ダークファンタジー系映画をまとめてみた!異世界や夢の中のような不思議な映像が魅力的!
ダークファンタジー系の映画作品をまとめてみました。『コララインとボタンの魔女』や『ミラーマスク』など、ジャンルを問わずたくさんの作品を紹介しています。異世界や夢の中のような不思議な映像は、見ていてとても惹きつけられますよね。
あらすじ
人形遣いのシュワルツと妻のロッテはひょんなことから映画俳優のジョン・マルコヴィッチの頭の中につながる穴を見つける。そこに入ると誰でも15分間マルコヴィッチになることができた。これを利用して商売を始めたところ、その“マルコヴィッチの穴”は大繁盛、連日行列が続いた……。自らの異変に不安を覚えたマルコヴィッチは友人のチャーリー・シーンに相談する……。
Amazonレビュー
「シュールかつブラック」「爆笑して哲学してしまう」
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・奇天烈映画なんだけど、余韻はみょーに重い。もう一度観たいような観たくないような..
・後半は失速気味だが、それでも前半のぶっ飛びぶりを観ない理由にはならない。
・今目の前にある映像が何なのかは理解できる。ただ「なぜ」今目の前にあるのかがわからない。そんな状況は人を不安にさせる。そして突然現実に(文字通り)放り出される。ジョン・キューザックはタイトルになっている穴でそんな経験をする。そしてこの映画を見ている観客も彼の目を通して同時に経験する。その見せ方におけるある意味発想の逆転がこの映画のミソ。「なぜ」が解消できると、この映画のアイデアに、パズルが完成した時のような快感があった。
π (パイ)
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あらすじ
マックス・コーエン(ショーン・ガレット)は天才的な数学能力をもち、オリジナルのスーパーコンピューターで数字の研究を続けていた。ある時、マックスは世の中のすべての物事は一つの数式によって解析できるのではないか、という考えにとりつかれる。その数式を探り当てれば、株式市場の予想も容易になる。
ある日、マックスはユダヤ教のカバラ主義者、レニーにモーセ五書が「神から送られた数の暗号」であることを聞く。マックスはこの話を自分の研究に関連づける。マックスは研究に没頭。コンピュータがクラッシュする寸前に吐き出した長い数字が、その神秘の数字ではないかと思い至るが…。
Amazonレビュー
「超思考型サイケデリックムービー?」
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・個人的にこの映画の見所は「主人公の変容」にあると思います。
「π」の秘密を知ることにより主人公の脳に変化が起こり、それによって見せられる幻覚の数々が主人公の体を徐々に蝕んでいく様子がリアルに描かれていきます。モノクロでの手法は、それらの映像にとってむしろプラスに働いているように感じました。
もちろん「映像を楽しむ」だけでなく、「物語を読み取る」という部分においても観る人を全く飽きさせません。
・おそらく数学が専門の人は不満が残るかもしれない。
悦楽共犯者
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あらすじ
チェコのアート・アニメ界の巨匠、ヤン・シュヴァンクマイエルが25年も温め続けた会心の一作。
抑えがたい欲望に衝き動かされ、さまざまな“自慰機械”の発明に没頭する男女6人の密かな楽しみを、“ブラック・グロテスク”スタイルで描く。ありふれた日常を異様かつシュールな世界へと変貌させてしまう、シュヴァンクマイエル独特の映像テクニックが秀逸。
監督自ら「特にサウンドトラックを重視した」と言う音楽はオルガ・イェリンコヴァーと「ベンヤメンタ学院」のブラザース・クエイ、録音はイヴォ・シュパリとゴダール作品で知られるフランソワ・ミュジー。96年国際映画祭ヤング審査員賞グランプリ。
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「他人には言えない癖がある」「6人の‘行為’の秘かな愉しみ」
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6人が6人とも筋金入りの変態で、はたから見たらまったくバカバカしい行動に全身全霊を傾けてのめり込むフェティッシュぶりに凄みがあり滑稽です。最初は「うぇ~、気持ち悪!」と思いながら見ていても、慣れてくるとあまりのバカバカしさに笑わずにいられなくなります。
チャイコフスキーをはじめ高尚なBGMと低俗な映像のミスマッチも笑えます。この監督は観客に不快な思いをさせたくて映画を作っているとしか考えられません。って…そこまで言うなら見なきゃいいようなものですが、なぜか見てしまうんです。
タクシデルミア ある剥製師の遺言
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あらすじ
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第二次世界大戦中に当番兵だった愚鈍な祖父は、上官にしかられこき使われる毎日。奇妙な空想の世界に生き、愛に飢えている。
その祖父が上官の妻にそそのかされ関係を持ってしまった末に生まれた父は、戦後の共産主義時代に大食い・早食い競技のトップアスリートとしての成功を目指す。
そして同じく大食いアスリートの母との間にできた物静かで痩せこけた剥製師の息子ラヨシュは、偉大なる“不滅性”に憧れを抱く。なぜ、ラヨシュは「剥製」を作り続けるのか? 彼がめざす究極の剥製とは―?
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『人間は「狂った動物」である。』「クールで冷徹な映画」
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