【美輪明宏】差別?政治的内容?テレビやラジオで放送禁止の歌特集!【ザ・フォーク・クルセイダーズ】
2012年の紅白歌合戦では美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」が印象的でした。世の中にはヨイトマケのようにたいへんいい歌であるにもかかわらず、放送禁止になっている楽曲があります。また、過去には放送禁止だったものが、現在は公共の電波に乗っているものもあります。
ここでは、これらの「放送禁止」とされた歌を紹介します。
「網走番外地」 高倉健
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網走番外地 (東映) - Wikipedia
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「刑務所を美化している」という理由から放送禁止指定を受けていたが、映画公開同年(1965年)にテイチクがレコード制作基準倫理委員会(レコ倫)を通さず発売して業界内で問題視された。
「シビレ節」 ハナ肇とクレージーキャッツ(植木等)
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ハナ肇とクレージーキャッツ - Wikipedia
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「シビレ節」の3番の歌詞の一部に問題があり放送禁止(局によっては要注意曲)になった。長らくベスト盤等には問題箇所を編集したものを収録されてきたが、現在発売されているベスト盤ではオリジナル音源が収録されている。
中風 - Wikipedia
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中風(ちゅうふう、地方によって「ちゅうぶ」、「ちゅうぶう」、「ちゅうふ」などと呼ぶところもある)は、現在では脳血管障害の後遺症(偏風)である半身不随、片まひ、言語障害、手足のしびれやまひなどを指す言葉として用いられている。中気、卒中また俗に「よいよい」ともいう。
中気=中風 脳血管障害の後遺症
「手紙」 岡林信康
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岡林信康 - Wikipedia
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部落差別をテーマにした「手紙」「チューリップのアップリケ」は、放送禁止歌の代表例といわれる(実際のところ、放送禁止になっている歌というものは存在しない。
抗議などを恐れての自主規制・自粛である)。
“幻のフォークシンガー”山平和彦
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山平和彦 - Wikipedia
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1970年URCレコードから、山平和彦とザ・シャーマン名義でシングルをリリース。
1972年アルバム『放送禁止歌』(ベルウッド)でアルバムデビュー。
タイトル曲の放送禁止歌が文字通り放送禁止になり、収録曲の入れ替えなどで物議をかもす。
「ラブ・ミー・テンダー」 RC.サクセション 忌野清志郎
COVERS (RCサクセションのアルバム) - Wikipedia
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所属レコード会社の東芝EMI(現・EMIミュージック・ジャパン)から1988年8月6日(広島平和記念日)に発売される予定だった。しかし、「ラヴ・ミー・テンダー」と「サマータイム・ブルース」で反核・反原発が歌われており、特に後者は露骨な原発批判の反原発ソングのため、自身が日本の原子炉サプライヤーでもある親会社の東芝からの圧力がかかったと言われており[1]、先行シングル「ラヴ・ミー・テンダー」(6月25日発売予定)ともども、「素晴らしすぎて発売できません」という新聞広告(1988年6月22日付全国紙)と共に発売中止となる
Love Me Tender ラブ・ミー・テンダー /歌詞
protestsongs.michikusa.jp
忌野清志郎がエルビス・プレスリーの名曲、Love Me Tender に原子力発電反対のメッセージを込めた日本語の歌詞を付けて歌った「ラブ・ミー・テンダー」のご紹介。シングル発売予定が圧力かかって発売中止。でもRCサクセションのベスト盤には収録されている。 歌詞 動画 サクセション プロテストソング・トピカルソングの傑作集
「原発ジプシー」 加藤登紀子
原発ジプシー 加藤登紀子
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原発で作業する下請け労働者についての歌。発売当時、やはり差別用語が使われていた理由で放送禁止歌扱いされ。
加藤登紀子・原発ジプシー歌詞|ああるの日々
ameblo.jp
ああるのああるの日々の記事、加藤登紀子・原発ジプシー歌詞です。
「チェルノブイリ」 ザ・ブルーハーツ
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目次 - Contents
- そもそも「放送禁止」とはなんなのか?
- 「ヨイトマケの唄」 美輪明宏(丸山明宏)
- 「イムジン河」 ザ・フォーク・クルセダーズ
- 「機動隊ブルース」 当時の若者たち
- 「ネリカンブルース」 藤圭子
- 「ペニーレインでバーボン」 吉田拓郎
- 「たべちゃうぞ」 ガチャピン
- 「愛の床屋」 唐十郎
- 「I LOVE YOUはひとりごと」 原由子 ニューハーフベテイー
- 「すべての歌に懺悔しな!!」 桑田佳祐
- 「娼婦和子」 やしきたかじん
- 「波止場だよ、お父つぁん」 美空ひばり
- 「自動車ショー歌」 小林旭
- 「網走番外地」 高倉健
- 「シビレ節」 ハナ肇とクレージーキャッツ(植木等)
- 「手紙」 岡林信康
- “幻のフォークシンガー”山平和彦
- 「ラブ・ミー・テンダー」 RC.サクセション 忌野清志郎
- 「原発ジプシー」 加藤登紀子
- 「チェルノブイリ」 ザ・ブルーハーツ
- 「終らない歌」 ザ・ブルーハーツ
- 「S・O・S」 ピンク・レディー
- 「謝肉祭」 山口百恵
- 「プレイバックpart2」 山口百恵
- 「悲惨な戦い」 なぎら健壱
- 「府中捕物控」 アルフィー
- 「金太の大冒険」 つぼイノリオ
- 「おそうじオバチャン」 憂歌団
- 「時には娼婦のように」 黒沢年男
- 「うぐいすだにミュージックホール」 笑福亭鶴光
- 「後から前から」 畑中葉子
- 「ブンチャカ節」 北島三郎
- 「ガッツだぜ!!」 ウルフルズ
- 「どうする?」 田原俊彦
- 「ブスにもブスの生き方がある」 まりちゃんズ
- 「きょうだい心中」 山崎ハコ
- 「記念樹」 あっぱれ学園生徒一同
- 「NANA」 チェッカーズ
- 「名もなき詩」 Mr.Children
- 「タモリ3戦後日本歌謡史」 タモリ