ダークファンタジー系映画をまとめてみた!異世界や夢の中のような不思議な映像が魅力的!
ダークファンタジー系の映画作品をまとめてみました。『コララインとボタンの魔女』や『ミラーマスク』など、ジャンルを問わずたくさんの作品を紹介しています。異世界や夢の中のような不思議な映像は、見ていてとても惹きつけられますよね。
・原色を巧みに取入れた鮮烈な映像。深い夢の奥底から沸いて出たような幻想的なイメージをそのまま具現化したような独特の形態の”建造物”と”生物たち”。その生物が時折見せる思わず「おいっ(笑)」と突っ込みたくなるようなシュールな生態も見どころである。音楽、効果音とも70年代当時のサイケデリックさを湛えており不思議な冷たさをもってこの作品に彩りを与えている。
・表向きはファンタジーなのですが、ドラーク人という圧倒的な力を持つ人種から、教育、技術を勝ち取り、支配から立ち上がるという階級闘争を活写したドラマが展開され、当時共産圏だったチェコスロバキアの社会情勢と照らし合わせて観るのも興味深いと思います。
ダーククリスタル
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あらすじ
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1000年前、宇宙を支配するクリスタルが砕け、悪の化身スケクシス、平和を愛するミスティクスの2つの種族が誕生した。以来世界はスケクシスが支配し、腐敗と貪欲がはびこっていた。予言では3つの太陽が重なる大会合の前に、クリスタルをもとに戻さないと世界は永久に悪に支配されてしまうと言う。ミスティクスはゲルフリンの少年ジェンに望みを託す。
全編マペットによる演技を用いた異色のファンタジー。「セサミストリート」のノウハウを生かし、ジム・ヘンソン、フランク・オズたちが5年の歳月をかけて完成した。生身の人間を一切使わないという製作スタイルが、独自の世界観の構築に大きく貢献。
Yahoo!映画 ユーザーレビュー
「ファンタジー映画史上に輝く不滅の傑作」
あふれる手づくり感が暖かく、美しい映画です。
いわゆるマペット・ムービーで人間は一切登場しないのですが、その演技の繊細なことといったら、そのへんの俳優などかなわない程。
瞬きをし、小首をかしげるヒロインはまさに女優です。
また背景やミニチュア等舞台の美しいこと!
どのシーンをとってもまるで絵のようですよ。
現在のファンタジー・ブームの原点。
現在活躍しているクリエイター達の作品に、この映画の影響を読み取る事は難しくありません。
派手な映画を見慣れた目にはかなり地味にうつるでしょうが、そういう意味でも映画好きなら一度はみておく値打ちのある映画だと思います。
マインド・ゲーム
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あらすじ
電車に乗っていた西の目の前で、閉まるドアぎりぎりに飛び込んで来た一人の女性。彼女は西の初恋のひと、みょんだった。思わぬ再会を喜び合う2人。彼女は姉ヤンと2人で営む焼き鳥屋に西を招待する。しかしそこでみょんのフィアンセ、りょうを紹介され落ち込む西。
そんな時、みょんの父の借金を取り立てにヤクザがやって来た。そして運の悪いことに、西は怒り狂うヤクザによって、ケツに銃を突っ込まれあっけなく死んでしまう。こんな死に方に納得できない西は、黄泉の世界で神様に逆らい…。
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「イマジネーションの爆発」「熱い!熱すぎます!」
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・ス、スゲえ‥。何なの、このスピード感、信じ難い情報量。劇場版アニメならリアルで描き込む方向にいくのが普通なのに、ひたすら動き飛び、強烈なデフォルメで走りまくる。
・絵、色、構図は普通ではなく、スタイリッシュ、シュールとでもいうでしょうか、ガンガン感性に伝わってきます。そして音楽は絵に良く合い、テンポが観客を引き込んで行きます。
・声優に吉本興業を起用したのは大正解。
吉本芸人の実写を元にした絵(ほんの一部ですが)も、そこまで違和感はないと思います。
パプリカ
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あらすじ
精神医療研究所に勤める美しきサイコ・セラピスト、千葉敦子。彼女は、開発されたサイコセラピー機器を用いて、クライアントの治療を行う極秘のセラピーを行うことがあった。そんな時、彼女は少女の容貌を持った人格“パプリカ”となって他人の夢に入り込み、心の秘密を探り出していくのだった。
そんなある日、敦子の同僚で天才科学者の時田浩作が開発した画期的サイコセラピー機器“DCミニ”が盗まれる事件が発生する。それは悪用されれば他人の人格をも破壊する危険があった。そして、その不安は的中、所内に次々と犠牲者が出始める…。
Amazonレビュー
「超イカれた世界の超イカした映像」
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・今まで見たことのないようなアニメーションの想像力に、聴いたことのないような気持ちのいい音楽の響き。物凄くカタルシスがあります。見ていて高揚します。自由自在に何でもできる気分というか。それを味わえるだけでも、凄いことではないでしょうか。一気に映画にひきこまれてしまいました。
・内容は原作とはまるで別モノです。ですが、筒井康隆さんの独特のケレン味や五七調の台詞など、あの文章から滲み出す世界観がきっちりと息づいています。
コララインとボタンの魔女
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