『クローズ』『WORST』の武装戦線・初代～二代目の構成員・エピソードまとめ

たった四人から始まった

当時周りの有名チームからいくつも勧誘を受けていたにも関わらず自由を追い求めた鈴木恵三。
信頼できる3人の仲間と共に、大島永三、長谷川定政、門田陽一の4人で結成された「初代武装戦線」
後に初代としてのメンバーは19名にまで増える事となるが、戸亜留市にいくつもあるチームの中でも恐れられる存在となった。

初代から所属した菅田和志が後に二代目頭となる。

すずき けいぞう

初代武装戦線頭。

当時最大勢力であった百鬼を始めとするいくつものチームから勧誘を受けるほどの実力者だったが、どこかのチームに入らないと満足に道も歩けない現状に納得がいかず、自由を求め自分達のチーム「武装戦線」を結成した。

百鬼との抗争の繰り返しの末に、当時の百鬼総長・中條アキラに認められ、やがて街で勢力を伸ばしていった。

中学時代から、大島永三と共に「西のA三、東のK三」と恐れられた実力者。

おおしま えいぞう

武装戦線結成メンバー。
結成時は鈴蘭高校1年、20期生。
かつては鈴木恵三と共に「西のA三、東のK三」として恐れられ、恵三は良きライバル。
子供が怖がるほどの強面で、タイマンでは引退まで無敗を誇り、実力は恵三よりも上だった。
恵三が本気でチームを作る気があるのかどうか試すため百鬼への殴りこみをけしかけ、途中から自らも殴りこみに参加、武装戦線に正式に加入した。
後の鈴蘭第22期生・桂木源次郎の2歳上の先輩。

かどた よういち

武装戦線結成メンバー。
中学時代は長谷川定政と共に頭を張っており、長谷川と常に行動を共にしていた。
鈴木恵三をライバル視していて、恵三にタイマンを挑んでは敗北していた。
恵三に誘われ長谷川と共に初代武装入りを決意した。
武装戦線を結成した事で、長谷川と共に連日袋叩きにあうも決して心が折れる事はなかった。
実家は古着屋で、ライダースジャケットをメンバーのスタイルに組み込むことを提案した。

はせがわ さだまさ

武装戦線結成メンバー。
門田陽一と共に恵三から最初に武装戦線結成の話を持ちかけられた初期メンバーである。
中学時代は二中でモンタと共に頭を張っていた。
当時、焚八商業に通っていたが、武装戦線結成を快く思わない先輩や、百鬼のメンバーらに連日袋叩きにあうが、決して心は折れなかった。
「WORST外伝」では、戸亜留市に唯一残っている初代メンバーとして登場。
四代目の鮫島義一を介する形で出会った一善と円城に、初代武装の話を語って聞かせた。
恵三がチームを武装戦線と名付けた時のメモを自宅に大事に飾っている。

にしだ しょうへい

初代武装戦線メンバー。
恵三、モンタ、長谷川の友人で、中学卒業後はバイクで日本中を旅するという夢をかなえる為、高校には通わずフリーターをしていた。
古くからの友人であったが、西田が夢を叶える為に、恵三達は武装戦線への勧誘をする事はなかったが、しかし恵三らが抗争の繰り返しで傷だらけになっている姿を見過ごすことができず、望んでチームに加わった。

みやぎ けんご

初代武装戦線メンバー。
加入時は鈴蘭高校1年で、永三の同級生だった。

おざわ しんきち

初代武装戦線メンバー。
加入時は鈴蘭高校1年で、永三の同級生だった。
武装戦線が軌道に乗り始めた頃、爆帝利亜の幹部、山上によって重傷を負わされる。

すがた かずし

武装メンバーのバイクからガソリンを盗もうとして痛めつけられた幼馴染みの九能兄弟の仇討ちに、木刀を手に単身武装戦線に殴りこみをかけ、誤解を解いて恵三と交友を結ぶようになり、初代武装戦線へと加入する。

後に二代目頭を襲名する事となる。

引退直前に事故で他界したが、円城からは偉大な二代目と称されており、今もその威光は衰えていない。

クローズ原作において、回想シーンにのみ登場。
二代目時代、九能秀臣のやり方に納得がいかなかった阪東秀人にとって唯一の良き理解者だった存在。

たどころ たろう

菅田和志と同じく、見習いとして初代武装戦線に出入りするも、心の弱さゆえに正式メンバーとして認められず苦悩していたが、菅田と当時中学生だった林田恵のタイマンを見て覚醒。
その後の初代武装とスケルトンとの抗争における功績を認められ、正式に初代武装のメンバーとなる。