マニアックな忍たま乱太郎の裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【落第忍者乱太郎】

『忍たま乱太郎』(にんたまらんたろう)とは、日本の漫画家・尼子騒兵衛の忍者ギャグ漫画『落第忍者乱太郎』を原作としたTVアニメ。公式略称は「忍たま」。1993年から1994年にかけてNHK総合テレビで放送され、その後NHK教育テレビで長年放送されている人気作品である。原作である『落第忍者乱太郎』は1986年から2019年の33年間に渡って連載されており、連載初期しか登場していない、誰も知らないような裏設定やファンの間で囁かれている都市伝説などが多々ある。

売れっ子忍者として有名人の彼ですが、実は腕前は父親である山田先生にやや劣っているようです。

これは、アニメの16期の第65話での描写から分かった事ですが、仕事中に山田先生に捕縛されたことがあるからです。

最も、彼自身は父親の存在に気づいていたようで、本気の逃げではなかったようですが、殺していたはずの気配を察知されるなど、未熟な面もあるようです。

また、この描写からフリーの忍者としてやっていける程の実力者を、容易く捕まえる山田先生の実力が凄いことが分かります。

ヘムヘムについて

もはや妖犬レベル

ヘムヘムは学園長の現役時代に彼と出会い、以来片時も離れず傍に居ます。

そのため、年齢も相当な高齢の筈…なのですが、中の声優が交代したこともあって、むしろ若返りしている感さえあります。

通常、犬の平均寿命は10数年であり、しかも戦国時代の当時の平均寿命は7~8歳でご長寿と言われるほどでしたから、如何にヘムヘムが特異な存在なのか分かると思います。

ちなみに、記録が残っている飼い犬での最高齢の記録は29歳5ヶ月で、人間なら130歳を超える計算になります。

ヘムヘムは忍犬ならぬ妖犬なのかもしれません。

驚異の耐久性

視聴者にとっては、学園の半鐘に頭突きして定時を知らせる描写がお馴染みかと思いますが、硬い鐘に頭突きしても平然と笑っており、驚異の石頭ぶりを見せています。

最も、頭突きでなければ鳴らせないわけでなく、緊急時には普通な鳴らしていますが。

この耐久性は頭のみならず体内も同程度の強さらしく、初期のアニメでは石火矢を飲み込んで体内に爆発させても平然としている等の描写が見られました。

しかしながら中の声優交代とアニメ全体の作風変化もあって、最近ではこの耐久性ぶりは余り披露されなくなっています。

ヘムヘムと鳴く理由

出典: mblg.tv

忍たまに詳しい人であれば今更感が漂うトリビアですが、初見の方にも説明すると、ヘムヘムのトレードマークである「ヘムヘム」という鳴き声は、実は矯正して生まれたものです。

学園長と出会った直後は普通に鳴いていたのですが、忍びであった学園長から「ワンと鳴いては敵に気付かれるから一緒には居られない」と告げられ、学園長と一緒に連れ添いたい余りに鳴き声を日夜矯正して無理やり作り上げたものなのです。

見上げた忠犬心ですが、その故に学園長との絆は本物で、偶に喧嘩をしても直ぐに仲直りします。

元ネタとの奇妙な関係

ヘムヘムはアニメのオリキャラですが、元ネタがあります。

原作に登場する「ゼニの花は白い号」という犬をモチーフにしているとされています。

この犬、悪徳高利貸しの番犬であり、主人公たちを追い回す強敵なのですが、これを味方側に改変したのは制作サイドの良英断と言えるでしょう。

そして元ネタの「ゼニの花は白い号」は、なんとアニメ本編に登場したことがあります。

通常、キャラ被りを避けるために元ネタキャラがアニメに登場するのは珍しいのですが、ヘムヘムと鉢合わせになったらどうなるのでしょうね?

食堂のおばちゃんについて

出典: ameblo.jp

実は自分がお残ししたことがある

出典: yaplog.jp

普段から自身が作った学食の献立のお残しは一切認めないことに定評がある彼女ですが、実は彼女自身が自分で作った献立をお残してしまったことがあります。

それは、自身が風邪を引いていた時、誤って味噌汁に自身の鼻水を混入させてしまい、そのまま証拠隠滅させたという、あまりキレイではない逸話の回の時です。

おばちゃんはそれを黙って皆に食べさせましたが、自身は一切その味噌汁を口にしませんでした。

中々怖いエピソードです。

お残しが出来る方法がある

お残しを許さないが謳い文句のおばちゃんですが、実はお残しできる例外が2つほどあります。

1つは誰かに食べてもらうというもので、土井先生の練り物をきり丸がよく食べていました。ちなみに乱太郎はしんべえのワカメを食べています。

もう1つは、「食い逃げ」ならぬ「お残し逃げ」をするというもので、血眼になって追いかけてくるおばちゃんから逃げ切ったらお残しできるというものです。

ただしおばちゃんの体力が尽きるまで逃げ切る必要があり、名だたる忍者たちもことごとく捕まっているので、オススメできる方法ではありません。

愛用の包丁は妖刀製

食堂のおばちゃんが現在使用している包丁は、実は普通の包丁ではありません。極楽丸と呼ばれる妖刀を打ちなおした物です。

この極楽丸は、無性に野菜を斬りたくなると言う変な特性をもっていましたが、主役三人組によって破損させられたため、元の持ち主がおばちゃん用の包丁に打ちなおしたのです。

そのため、研ぐ際は普通の砥石でなく、それなりの打ち師に打ちなおしてもらう必要があります。

ちなみに、できたばかりの包丁は凄まじい切れ味で、地球を一刀両断したことがあります。

実は正体不明

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@shining_dark1227

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