春の呪い(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『春の呪い』(はるののろい)とは、2016年1月から2017年1月まで小西明日翔が『月刊コミックZERO-SUM』(一迅社)にて連載していた恋愛漫画である。テレビドラマ化され、2021年5月からテレビ東京系列で放送された。主人公の「立花 夏美(たちばな なつみ)」は最愛の妹の「立花 春(たちばな はる)」を癌で亡くし、妹の恋人であった「柊 冬吾(ひいらぎ とうご)」と交際することになる。春への罪悪感の中で惹かれ合う二人の複雑な心情が魅力的な作品である。
中学時代、正月の親戚の集まりで篤実に女性の好みを聞かれた冬吾は「あえて言うなら…静かで騒がしくない…前に出過ぎない女がいいです…髪は…長いと鬱陶しいのでどちらかと言えば短いほうが…」「あとはまあ…自分と同程度の学力だと会話がしやすいので…ありがたいですが…」と言う。篤実は「つまり物静かで頭のいいショートカットの大和撫子か」と解釈していた。冬吾のタイプの女性像は春にぴったりであったが、冬吾は理想とは真逆の夏美を好きになるのであった。
『春の呪い』の主題歌・挿入歌
主題歌:tricot『いない』
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目次 - Contents
- 『春の呪い』の概要
- 『春の呪い』のあらすじ・ストーリー
- 春の死
- 冬吾の嘘
- 死んでから知る春の本音
- 冬吾と夏美の本音
- 『春の呪い』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 立花 夏美(たちばな なつみ/演 :髙橋ひかる、11歳時:白鳥玉季)
- 柊 冬吾(ひいらぎ とうご/演 :工藤阿須加、幼少期:後藤成貴)
- 立花 春(たちばな はる/演 :桜田ひより、幼少期:田中乃愛)
- 立花家と柊家の人々
- 夏美と春の父(演 :飯田基祐)
- 夏美と春の実の母(演:近藤奈保希)
- 夏美と春の義理の母(演:河井青葉)
- 立花 海斗(たちばな かいと)
- 冬吾の母(演:高島礼子)
- 柊 篤実(ひいらぎ あつざね/演:薬丸翔)
- 『春の呪い』の原作とドラマ版の相違点
- 夏美と春の実の母親
- 柊家と立花家の初対面
- 春のホラー演出が追加
- 夏美のバイト先
- 交際を申し込む場
- 夏美の移動手段
- 冬吾が夏美を抱き寄せるシーン
- 『春の呪い』の用語
- 冬吾と春が訪れた場所
- 旧相馬(そうま)庭園
- バッティングセンター
- 春の高校と冬吾の大学の間にある喫茶店
- 冬吾と春が訪れなかった場所
- 夏祭り
- 冬吾と夏美の新天地
- 『春の呪い』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 夏美「…春 いつかお姉ちゃんと一緒に二人で暮らそうか お姉ちゃんお金ためるからさ ふたりで」
- 夏美「頭から離れん… 呪いみたいだ…」
- 冬吾の母「そう だから冬吾も小学校を卒業して中学校を卒業して高校を卒業したらここに通うのよ 絶対に」
- 春「もし二人を引き離せるのなら…どちらかを連れていけるならわたしは姉を連れていく 姉を地獄に道連れにしてでも…彼には生きて幸せになって欲しい だから写真だけでいい 写真だけでもわたしは彼を連れていきたい」
- 冬吾「夏美 お前が好きだ 俺はお前が欲しい…!」
- 夏美の義母「10年前は急に娘二人が出来るなんてと思ったのに… まさかこんなにも急に娘二人がいなくなるなんて…」
- 『春の呪い』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 夏美と冬吾の共通点
- 実は冬吾には兄がいた
- 自分の理想とは真逆の女を好きになる冬吾
- 『春の呪い』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:tricot『いない』