ツッコミどころ満載だけど愛されている映画まとめ!ダメな作品と言われていても面白い!?

ここではツッコミどころ満載で、興行的には失敗に終わったが一部で愛されているトンデモ映画をまとめた。ストーリーには難があるが80年代独特の雰囲気が愛されている『ボディ・ダブル』、ショービジネスの醜い裏側を過激な性描写と共に描いた『ショーガール』などを紹介している。

▼『ボディ・ダブル』

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”巨匠が撮ってもこの内容?イラつく程のヒドイ演出だが、これぞ80年代か!”

ブライアン・デ・パルマ監督、クレイグ・ワッソン、メラニー・グリフィス主演による1984年の作品。極度の閉所恐怖症のため上手くいかない人生を送る売れない俳優が、知人の部屋の留守番を頼まれ、隣人の美しい女性に魅せられ、部屋から毎日望遠鏡で覗くようになる。そんな中、彼女に危険が訪れ、それを助けたのが縁で彼女と親しくなった彼だったが...。フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド「リラックス」が劇中で使用され、大ヒットするきっかけとなったのだ!

不要でムリヤリな設定、そしてイラつく事この上ない主人公の行動など、色々ヒドイ部分はあるが、この80年代テイストが嫌いになれないのもまた事実...。

ハリウッドに組み込まれた監督の中途半端な自由が最も悲しい形で現れた作品といえるかもしれない。深夜ひっそりとヒッチコックなどどうでもいい人たちに見られていることだろう。

やけに無駄な360度大回転の撮影は少々演出にこだわりすぎではあるのだが、本作は映画的表現に満ち溢れた傑作デ・パルマ的作品なのである。

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筋書きはかなり乱暴だ。緻密な計算があるように見せ掛けておいて、実は無い。安っぽい御都合主義のオンパレード。官能が先走りすぎて、サスペンス部分がおろそかになってしまったのかもしれない。

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バレバレの特殊メイク、エロ青春映画のような音楽、安易な裸のサービスどれもプロ意識から外れているような演出だ。ただ、それらも計算のうちなのか悪くはない。

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公開当時はアルフレッド・ヒッチコック監督の『裏窓』(1954年)と『めまい』(1958年)を無駄に引用していると酷評されていたような。

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▼『ショーガール』

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”醜いショービズ界の裏側を、過激な性描写でスキャンダラスに描く衝撃作!”

ポール・バーホーベン監督、エリザベス・バークレイ、カイル・マクラクラン主演による1995年の作品。ショー・ビジネスの世界に生きる女性の生きる姿を、大胆で過激な性と暴力の描写を盛り込んだスキャンダラスな映像で描いた作品。ラスベガスでトップダンサーを夢見て身一つでやって来た女を中心に、屈辱と謀略と愛と肉欲に彩られたショー・ビジネスの裏側を描くスキャンダラスでセンセーショナルな作品。

当然ながら(?)サイテー映画に贈られるゴールデン・ラズベリー賞を受賞。必要以上に酷評されたが、ダンス・シーンや、人間の醜さがイタすぎるドラマは見応えがあったりして、意外と肯定派も多い作品なのだ!

『ショーガール』予告編

芸術性もへったくれもないオッパイ&お尻の露出度、何より深みも練りもない少女漫画のような筋書きゆえに、評論家および観客からコテンパンに批評され、その年のラジー賞に選ばれる始末。

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普通に考えればつまらない、くだらない映画ではあるのでしょうが、何か心に残ってしまう作品にもなっています。なので、カルト作品となっているのも事実。

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ひたすら出てくる裸と、悪趣味な映像と、人間の汚さ、嫌らしさに耐えられれば、(作品の意図を理解し、観ることができれば)こんなに素晴らしい映画はありません。

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明るいエロ・バカ男に捧ぐ、お金をふんだんに掛けたゴージャス・ストリップ映画の始まり始まりって感じで、楽しく見せてもらった。

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この作品は下品超大作のふきだまり、カロルコの集大成&残りカスだったということでしょうか。 お友達とピザでも食べながら、つっこみ入れつつ大笑いして観るには、ぴったりの映画です。

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▼『スペース・サタン』

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”バイオノイドと人間の男女の三角関係を描いた(?)壮絶なスペースオペラ!”

スタンリー・ドーネン監督、カーク・ダグラス、ファラ・フォーセット、ハーヴェイ・カイテル主演による1980年の作品。太陽系第6惑星、土星の第3衛星“サターン3”の宇宙基地を舞台に、超性能メカニズムを注入されたバイオノイドのヘクターと、宇宙基地の科学者たちとの凄絶な闘いを描くスペース・サスペンス。

凄絶な闘い...っていうかバイオノイドと人間の男女の三角関係を、わざわざ宇宙でやる必要があるのか?と酷評されるトンデモ映画。確かにそうだが、とにかくスーパー・バイオノイドのヘクターはあまりにも不気味な出来でイカす!

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若き日のハーヴェイ・カイテルが見られるのは嬉しいことであるが、しかし、彼は明らかにミスキャスト。狂犬の如きカイテルが宇宙服を着ることぐらい不似合いなことはない。

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@1okaoruckzuck

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