レジィ・スター(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
レジィ・スターは、『週刊少年ジャンプ』の大人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。死滅回遊編で登場したキャラクター。1,000年ほど前の術師であるが、羂索と何らかの契約を交わし、受肉したことで現代に蘇った。東京第1結界にて「死滅回遊」に参戦。羂索の本当の目的が不明瞭なため、不測の事態に備えて仲間を集め得点を集めていた。奇抜すぎる服装や小物臭い言動から初登場時は噛ませキャラではないかと読者に言われていたが、実力は本物。伏黒恵を重症に追い込ん末、最後には敗れ死亡した。
レジィ・スターのプロフィール・人物像
種別:過去の術師
最速!キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第1回キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第2回キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
CV:アニメ未登場
レジィ・スターは、『週刊少年ジャンプ』の大人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。夏油傑(げとう すぐる)の体を操り、自身の野望を叶えるために暗躍する1,000年前の術師・羂索(けんじゃく)が引き起こした「死滅回遊」の泳者(プレイヤー)として登場したキャラクターだ。
初登場時はパンツ一丁姿。左腕に不退転という文字が刻まれており、顎髭を貯えたイカツイ顔つきからヤクザものを連想させる。戦闘時は蓑のようなものを羽織っていた。これだけでもかなり奇抜なファッションであるが、この蓑が実はレシートや領収書で作られていることが明かされ読者を騒然とさせた。さらに麗美(れみ)という女性術師を取り込んで囮に使うなど、姑息な真似をすることや小物臭漂う喋り方から、対戦相手である呪術高等専門学校(以下、呪術高専)東京校1年生の伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)の強さを描くための噛ませキャラだと考察されていた。
しかし読者の予想を裏切り、術師としての実力は相当のものだったことが判明する。鋭い洞察力や観察眼を持っており、相手の思惑を先まで読む思慮深さもある。契約を再現するという生得術式「再契象(さいけっしょう)」や、領域を中和する効果を持つ古の術「彌虚葛籠(いやこつづら)」を用いて、伏黒を翻弄し重症に追い込む。伏黒がかなり苦戦を強いられたところから察するに、その実力は現代の1級呪術師相当かそれ以上だと思われる。
初登場時の所持得点は41点。得点は術師5点、非術師1点という区切りであるため、非術師も手にかけていることがわかる。「死滅回遊」のルールから羂索の思惑を考察し、強者だけが生き残った「死滅回遊」に羂索が何らかの”爆弾”を投下して「死滅回遊」がその役割を終えると結論付けた。そのため強い仲間を集めながら得点を貯めるという方針を取っている。伏黒が遭遇した時点では麗美、黄櫨折(はぜのき いおり)、針千鈞(はり ちづる)の3人の仲間がおり、針の得点も28点と端数があることから、非術師を巻き込むことに抵抗はないと見られる。
伏黒をを仲間にしようとしたが、交渉は決裂。そのまま戦闘にもつれ込んだ。激闘の末、伏黒に重症を負わせるに至るが、最後には敗れる。今際の際の善行だと言って伏黒に得点を全て譲渡した後死亡した。
レジィ・スターの呪術・能力
術式:再契象(さいけっしょう)
契約を再現することができる術式。本人曰く、「表現が難しいが『契約の再現』」であるので、「契約の再現」というのも少しニュアンスが違うようである。
レシートや領収書などの契約書に当たるものに記載されている内容を具現化して使用することができる。作中では包丁やガソリンを購入したレシートを使ってそのものを召喚したり、「五つ星ホテル『星空亭(ほしぞらてい)』2泊3日オイルトリートメント付」の領収書を使って自身を「ゆぅーーーっくり温泉に浸かって体をほぐし、ぐっすり2日間体を休めた状態」にして回復するといった芸当を見せた。
また召喚したものは式神に近い扱いになり、簡単な命令であれば動かすことが可能である。これによって包丁を飛ばして攻撃したり、車に自身を助ける動きをさせたりすることができる。命令を与えられたものはレジィの命令を実行した後すぐに消えてしまうが、命令をしていないものは長時間具現化しておくことが可能だ。先に召喚したものに対する命令を後回しにするなどすれば、相手の虚を突くこともできる。
