Green Day(グリーン・デイ)の徹底解説まとめ
Green Day(グリーン・デイ)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身、ビリー・ジョーアームストロング(Gt.Vo.)、トレ・クール(Dr.)、マイク・ダーント(Ba.)によるスリーピース構成のパンク・ロックバンド。1994年にメジャーデビューを果たす。3コードによるメロディアスかつキャッチーな楽曲、社会情勢を風刺した皮肉の効いた歌詞、70年代のパンク・シーンを引き継ぎポップ・パンクへと昇華したサウンドを武器に活動する、米国をはじめ世界中で根強いファンをもつロックバンド。
American Idiot
2004年発売。作詞ビリー・ジョー・アームストロング、作曲グリーン・デイ。アルバム『アメリカン・イディオット』に収録。シングル・カットされ、アメリカのビルボードHot100チャートで61位、モダン・ロック・トラックスチャートでは1位、ローリング・ストーン誌による「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では432位を記録している。歌詞の一部に放送禁止用語があるため、その部分のボーカルが消されたりもしくは、自主規制音を被せたりしたバージョンがあり、テレビ番組などでこの曲が放送される際は、その部分の音声を消すなどといったことが行われている。
Boulevard of Broken Dreams
2004年発売。作詞ビリー・ジョー・アームストロング、作曲グリーン・デイ。アルバム『アメリカン・イディオット』に収録。シングルカットされ、アメリカのビルボードチャートでは、ホット100チャートで2位、ホット・メインストリーム・ロック・トラックスチャートで14週間1位、ホット・モダン・ロック・トラックスチャートでは16週間1位を記録している。また、2006年のグラミー賞で"最優秀レコード賞"を受賞している。
Holiday
2005年発売。作詞はビリー・ジョー・アームストロング、作曲はグリーン・デイ。アルバム『アメリカン・イディオット』からシングル・カットされ、アメリカのビルボード・ホット100チャートで19位を記録し、モダン・ロック・トラックスチャート、ホット・メインストリーム・ロック・トラックスチャートでは1位を記録している。タイトルのHolidayは「休日」の意味ではなく、「不在」の意味で使われている。
Wake Me Up When September Ends
2005年発売。作詞ビリー・ジョー・アームストロング、作曲グリーン・デイ。アルバム『アメリカン・イディオット』に収録。シングルカットされ、アメリカのビルボードHot100チャートで6位を記録し、ホット・モダン・ロック・トラックスチャートで2位、ホット・メインストリーム・ロック・トラックスチャートでは12位を記録している。ビリーが10歳の時に亡くなった父親のことを歌っている。ミュージック・ビデオでは、バンドによる演奏シーンと、若い男女のカップルが戦争によって引き裂かれるストーリーが編み込まれる。
Jesus of Suburbia
2005年発売。作詞ビリー・ジョー・アームストロング、作曲グリーン・デイ。アルバム『アメリカン・イディオット』に収録。シングルカットされた。歌詞は、アルバムの主人公として扱われているジーザスの葛藤、心情の変化を中心に構成されている。パンク・オペラと評される楽曲である。
収録曲
・Jesus of Suburbia
・City of the Damned
・I Don't Care
・Dearly Beloved
・Tales of Another Broken Home
Know Your Enemy
2009年発売。作詞ビリー・ジョー・アームストロング、作曲グリーン・デイ。アルバム『21世紀のブレイクダウン』に収録。アルバムより先行してシングルカットされ、アメリカのビルボードチャートでは、ホット100チャートで28位、ホット・モダン・ロック・トラックスやホット・メインストリーム・ロック・トラックスチャートで1位を記録している。また、日本のホット100チャートでも5位を記録している。2009年のプロモーション来日時に日本の音楽番組『ミュージックステーション』に出演した際にも披露された。
21 Guns
2009年発売。作詞ビリー・ジョー・アームストロング、作曲グリーン・デイ。アルバム『21世紀のブレイクダウン』に収録。セカンドシングルとしてカットされ、アメリカのビルボードチャートでは、ホット100チャートで22位、ホット・メインストリーム・ロック・トラックスチャートで17位を記録している。
East Jesus Nowhere
2009年発売。作詞ビリー・ジョー・アームストロング、作曲グリーン・デイ。アルバム『21世紀のブレイクダウン』からシングルカットされ、アメリカのビルボードのオルタナティブ・ソングスチャートで18位、ホット・メインストリーム・ロック・トラックスチャートで23位を記録した。
目次 - Contents
