劇場版ポケットモンスターミュウツーの逆襲（EVOLUTION）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.10.24

『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は、2019年7月12日公開の『ポケットモンスター』の劇場版映画第22作目。第1作目『劇場版ポケットモンスターミュウツーの逆襲』を全編フル3DCGで描いたリメイク作品。人間に造られたポケモンであるミュウツーが、自身を生み出した人間への憎悪に駆られ、主人公サトシやポケモンたちと対立を繰り広げる。”命”や”自己の存在意義”をテーマにしたストーリーは『ポケモン』映画の中でも評価が高く、市村正親や小林幸子など旧版に登場したキャストも再登壇したことで話題を集めた。

『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』の登場人物・キャラクター

ロケット団のムサシ（左）、コジロウ（右）、ニャース（中央）

声：林原めぐみ
ロケット団の一員。サトシ宛ての招待状を見つけ、ピカチュウを狙ってコジロウやニャースと共に船乗りを装うも嵐だった為に失敗。その後もサトシ達の後を追ってポケモン城に潜入する。

コジロウ

声：三木眞一郎
ロケット団の一員。サトシ達と共に海に投げ出された際、相棒のどくガスポケモン・マタドガスの浮遊力を浮き輪代わりにして生き延びる。
リメイクではラプラスの船でムサシとニャースと共に現れた。

ニャース

声：犬山イヌ子
ロケット団の一員。2足歩行をし、人間の言葉を喋るポケモン。本作でもポケモンの翻訳をしており、彼の通訳が重要な役割を果たす。
ムサシ達がコピーポケモン達が作られる過程を見ている最中にコピー装置に引っかかり、尻尾の毛を抜き取られて自分のコピーが生成されてしまう。その後、コピーと対面したものの、「爪が痛そう」という理由で戦いを放棄し、コピーに対して「みんなは戦っているのに自分だけずるい」と言い、コピーから「自分と戦わない方がずるい」と言い返される。そして、二匹でぼんやりと月を眺めた。

ジュンサー

声：西村ちなみ
女性警察官。嵐のためにニューアイランド行きの渡し舟が欠航したことをトレーナー達に伝える。旧作では帽子が飛ばされていたが、リメイク版では飛ばされていない。

ジョーイ

声：藤村知可
行方不明になっているポケモンセンターの女医。実はミュウツーにさらわれ、洗脳を施されて召使いにされていた。ミュウツーに用済みと見なされ正気に戻り、事件後はポケモンセンターを開放した。旧作ではさらわれた日にちは不明だったが、リメイク版では一週間前にさらわれていたことが判明する。

ゲストキャラクター

ウミオ

左からウミオ、スイート、ソラオ

ポケモン城に招待されたポケモントレーナーの少年。水ポケモンや体色が水色のポケモンを使う。ソラオ、スイートに比べると熱血な性格。ミュウツーが最強のトレーナーであることを真っ先に疑い警戒した為、ミュウツーによって浮かび上げられ、そのまま水の中へ落とされた。一度はミュウツーに手持ちのポケモンを奪われてしまったが、サトシのおかげで手持ちのポケモンを救われた。一人称は「オレ」。
手持ちポケモン…ギャラドス、ニドクイン、シャワーズ、ドククラゲ、ゴルダック、シードラ

ソラオ

声：神谷浩史
ポケモン城に招待されたポケモントレーナーの少年。自然系のポケモンを使う。一度はミュウツーに手持ちのポケモンを奪われてしまったが、サトシのおかげで手持ちのポケモンを救出された。一人称は「ボク」。
手持ちポケモン…フシギバナ（ニックネームはバーナード）、ピジョット、ストライク、サワムラー、サンドパン、サイホーン

スイート

声：佐倉綾音
ポケモン城に招待されたポケモントレーナーの少女。可愛らしいポケモンを多く使う。一度はミュウツーに手持ちのポケモンを奪われたが、サトシのおかげで手持ちのポケモンを救出された。
リメイクではタケシからナンパされるほどの美少女として扱われ、気の強い面も強調された。一人称は「わたし」。
手持ちポケモン…カメックス（ニックネームはクスクス）、ジュゴン、プクリン、ギャロップ、ラフレシア、キュウコン

ボイジャー

声：小林幸子
港育ちのため海のことはよく知っており、波止場を仕切っている。嵐の中海に出ようとするトレーナー達を止めていた。
リメイクでは旧作ではまだ登場していなかったうみねこポケモン・キャモメのことを話していた。

海賊風トレーナー

ゲストポケモン