ただし発動には「契約書を呪力で焼ききる」という条件があるため、レシートや領収書が濡れると術式が使用できない場合がある。
彌虚葛籠(いやこつづら)
呪術の極致と言われる「領域展開」に対抗するための技「彌虚葛籠(いやこつづら)」。
「領域展開」は術師の中でも使えるものがごく僅かしかいない。そのため「領域展開」を体得していない術師が、相手の領域内に引きずり込まれた場合は高確率で敗北する。そこで平安時代の術師・蘆屋貞綱(あしやさだつな)が「シン・陰流(かげりゅう)」という呪術流派を創設。相手の領域の中に自らを守る領域を作ることで身を守る「簡易領域(かんいりょういき)」という技を編み出した。レジィが使用した「彌虚葛籠」は、このシン・陰流「簡易領域」の原型となった技だという。
「彌虚葛籠」は領域の”結界”を中和し、領域に付与された必中効果を打ち消す性能を持っている。ただし術式そのものを中和することはない。
レジィ・スターの来歴・活躍
1,000年ほど前
平安時代に創設された「シン・陰流」の「簡易領域」の原型となった「彌虚葛籠」を使用できるところ1,000年ほど前の術師だと考えられている。現代日本の呪術の要・天元(てんげん)のことも知っており、「あの引きこもり」と表現していることも1,000年前の術師だと思われる要因だ。
「死滅回遊」をしかけた羂索となんらかの形で接触し契約。ただ何か目的があって「死滅回遊」に臨んだような描写はなく、自身を「ただの野次馬」だとし、羂索の起こす「死滅回遊」という騒乱を見たかっただけの可能性がある。羂索の考えや思いに同調している様子もなく、伏黒との戦いでは「羂索と仲良し小好しじゃない」と言っていた。
死滅回遊編
伏黒恵との戦闘
受肉により現代に蘇ったレジィは、東京第1結界にて「死滅回遊」に参戦した。初登場時の所持得点は41点。得点は術師5点、非術師1点という区切りであるため、非術師も手にかけていることがわかる。
協力者の女性術師・麗美がアジトにしているマンションに連れてきた伏黒と伏黒が術式「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」で召喚した犬の式神「玉犬・渾(ぎょくけん・こん)」を見て、伏黒の実力を見抜き仲間にしようとする。自身が考察する羂索の真の目的、「死滅回遊」という儀式の解釈を伏黒に語った。しかし交渉は決裂。レジィは向かってくる「玉犬・渾」を返り討ちにしその実力を見せつけた。他の協力者である黄櫨と針も加わっての戦いが始まり、伏黒は追い詰められていく。その途中、「死滅回遊」の泳者についている式神・コガネが「泳者同士で得点の譲渡が可能」という新たなルールが追加されたことを告げた。伏黒と一緒に東京第1結界に参戦した虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)がルールの追加に成功したのだ。伏黒はそれを聞くやいなや自分が東京第1結界で果たすべき目的はもうなくなったとし、針を殺す。仲間を殺されて得点が減った分、レジィは伏黒を殺して失った得点を取り返そうと戦闘に本格的に参加し始めた。
突然現れたお笑い芸人術師・髙羽史彦(たかば ふみひこ)が伏黒に加勢。髙羽が黄櫨と戦い、レジィは伏黒と戦うことになる。自身の生得術式「再契象」を使って包丁を召喚して攻撃したり、高級ホテルの領収書を使って自身の疲れを癒やしたりとバラエティに富んだ戦いを見せた。そして「逃げる」と宣言した伏黒を召喚した原付バイクで追跡した。総合体育館に逃げ込んだ伏黒を見て、何か策があるのではないかとレジィは警戒するが、再び追いかけっこをするのも面倒だったので、伏黒の誘いに乗り体育館に足を踏み入れる。そこでレジィは伏黒の「領域展開・嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を目の当たりした。伏黒の領域に付与された必中効果を打ち消そうと、レジィは領域中和のための奥義「彌虚葛籠」を発動させる。伏黒の術式を防いだとレジィは確信したが、「嵌合暗翳庭」は未完の領域であり必中効果はなかった。そのことでレジィに隙が生まれ、伏黒はそれを見逃さなかった。伏黒は「領域展開・嵌合暗翳庭」で底上げした自身の生得術式「十種影法術」でレジィを追い詰めていく。
お互いが策を弄し、最後の読み合いに勝利したのは伏黒だった。レジィは伏黒の「玉犬・渾」に意表を突かれ左耳から肩にかけてのあたりを食いちぎられる。大量の失血をし自身の死期を悟ったレジィは、所持していた得点41点を伏黒に譲渡した。レジィはそれを今際の際の善行とするも、伏黒に「オマエは運命に翻弄され道化となって死んでくれよ」と呪いとも取れる言葉を残し死亡した。
