劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲（EVOLUTION）のネタバレ解説・考察まとめ

声：レイモンド・ジョンソン（特別出演）
序盤にサトシとポケモンバトルをする、海賊の恰好をしたトレーナー。トレーナーとして未熟であり、最初は一体ずつで戦っていたが後に手持ち全てのポケモンを出す反則を行い、カスミやタケシに器量不足を呆れられた。リメイクでは外見がカリブ風のデザインに変更されている。
手持ちポケモン…ドンファン、カイリキー、カイロス、モルフォン、スリープ

ゲストポケモン

ミュウツー

声：市村正親（特別出演）
技：サイコキネシス、シャドーボール、バリアー、かなしばり
本作のゲストポケモン。全てのポケモンの始祖と言われるミュウの遺伝子を元に、ミュウより更に強くなるよう作られた最強のポケモン。
ロケット団ボスのサカキに力の使い方を諭されてロケット団に使役されていたが、「人間でも、ポケモンでもない」自らの存在意義に悩み、自問自答の果てにサカキ達の元を離れた。
その生い立ちから人間のことを徹底的に見下しており、特に人間に指図されることを極めて嫌う。「強さ」に対して並々ならぬこだわりを持ち、トレーナーの手持ちポケモンに対しても「弱いから人間にへつらっている」と冷たい目を向ける。
自らのオリジナルであるミュウが現れた際には強い対抗心を抱き、自分のほうが優れていることを証明しようと一方的に戦闘を仕掛けた。ミュウと壮絶な戦いを繰り広げるも、サトシに阻止され、さらに石化したサトシに戦いをやめたポケモンたちが涙を注がせて復活した際には、ミュウと共にコピーもオリジナルも同じ生き物同士であることを認め、自らが作ったコピーと共にどこかへ去って行った。
強大なサイコパワーを持ち、天候や人の心を操りテレパシーで会話する。ギャラドスの「はかいこうせん」を片手で受け止め跳ね返し、リザードンの「かえんほうしゃ」を「バリアー」で難なく防ぐなど、作中で並ぶ者のない力を持つ。更に知能も非常に高く、相手のポケモンをモンスターボールごと捕獲する「ミュウツーボール」やポケモンの細胞からコピーを生み出す装置などを開発し、自らトレーナーとしてコピーポケモンを使役する。
ゲーム版のポケモン図鑑では凶暴な性格が強調されていたが、哀しい過去と高度な悩みを抱えるどこか虚無的な雰囲気を併せ持つ。
リメイク版ではバトルシーンなどが一部カットされている。
生み出したコピーポケモン…ピカチュウ、ニャース、フシギバナ、カメックス、リザードン、フシギダネ、ゼニガメ、コダック、ロコン、ギャラドス、ドククラゲ、シードラ、ゴルダック、ニドクイン、シャワーズ、サイホーン、ピジョット、ストライク、サワムラー、サンドパン、ラフレシア、プクリン、ジュゴン、キュウコン、ギャロップ

アーマードミュウツー

サカキによって防護用のメカ・アーマーを着せられた時のミュウツー。本来のパワーを制御させるために作られた。アニメにも登場し、サトシのライバル・シゲルを下している。
旧作ではこの姿に名称はなかったが、リメイクで黒い鎧姿にリニューアルされて「アーマードミュウツー」と名付けられた。映画公開記念として、『ポケモンGO』や『ポケモンガオーレ』などのゲームにも登場している。

ミュウ

声：山寺宏一（特別出演）
技：サイコキネシス、テレポート
世界で最も珍しく最も強いと言われている幻のポケモン。伝承によっては神とも悪魔とも言われるほどの力を持ち、作品中で唯一ミュウツーと互角に戦うことができる。好奇心旺盛で幼子のような性格をしているが、始祖のポケモンとしての高いプライドも併せ持つ。
小川の底で泡に包まれて眠っていたが、ミュウツーの気配を感じて目覚め、ミュウツー城に向かう。
はじめは自らのコピーであるミュウツーのことを小馬鹿にし、攻撃を躱して遊んでいたが、一度クリーンヒットが入ったのをきっかけに自らに対する脅威として認める。オリジナルの方がコピーより優れていることを示すため、自ら彼と激戦を繰り広げると同時に他のポケモンたちを扇動してコピーたちと争わせる。その後、争いが収拾されるとミュウツーやコピーと共にどこかへ飛び去っていった。

カイリュー

声：石塚運昇
サトシに最強のトレーナーからの招待状を渡したポケモン。
ミュウツーが操った野生のポケモンかコピーポケモンかは不明。

オニドリル

首に小型カメラをつけたポケモン。上空からサトシたちを監視していた。
カイリュー同様、ミュウツーが操った野生のポケモンかコピーポケモンかは不明。

イワーク

ミュウツーと初めて戦ったポケモン。「サイコキネシス」で弾き飛ばされる。

ケンタロス

大群でミュウツーを襲うが、「サイコキネシス」で急に浮かび、ロケット団に捕獲された。『EVOLUTION』ではミュウツーと最初に戦っている。

その他

オーキド・シゲル

サトシのライバル。台詞は無く後ろ姿のみだが、物語の冒頭で少しだけ登場する。ミュウツーと戦うが敗れる。

サカキ