マニアックな大乱闘スマッシュブラザーズの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズとは、ハル研究所が開発し、任天堂より発売された対戦アクションゲームシリーズである。国内外の人気キャラが集うクロスオーバー作品であり、参戦を機に原作の知名度が向上する現象も生んでいる。本作には世界観を深める裏設定や都市伝説、開発秘話が数多く存在し、敵の正体に関する考察や特定操作での小ネタなど、細部までこだわり抜かれた仕掛けが魅力だ。こうした制作の裏側を知ることで、作品の魅力をより一層楽しむことができるだろう。

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出典: seiga.nicovideo.jp

東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授の手がマスターハンドやクレイジーハンドの正体であるという話は、インターネット上で広まった有名な俗説だった。
実際には、スマブラにおけるマスターハンドは「この世界(スマブラの世界)」と「外の世界」を繋ぐ象徴的な存在であり、現実世界の人間が人形遊びをしているイメージを具現化したものであると公式に語られている。一方、川島教授の手はニンテンドーDSソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」のパッケージやゲーム内で、ペンを持つ手や解説のシンボルとして登場している。
両者とも「白い手」という共通点があること、また川島教授のゲームとスマブラがいずれも任天堂のヒット作であったことから、冗談混じりに結びつけられて広まった都市伝説のようなものである。公式にそれらが同一のモデルであると発表された事実は存在しない。

いつまでも決着がつかない場合の最終的なルールとして「コントローラの接続順が1Pに近い方が勝者」になる

出典: www.nicovideo.jp

対戦終了時に1位のポイントが並んだ場合はサドンデス戦によって決着が図られるが、そのサドンデス戦においてさえ複数のキャラクターが同時に撃墜された場合には、最終的な判定ルールが存在する。
その基準は「ポート番号(コントローラの接続順)が1Pに近い方が勝者になる」というものである。つまり、3Pや4Pのプレイヤーよりも1Pや2Pのプレイヤーが優先される仕組みになっており、システム上は若い番号の方が有利に設計されていた。
とはいえ、サドンデスで完全に同時に決着がつくという状況は極めて稀であり、日常的な対戦でこの不平等さを実感することはほとんどない。

画面の四隅の白い"┌"は命綱

出典: videolike.org

レインボークルーズやビッグブルーなどの強制スクロールステージで見られる、画面の四隅にある白いカギ括弧(┌ ┐)のようなフレームは、バグではなく意図的に配置されたガイド表示である。
強制的に画面が動くステージでは、プレイヤーが画面の中央や自分の位置、そしてミスになる境界線を見失いやすいため、このフレームが安全な視界の範囲を示す目印として機能していた。特に、どこまで画面の外に出るとミス(撃墜)扱いになるのかという「ミスライン」を分かりやすく提示する役割があり、激しい乱闘の中でもプレイヤーが状況を把握しやすくするための親切設計だった。

プリンの英語名は「Purin」ではなく「Jigglypuff(ジグリパフ)」

出典: www13.atwiki.jp

ポケモンの名称は国ごとにローカライズされており、必ずしも日本語のカタカナ表記と一致するわけではない。ピカチュウ(Pikachu)やミュウツー(Mewtwo)のように世界共通の響きを持つものがある一方で、プリンの英語名はJigglypuff(ジグリパフ)と名付けられている。これは「揺れ動く」を意味するJigglyと「ふっくらした」を意味するpuffを組み合わせた造語である。

進化系統もこの命名規則に基づいており、ププリンはIgglybuff、プクリンはWigglytuffと、韻を踏んだ名前になっている。また、プリンは多言語でも独特の名称を持っており、ドイツ語ではPummeluff(プメルフ)、フランス語ではRondoudou(ロンドゥドゥ)、中国語では胖丁(パンディン)と呼ばれる。このように、各地域の言語感覚に合わせてポケモンの特徴が名前に反映されている。

「fire」のカナ表記に「ファイア」「ファイアー」「ファイヤー」などバラつきがある

出典: www.ssbwiki.com

「fire」という英単語は、スマブラ内の各要素において異なるカタカナ表記が混在している。
最も一般的な表記は「ファイア」であり、マリオやルイージの「ファイアボール」、アイテムの「ファイアフラワー」、フォックスの「ファイアフォックス」などがこれに該当する。一方、作品タイトルである「ファイアーエムブレム」では、伝統的に「ファイアー」と末尾を伸ばす表記が採用されている。また、ポケモンの「ファイヤー」や、ネスの「PKファイヤー」においても「ファイヤー」と記述される。
興味深い点として、ネスの「PKファイヤー」は、原作である「MOTHER」シリーズにおいては「PKファイアー」と表記されていた。スマブラに参戦するにあたって、他のシリーズとのバランスや当時の基準により表記に変更が生じた、非常に細かな差異の一つである。

『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

スマブラDXのオープニングムービーに隠された暗号

スマブラDXのオープニングムービーには、作品のタイトルにちなんだ隠し要素が存在する。中盤のポケモンたちが集合している場面を注視すると、アンノーンの中に「S」と「B」の形をした個体が紛れ込んでいる。これは本作のタイトルである「Smash Brothers」の頭文字を表現したものであった。こうした細部へのこだわりは、開発陣による遊び心の一つとしてファンの間で知られている。

フィギュアのディスプレイの背景にはファミコン用やスーファミ用などのスマブラが置いてある

出典: blog.livedoor.jp

スマブラDXにおけるフィギュア名鑑のディスプレイ背景には、実際には存在しないファミコン用やスーパーファミコン用のスマブラのソフトが置かれている。これらはあくまで演出上の小道具であり、実際にプレイすることはできないものの、シリーズの歴史を想起させる遊び心のある仕掛けとなっている。
また、言語設定を英語に切り替えると背景の小物が一部変更される仕様となっており、海外版のパッケージデザインに合わせた細かな違いを確認することが可能だった。

ゼルダは変身で瞳まで変化している

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