クイーンズ・ギャンビット(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『クイーンズ・ギャンビット』とは、2020年10月23日にNetflixで配信が始まったドラマである。原作はウォルター・テヴィスが書いた小説『クイーンズ・ギャンビット』だ。第73回プライムタイム・エミー賞では、作品賞リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/テレビ映画部門を受賞。事故により唯一の身寄りだった母を亡くし、9歳で孤児になった主人公ベス・ハーモン。養護施設でチェスと出会い、才能を開花させる。アルコール・薬物依存と戦いながら、男性社会のチェスの世界でトップにのぼり詰めるまでの物語。

ベニーの友人。チェスプログラムを好んでやっている。アーサーとともにベニーの家でベスのチェスの特訓に付き合う。

アネット・パッカー(演:エロイーズ・ウェッブ)

珍しい女性のチェスプレイヤー。ベスが初めて出たケンタッキー州大会の初戦の相手。チェス公式戦での時計の扱い方、メモの書き方、駒を動かすマナーを教え、この大会中に初潮を迎えて戸惑うベスを助けてくれる。自分と対局したベスが勝ち上がっていくのを誇りに思っている。ベスが再びケンタッキー州での大会に参加する日に駆けつけて、声をかけてくれる。その時のベスは、アルコールや薬の依存症が悪化していて、雰囲気が変わっていたが、会った時と変わらずに尊敬の眼差しを向け、ベスを戸惑わせた。

ゲオルギ・ギレフ(演:ルイ・アシュボーン・セルキス)

日本語吹き替え:鵜澤正太郎
ソビエトの13歳のチェスプレイヤー。とても礼儀正しい。メキシコ大会でベスと5時間以上の接戦を繰り広げる。

ルチェンコ(演:マーカス・ローゲス)

元世界チェスチャンピオン。モスクワでの大会で、ボルゴフの前にベスが対戦する相手。ボルゴフとも繋がりがあり、ベスとの対局が中断になると、その先の戦法を話し合う。大会ではベスに負け、最強のチェスプレイヤーと戦えたと言う。喜ぶベスに、すぐに言われ慣れると笑う。優しくて紳士的。

ヴァシリー・ボルゴフ(演:マルチン・ドロチンスキ)

ソ連のチェス世界チャンピオン。常に警護がついている鉄仮面の男。ベスに唯一戦うことが怖いと言わせた。機械のようにミスなく駒を動かす。メキシコ大会でベスと初めて対局するが、あっさりベスを負かした。パリでの大会では、二日酔いのベスの異変に気付き、厳しい目を向ける。モスクワでの大会でベスと3度目の対局。2日に渡る接戦を繰り広げ、ついにベスに負ける。負けたボルゴフは鉄仮面を崩して微笑み、ベスを抱きしめてくれる。

その他

ボルゴフの妻(演:ヤニナ・エルキン)

ボルゴフの妻。ボルゴフへの通訳も担当する。

ブース氏(演:ジョン・シュワブ)

アメリカの国務省からベスの護衛のために派遣されてきた男性。

エド・スペンサー(演:ブルース・パンドルフィーニ)

チェス大会のトーナメントディレクターを務める。

『クイーンズ・ギャンビット』の用語

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