舞妓さんちのまかないさん(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『舞妓さんちのまかないさん』とは、2017年より小山愛子が『週刊少年サンデー』にて連載している和風料理漫画である。第65回小学館漫画賞に少年向け部門作品として受賞している。京都の舞妓が暮らす「屋形」で、まかないさんとして日々の食事を担う少女「キヨ」を主人公とした物語。一般の家庭料理や京都の昔ながらの料理、キヨの地元である青森の郷土料理など、たくさんの料理が登場する。舞妓の普段の食生活や稽古の様子、日常が垣間見える作品となっている。
舞妓専用の一口サイズ
舞妓の夜ご飯は着付けが終わって、お座敷に呼ばれる間の短い時間でさっと済まされる。
化粧を崩さないように舞妓の夜ご飯は一口サイズのものが多い。
作中でも一口サイズのカツサンドやおにぎり、餃子などが登場する。
仕込み時代のすみれにとって舞妓用の一口サイズは特別の証だったようで、初めてキヨに一口サイズのご飯を作ってもらった時はとても嬉しそうにしていた。
舞妓さんが食べられないもの
舞妓は接客業のため、匂いのあるニンニクやニラなどは食べてはいけない。
お休みの前の日などは特別にリクエストに答えて作ってくれることもあるようで、すみれはキヨにニンニクとニラたっぷりの餃子をリクエストしていた。
また、髷を結っている時はファストフード店やコンビニに入ることができない。
髷を結っていないお正月やお盆の時期はファストフード店に舞妓が集まることもあるようだ。
どうしても食べたいものや必要なものがある場合は、仕込みさんや休みの舞妓に買ってきてもらうなどしている。
家カレーは厳禁
一般家庭で作られるカレーは男性に里心をつかせるため、花街では厳禁とされている。
男性が夜遊びに熱中できるようにという意味も込められているがキヨはそのことを知らず、カレーの匂いを嗅いだら家に帰りたくなるからだと思っている。
キヨが家カレーを食べたくなったときには、前任のまかないのおばちゃん家のキッチンを借りてカレーを作っている。
目次 - Contents
- 『舞妓さんちのまかないさん』の概要
- 『舞妓さんちのまかないさん』のあらすじ・ストーリー
- 仕込みさん時代
- 舞妓さん時代
- 姉舞妓になる
- 健太との再会
- 健太の就職
- 3人の帰省
- またいつもの日常へ
- 『舞妓さんちのまかないさん』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 野月 キヨ(のづき きよ)
- 戸来 すみれ(へらい すみれ)/百はな(ももはな)
- 中渡 健太(なかのわたり けんた)
- 屋形「市」
- 市のおかあさん(いちのおかあさん)
- つる駒(つるこま)
- 理子(りこ)
- 京都の人々
- 百子(ももこ)
- まかないのおばちゃん
- 男衆のお兄さん(おとこしのおにいさん)
- 青森の人々
- キヨのおばあちゃん
- 『舞妓さんちのまかないさん』の用語
- 京都の花街の用語
- 舞妓(まいこ)
- 芸妓(げいこ)
- 屋形(やかた)
- おかあさん・おとうさん
- 姉さん(ねえさん)/ 妹(いもうと)
- 仕込みさん(しこみさん)
- 京ことば
- 半だらり
- 芸姉妹/縁組姉妹
- 男衆(おとこし)
- お止め
- 舞妓が持つ小物
- 花名刺(はなめいし)
- おこぼ
- ちり紙
- うちわ
- 『舞妓さんちのまかないさん』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- キヨ、家出少女と間違えられる
- キヨの雪かき さくーぺっ
- おかあさん「今年もおかあさんでいさせてもらいたいさかい、娘たちとみんなで食べとおす。」
- キヨのてるてる坊主
- すみれ「健太は、健太やった。それがなによりもうれしい。」
- すみれ「あ、あきまへん。パピコの半分ゆうんは特別やさかい、いくら姉さんやてもあげられまへん」
- 『舞妓さんちのまかないさん』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 舞妓デビューの「店出し」
- 舞妓としての初めての試練「箱枕」
- 舞妓専用の一口サイズ
- 舞妓さんが食べられないもの
- 家カレーは厳禁