EVE rebirth terror(イヴ・リバーステラー)のネタバレ解説・考察まとめ

『EVE rebirth terror』とは、シリーズ1作目となる『EVE burst error』のリマスター版である『EVE burst errorR』を制作したEl Diaが開発したゲーム作品。従来作品と同様、主人公である天城小次郎と法条まりなの二人を入れ替えながらゲームを進めていくマルチサイトシステム。舞台は『EVE burst error』の1年後、小次郎とまりなはそれぞれ別の事件を追いかけながら奔走するが、やがて一つの結末に結び付くことになる。

Lose ONE

Nシステムを基に開発されたナノマシン技術で、感染するとNシステムよりさらに細かいナノマシンが精神や記憶などに作用し、洗脳させることも可能とされるシステム。空気感染させることができ、感染者は自我を失い、「女王アリ」となる特定の人物のみに従うようになる。感染した者の臓器の活動を停止させ、自死をもたらすこともできるが、体内の「Lose ONE」は数日後には尿と共に排泄されてしまうという特徴も持つ。
「Cプロジェクト」の失敗によりエルディアでの研究は中断されていたが、橘桜花はピリオドで独自に研究を続け、ドールマンの記憶を持つヴィーネ・フラルも橘公彦と共にOIF社で研究を続け、完成させた「Lose ONE」は橘桜花の手に渡った。

『EVE rebirth terror』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『EVE burst error』とのつながり

『EVE rebirth terror』は、『EVE burst error』の1年後を描いた物語となり、直接的な続編として背景が流用されていたり、BGMも『EVE burst error』の曲がアレンジして使われているなどから世界観のつながりが感じられる。『EVE burst error』で詳しく明かされなかったストールマンの遺産についてなどを詳しく掘り下げているため、『EVE burst error』プレイ済みでなければ意味が分からない用語や人物名などもある。
『EVE burst error』のラストはほの悲しいエンディングだったが、『EVE rebirth terror』では感動的なハッピーエンドを迎える。

担当声優の変更・設定の違い

声優は続投が多いものの、担当声優が亡くなっている甲野本部長や桂木弥生には新しい声優が充てられている。『EVE Lost One』で主人公を務めた桐野杏子も出演しているが、声優の変更や細かい設定の違いがある。

「Lose ONE」は「LOST ONE」ウイルスのオマージュ

今作に登場する「Lose ONE」は、『EVE Lost One』の「LOST ONE」ウイルスのオマージュとされていて、ストーリーも『EVE burst error』のように殺人事件を追っていくというよりも、それぞれの視点で脅威となる「Lose ONE」の謎を解き明かしていくという面からも『EVE Lost One』を彷彿とさせる。

『EVE ZERO』との共通点と変更点

『EVE burst error』より過去を描いた『EVE ZERO』に出演しているシャサ・ノバルティスやガイギー社といった名前も登場しており、過去作をプレイしてきた人にとってはニヤリとできる場面もある。

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