- Green Dayの概要
- Green Dayの活動経歴
- 結成-1990年代 メジャーデビューアルバムが全世界でヒット
- 2000年代 グラミー賞受賞する傑作の誕生
- 2010年代 一時活動休止とロックの殿堂入り
- 2020年代 ポップパンク・ロックンロールの新境地へ
- Green Dayのメンバー
- 現メンバー
- Billie Joe Armstrong(ビリー・ジョー・アームストロング)
- Mike Dirnt(マイク・ダーント)
- Tré Cool(トレ・クール)
- 旧メンバー
- John Kiffmeyer(ジョン・キフメイヤー)
- サポートメンバー
- Jason White(ジェイソン・ホワイト)
- Jason Freese(ジェイソン・フリース)
- Jeff Matika(ジェフ・マティカ)
- Green Dayのディスコグラフィー
- シングル
- Longview
- Welcome to Paradise
- Basket Case
- She
- When I Come Around
- J.A.R. (Jason Andrew Relva)
- Geek Stink Breath
- Stuck with Me
- Brain Stew / Jaded
- Walking Contradiction
- Hitchin' a Ride
- Good Riddance (Time of Your Life)
- Redundant
- Nice Guys Finish Last
- Minority
- Warning
- Wating
- Macy's Day Parade
- Poprocks & Coke
- Maria
- American Idiot
- Boulevard of Broken Dreams
- Holiday
- Wake Me Up When September Ends
- Jesus of Suburbia
- Know Your Enemy
- 21 Guns
- East Jesus Nowhere
- 21st Century Breakdown
- Last of the American Girls
- Oh Love
- Kill the DJ
- Let Yourself Go
- Stray Heart
- X-Kid
- Bang Bang
- Still Breathing
- Revolution Radio
- Father of All...
- Pollyanna
- Holy Toledo!
- アルバム
- 39 / Smooth
- Kerplunk
- Dookie
- Insomniac
- Nimrod
- WARNING:
- American Idiot
- 21st Century Breakdown
- Uno!
- Dos!
- Tre!
- Revolution Radio
- Father of All...
- Green Dayの代表曲
- Dookie
- American Idiot
- 21st Century Breakdown
- Green Dayのミュージックビデオ(MV/PV)
- Longview
- Basket Case
- Minority
- American Idiot
- Know Your Enemy
- Bang Bang
- Green Dayの名言・発言
- ビリー・ジョー・アームストロング「生活の中で感じてるクソみたいなことがあっても、人に『ああしろ、こうしろ』って言われても、ライヴに来れば髪の毛を振り乱して、楽しめばいい」
- ビリー・ジョー・アームストロング「俺はステージでプレイしながら、『ああ、このまま終わりたくないなあ』って思う瞬間が大好きなんだ。このまま夜が終わらなければいいのに、永遠にプレイし続けられたらいいのにって。」
- ビリー・ジョー・アームストロング「今の人たちはみんなあまりにもシングルってものの中毒になってるからね。しっかりアルバムを作るというのは、もう失われてしまったアートの形のようなものなんだよ。」
- ビリー・ジョー・アームストロング「一緒にツアーして最悪だったバンドは、まあ、やっぱり、ボン・ジョヴィってことになるね」
- ビリー・ジョー・アームストロング「糞っ、俺たちは今アメリカで一番デカいパンクバンドだ、時々そう思うんだ。」
- ビリー・ジョー・アームストロング「試すまでやめるな。」
- ビリー・ジョー・アームストロング「30年以上にわたってガラクタや素晴らしい楽器たちを集めてきたから、その一部を売ってしまおうと思ったんだ。」
- Green Dayの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ウッドストックで観客と泥の投げ合い
- 2015年4月にロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)入り
- バンドの第一歩目は母親がアルバイトをしていたレストランでのステージ出演