコースター(4人いずれかのイラスト付き)がプレゼントされた。

原作者「三嶋与夢」の小説執筆のきっかけはタッチタイピングの練習

書籍化された『モブせか』

原作者の三嶋与夢は小説を書き始める7年前にパソコンを購入。小説の執筆は「ブラインドタッチってカッケェ!」と練習を始めたのがきっかけ。タイピングソフトを買うよりも、小説投稿サイト『小説家になろう』で小説を書いていればタイピングが上達すると判断した。
最初は上手く書くことができず読者からは見向きもされなかったが、悔しさをバネに頑張った結果、書籍化の打診を受けるに至ったという。

原作者「三嶋与夢」は乙女ゲームをプレイしたことがない

本作品の主題が乙女ゲームであるにも関わらず、原作者は乙女ゲームをプレイしたことがないという。それは本作品の着想の大本が「悪役令嬢もの」であり、本来の乙女ゲームには悪役令嬢が関わる作品は少ないため。「悪役令嬢もの」とは、現世に生きる登場人物が何らかの理由(事故死、過労死など)でゲーム世界の悪役令嬢に転生し、本来の悪役としてではなく、むしろ善人として活躍する物語である。
女性に人気の高い「悪役令嬢もの」は男性が読んでも面白いものが多く、三嶋はそんな作品が書きたかったとのこと。
もちろん作品を書く前には「乙女ゲーム」を研究し、その種類の多さに驚いたと語る。

『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(モブせか)』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):伊東歌詞太郎「サイレントマイノリティー」

ED(エンディング):安月名莉子「selfish」

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