Green Day(グリーン・デイ)の徹底解説まとめ
Green Day(グリーン・デイ)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身、ビリー・ジョーアームストロング(Gt.Vo.)、トレ・クール(Dr.)、マイク・ダーント(Ba.)によるスリーピース構成のパンク・ロックバンド。1994年にメジャーデビューを果たす。3コードによるメロディアスかつキャッチーな楽曲、社会情勢を風刺した皮肉の効いた歌詞、70年代のパンク・シーンを引き継ぎポップ・パンクへと昇華したサウンドを武器に活動する、米国をはじめ世界中で根強いファンをもつロックバンド。
当初の発売日は2013年1月16日だったが、2012年12月12日に、アメリカでも11日に前倒しとなった。3部作の第3作目で、ジャケットにはトレ・クールが登場している。今作より全3部作を購入してそれぞれのシリアルコードを応募すると、もれなく「爆発ライヴ!〜渋谷篇」が手に入るという特典が付けられている。本作からは、「ザ・フォガットゥン」が映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』のエンディングテーマに起用され、同映画のサウンドトラックのリード・トラックとして発売された。また、ビリーが、自殺した友人への想いを綴っている「エックス・キッド」がシングル・カットされた。全英では3位、全米では13位を記録しており、オリコン・アルバムチャートでは10位(洋楽2位)を獲得している。
収録曲
Brutal Love
Missing You
8th Avenue Serenade
Drama Queen
X-Kid
Sex, Drugs & Violence
A Little Boy Named Train
Amanda
Walk Away
Dirty Rotten Bastards
99 Revolutions
The Forgotten
Revolution Radio
2016年10月7日発売。グリーン・デイ通算12枚目のアルバム。全米売上23万枚。
収録曲
Somewhere Now
Bang Bang
Revolution Radio
Say Goodbye
Outlaws
Bouncing Off the Wall
Still Breathing
Youngblood
Too Dumb to Die
Troubled Times
Forever Now
I.I'm Freaking Out
II. "A Better Way to Die
III. "Somewhere Now
Ordinary World
Father of All...
2020年発売。13枚目のオリジナルアルバムで、全10曲入りでトータル26分のコンパクトな内容となっている。
収録曲
Father of All...
Fire, Ready, Aim
Oh Yeah!
Meet Me on the Roof
I Was a Teenage Teenager
Stab You in the Heart
Sugar Youth
Junkies on a High
Take the Money and Crawl
Graffitia
Green Dayの代表曲
Dookie
バンド最大のセールスを記録したメジャーデビューアルバム。
American Idiot
グラミー賞受賞した「パンクオペラ」と呼ばれているアルバム。ライブ定番曲が多数盛り込まれた代表作。
21st Century Breakdown
グラミー賞受賞した代表作。曲調の転換期にあるなかでの作品でパンクファンだけでなくポップスファンも味方につけることになった作品。
Green Dayのミュージックビデオ(MV/PV)
Longview
タイトルの「ロングビュー」とは、この曲が最初に演奏されたワシントンのロングビューという街の名に由来している。
また、ロング・ビュー(長期的展望) という言葉は、歌詞の “先が見えない内容" に対しての皮肉だと受け取れる事もできる。
ビリー曰く「退屈や喫煙について歌ったもの」だそうで、歌詞のどうしようもない倦怠感に共感するリスナーも多い。
Basket Case
タイトルの「バスケット・ケース」とは ”無力な人、故障したもの、意味のないもの” を指す言葉、スラング。
(語源は、手足を失って自分で動けなくなった、バスケットに載せて運ばれた兵隊との説がある)
爽快感のあるサウンドとは裏腹に、歌詞の内容は「とある若者が告白する不安や自己嫌悪」。
ビリー・ジョー自身も、不安で精神を病む事が度々あり、過去にはパニック障害と診断される。
歌詞はかなりネガティヴだが、「自分をコントロールできるようになってきた」というフレーズに、希望が感じられる。
目次 - Contents
- Green Dayの概要
- Green Dayの活動経歴
- 結成-1990年代 メジャーデビューアルバムが全世界でヒット
