ダークファンタジー系映画をまとめてみた!異世界や夢の中のような不思議な映像が魅力的!

ダークファンタジー系の映画作品をまとめてみました。『コララインとボタンの魔女』や『ミラーマスク』など、ジャンルを問わずたくさんの作品を紹介しています。異世界や夢の中のような不思議な映像は、見ていてとても惹きつけられますよね。

・「ひとりの少女を救う為に幻想世界を行き来する青年トニーの活躍!少女を救えるか!」
という、さわやかなで爽快な冒険ファンタジーを期待すると大いに裏切られます。

・主役俳優の死という大ピンチを、「鏡の中では顔が変わる」という、他の監督作品では、ありえないような設定で、違和感なく乗り切れてしまうところは、ギリアム監督作品ならでは、でしょうか。ついでに、3人の大スターを登場させてしまう、“七転び八起き”っぷりです。
ともかく、真面目に解釈すべきタイプの映画ではないと思います。ナンセンスに対しては、理屈をつけず、ナンセンスとして楽しめば良いです。

パンズ・ラビリンス

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キャッチコピー「だから少女は幻想の国で、 永遠の幸せを探した。」

監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:イバナ・バケロ
セルジ・ロペス
マリベル・ベルドゥ
ダグ・ジョーンズ
アリアドナ・ヒル
アレックス・アングロ
ロジェール・カサマジョール

パンズ・ラビリンス/PAN'S LABYRINTH

あらすじ

出典: www.allcinema.net

1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ政権の圧政に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部。内戦で父を亡くした少女オフェリアは、臨月の母カルメンと共にこの山奥へとやって来る。この地でゲリラの鎮圧にあたるビダル将軍と母が再婚したのだった。冷酷で残忍な義父に恐怖と憎しみを募らせるオフェリア。

その夜、彼女は昆虫の姿をした不思議な妖精に導かれ、謎めいた迷宮へと足を踏み入れる。そこでオフェリアを出迎えたパン<牧神>は、彼女が地底の魔法の国のプリンセスの生まれ変わりで、満月の夜までに3つの試練を乗り越えれば、魔法の国に帰ることが出来ると告げる。

Amazonレビュー
「少女の儚くも美しい夢」「リアルな、大人向けの映画」

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・現実とファンタジーを巧みに同時に表現し、矛盾を生むことなく、ファンタジーの意味や意義が最後に明らかにされると考えれば、これはファンタジーについての哲学書といってもいいでしょう。

・ハッピーエンドか悲劇か。どちらに取るかは、観た人それぞれで良いと思います。それこそが、敢えて地底世界の少女をほとんど描かなかった監督の狙いだと思うからです。
確実に言えることは、「地上の世界は、子供達が笑って生きていけるような世界ではなかった。大人達は、この少女を幸せにしてやることができなかった。」ということ。この事実が、地上世界の住人の一人である視聴者に、一種の罪悪感として重くのしかかってくるのです。

ザ・フォール/落下の王国

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キャッチコピー「君にささげる、世界にたったひとつの作り話。」

監督:ターセム
出演:リー・ペイス
カティンカ・ウンタルー
ジャスティン・ワデル
ダニエル・カルタジローン
レオ・ビルダーウィン
ショーン・ギルダー
ジュリアン・ブリーチ
マーカス・ウェズリー
ロビン・スミス
ジットゥ・ヴェルマ
エミール・ホスティナ

衣装デザイン:石岡瑛子

映画「落下の王国」予告

あらすじ

出典: www.allcinema.net

1915年、ハリウッド。撮影中の事故で重傷を負い病院のベッドに横たわるスタントマン、ロイ。身体が動かず自暴自棄となり、自殺願望にとらわれていた。同じ病院に入院中のアレクサンドリアは、家族を手伝ってオレンジを収穫中に樹から落下して腕を骨折した5歳の少女。じっとしていられず敷地内を歩き回っていて、ロイの病室へと辿り着く。ロイはアレクサンドリアを呼び寄せると思いつきの冒険譚を語って聞かせる。ロイの語るめくるめく物語にすっかり引き込まれていくアレクサンドリアだったが…。

Amazonレビュー
「おとぎ話は大人だけでは作れない」

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・この夢物語自体は一人の男がある目的の為に手段として生み出したもの。
夢の中の話に男のエゴが混じり、濁った苦味が心に染み付く。
少女の心が物語に加わり、より深い輝きの潜伏を見せる。

・出て来る環境は実在する場所。その壮大さ、美しさ、奇抜さ、そしてそれらを全く知らなかった自分の無知に驚かされました。

・終盤、たった一瞬観客を驚かせ喜ばせるために、命がけで映画を撮った先人たちが残した数々のシーンが流れます。ロイはその撮影の過程で、怪我をし命を落とした人々の化身でもあるのです。そのロイを再生させることで、監督は映画の先人たちへの深い思いを表現しています。

ロスト・ハイウェイ

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キャッチコピー「いかがわしい映画」

監督:デヴィッド・リンチ
出演:ビル・プルマン
パトリシア・アークエット
バルサザール・ゲティ
ロバート・ブレイク
ロバート・ロジア
ゲイリー・ビューシイ
リチャード・プライアー
ジャック・ナンス
ジョヴァンニ・リビシ
マイケル・マッシー

映画「ロスト・ハイウェイ」日本版劇場予告

あらすじ

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ある日「ディック・ロラントは死んだ」という謎のメッセージを受け取ったサックス奏者のフレッド(ビル・プルマン)は、その後も不気味なビデオテープに悩まされる。しかもその中には、妻レネエ(パトリシア・アークエット)が惨殺されている映像が映されていた。ショックで意識を失った彼が目覚めたとき、妻殺しの犯人として死刑を宣告されてしまう…。

Amazonレビュー
「疑心と狂気の果てに辿り着いた超現実」

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・映画公開当時、あのリンチ作品ということで映画館に足を運びましたが、見終えた後、人もまばらな映画館で「こんなもんわかるか!!」と叫んでしまいました。それぐらい難解で抽象的で意味不明の映画でした。
しかし不思議と頭からこの映画のことが離れず、何度も何度も自分なりの解釈をしたり、本を読んだり、再度映画を見たりしてやっと理解できたときには「うぉ~~ すげ~~」と叫ぶこととなりました。

・この作品は考える必要はない、理解しようとする必要もない、ただ目を離さずに観ていればいい。監督も言っているように「作品の中ですべて説明している」。つまり観た通りの事を心に刻めばいい。

マルコヴィッチの穴

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キャッチコピー「入ってみる?」

監督:スパイク・ジョーンズ
出演:ジョン・キューザック
キャメロン・ディアス
キャサリン・キーナー
オーソン・ビーン
メアリー・ケイ・プレイス
W・アール・ブラウン
チャーリー・シーン
ジョン・マルコヴィッチ
ネッド・ベラミー
オクタヴィア・スペンサー
K・K・ドッズ

カメオ出演:ブラッド・ピット
ウィノナ・ライダー

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