レジィ・スターの関連人物・キャラクター
伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)
CV:内田雄馬
呪術高専東京校1年生。初登場時は2級術師であり、渋谷事変の直前に1級術師への推薦を受けた。父親が呪術界のエリート家系・御三家の1つ禪院家(ぜんいんけ)の出身であり、自身は伏黒姓でありながらその血を引いている。禪院家の相伝の術式の1つである「十種影法術」を継承しており、呪術の極致「領域展開」まで体得している天才児。呪いの王である両面宿儺(りょうめんすくな)にも興味を持たれており、特級呪霊を単独で撃破できる実力を持っている。
謎の呪いによって眠りについていた義理の姉である伏黒津美紀(ふしぐろ つみき)が、「死滅回遊」の泳者に選ばれていたことが発覚。呪術師として「死滅回遊」を平定するという使命はあるが、それよりも津美紀を守るという意識が強い。同級生の虎杖や呪術高専東京校の先輩達と共に自ら「死滅回遊」に参戦し、津美紀が「死滅回遊」に参加しないで済むよう奔走する。その過程で麗美と出会い、罠にかけられる形でレジィと出会った。仲間になれというレジィに頷くはずもなく戦闘に突入。激闘の末にレジィに勝利し、得点41点を譲渡された。
伏黒恵(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)は、『呪術廻戦』の登場人物で、呪術の名門禪院家の血筋を引く麒麟児。東京都立呪術高等専門学校の一年生にして二級呪術師の資格を有し、主人公虎杖悠仁とはクラスメイト。
一見するとクールで真面目な優等生ながら、内には激しい情動を秘める。善人だった姉が呪いによって倒れたことが呪術師を目指す動機となっており、最強の呪術師五条悟に師事する。自身を救うために特級呪霊両面宿儺の宿主となった虎杖を庇い、彼の善性と呪術師としての潜在的な才能を信じて、宿儺の力を求めるあまたの敵と戦っていく。
黄櫨折(はぜのき いおり)
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「乙骨憂太 vs. 夏油傑」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。同作最後の戦いであり、『呪術廻戦』本編にも大きな影響を与えている。 強大な怨霊と化した幼馴染の祈本里香に呪われた乙骨は、東京都立呪術高等専門学校に入学して里香を御する術を学び始める。呪術師の楽園を作ることを目論む夏油は、里香を自身の使い魔とするため乙骨の抹殺を画策。幼馴染への愛と呪術師の未来を懸けて、両者は激突する。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公である虎杖、ベテラン術師である七海の両名と凶悪な呪霊である真人との間に最初の因縁が生まれた戦いである。 映画館で呪霊による死者が発生し、虎杖は七海と共にこの調査に赴く。その犯人は真人という強大な呪霊で、なぜか吉野順平という学生と行動を共にしていた。真人を追う七海から順平のことを調べるよう命じられた虎杖は、彼に接触して次第に友人になっていく。
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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。
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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。
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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。
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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。
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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ
禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。
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