- 2000年代 グラミー賞受賞する傑作の誕生
- 2010年代 一時活動休止とロックの殿堂入り
- 2020年代 ポップパンク・ロックンロールの新境地へ
- Green Dayのメンバー
- 現メンバー
- Billie Joe Armstrong(ビリー・ジョー・アームストロング)
- Mike Dirnt(マイク・ダーント)
- Tré Cool(トレ・クール)
- 旧メンバー
- John Kiffmeyer(ジョン・キフメイヤー)
- サポートメンバー
- Jason White(ジェイソン・ホワイト)
- Jason Freese(ジェイソン・フリース)
- Jeff Matika(ジェフ・マティカ)
- Green Dayのディスコグラフィー
- シングル
- Longview
- Welcome to Paradise
- Basket Case
- She
- When I Come Around
- J.A.R. (Jason Andrew Relva)
- Geek Stink Breath
- Stuck with Me
- Brain Stew / Jaded
- Walking Contradiction
- Hitchin' a Ride
- Good Riddance (Time of Your Life)
- Redundant
- Nice Guys Finish Last
- Minority
- Warning
- Wating
- Macy's Day Parade
- Poprocks & Coke
- Maria
- American Idiot
- Boulevard of Broken Dreams
- Holiday
- Wake Me Up When September Ends
- Jesus of Suburbia
- Know Your Enemy
- 21 Guns
- East Jesus Nowhere
- 21st Century Breakdown
- Last of the American Girls
- Oh Love
- Kill the DJ
- Let Yourself Go
- Stray Heart
- X-Kid
- Bang Bang
- Still Breathing
- Revolution Radio
- Father of All...
- Pollyanna
- Holy Toledo!
- アルバム
- 39 / Smooth
- Kerplunk
- Dookie
- Insomniac
- Nimrod
- WARNING:
- American Idiot
- 21st Century Breakdown
- Uno!
- Dos!
- Tre!
- Revolution Radio
- Father of All...
- Green Dayの代表曲
- Dookie
- American Idiot
- 21st Century Breakdown
- Green Dayのミュージックビデオ(MV/PV)
- Longview
- Basket Case
- Minority
- American Idiot
- Know Your Enemy
- Bang Bang
- Green Dayの名言・発言
- ビリー・ジョー・アームストロング「生活の中で感じてるクソみたいなことがあっても、人に『ああしろ、こうしろ』って言われても、ライヴに来れば髪の毛を振り乱して、楽しめばいい」
- ビリー・ジョー・アームストロング「俺はステージでプレイしながら、『ああ、このまま終わりたくないなあ』って思う瞬間が大好きなんだ。このまま夜が終わらなければいいのに、永遠にプレイし続けられたらいいのにって。」
- ビリー・ジョー・アームストロング「今の人たちはみんなあまりにもシングルってものの中毒になってるからね。しっかりアルバムを作るというのは、もう失われてしまったアートの形のようなものなんだよ。」
- ビリー・ジョー・アームストロング「一緒にツアーして最悪だったバンドは、まあ、やっぱり、ボン・ジョヴィってことになるね」
- ビリー・ジョー・アームストロング「糞っ、俺たちは今アメリカで一番デカいパンクバンドだ、時々そう思うんだ。」
- ビリー・ジョー・アームストロング「試すまでやめるな。」
- ビリー・ジョー・アームストロング「30年以上にわたってガラクタや素晴らしい楽器たちを集めてきたから、その一部を売ってしまおうと思ったんだ。」
- Green Dayの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ウッドストックで観客と泥の投げ合い
- 2015年4月にロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)入り
- バンドの第一歩目は母親がアルバイトをしていたレストランでのステージ出演