Green Day(グリーン・デイ)の徹底解説まとめ

Green Day(グリーン・デイ)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身、ビリー・ジョーアームストロング(Gt.Vo.)、トレ・クール(Dr.)、マイク・ダーント(Ba.)によるスリーピース構成のパンク・ロックバンド。1994年にメジャーデビューを果たす。3コードによるメロディアスかつキャッチーな楽曲、社会情勢を風刺した皮肉の効いた歌詞、70年代のパンク・シーンを引き継ぎポップ・パンクへと昇華したサウンドを武器に活動する、米国をはじめ世界中で根強いファンをもつロックバンド。

Minority

Minority

タイトルの「マイノリティ」とは、"少数派" という意味。
パンクロックの精神とは、まわりとの違いを恐れず “個" (個性) を貫く事。
その意味で、この曲は最高のパンクロックアンセムであり、世界中のパンクキッズやロックリスナー等の “マイノリティ" に勇気を与えた。「性的マイノリティ」について言及しているともいわれている。

American Idiot

American Idiot

タイトルの「アメリカン・イディオット」を直訳すると"バカなアメリカ人“。
アメリカン・イディオットという言葉が指す人物像とは「メディアに踊らされ、アメリカを中心に世界が回っていると信じ込み、世界情勢や政治に関心を持たない人々」であり反戦の意味も込められている。
この曲のメッセージは、当のアメリカだけでなく、我々日本人にも強く響く。バンドの代名詞的ナンバー。

Know Your Enemy

Know Your Enemy

タイトルを訳すと「お前の敵を知れ」。
権力者や富裕層による政治的・経済的支配が強まっていく中で、一般市民に危機感と “声を上げる事" を呼びかけるプロテスト・ソング。
巧妙な “支配" に気付かず、何も行動を起こさない事こそが、自分達にとって “敵" であると歌われている。

Bang Bang

Bang Bang

ビリーはこの楽曲について、銃乱射事件の犯人からの視点を描くことに挑戦した、また、2016年ごろアメリカで多発していた銃乱射事件を予言していたと語っている。ビリー・ジョー・アームストロングは米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「これはアメリカで起きている銃乱射事件の犯人の思考様式に、自己陶酔的なソーシャル・メディアが入り交じったものについての曲なんだ。こういった暴挙が起きながらも、それが同時に映像に収められ、俺たちは自らを監視下に置いている。俺にとって、それはすごく歪んでるもののように感じるんだよね」

Green Dayの名言・発言

ビリー・ジョー・アームストロング「生活の中で感じてるクソみたいなことがあっても、人に『ああしろ、こうしろ』って言われても、ライヴに来れば髪の毛を振り乱して、楽しめばいい」

ツアー中インタビューに答えた際の発言。パンクバンドのフロントマンらしい言い回しを使ったライブ会場へ来場するファンへ向けたメッセージである。

ビリー・ジョー・アームストロング「俺はステージでプレイしながら、『ああ、このまま終わりたくないなあ』って思う瞬間が大好きなんだ。このまま夜が終わらなければいいのに、永遠にプレイし続けられたらいいのにって。」

インタビューに答えた際の発言。ライブをすることに重きを置いてきたバンドの信念がうかがえる言葉。

ビリー・ジョー・アームストロング「今の人たちはみんなあまりにもシングルってものの中毒になってるからね。しっかりアルバムを作るというのは、もう失われてしまったアートの形のようなものなんだよ。」

アルバムのセールスが落ち込んでいる際のインタビューに答えた時の発言。アルバム全体としての評価よりも、曲単体としての評価が重要視されていたことを悲嘆していた。

ビリー・ジョー・アームストロング「一緒にツアーして最悪だったバンドは、まあ、やっぱり、ボン・ジョヴィってことになるね」

ひねくれた思考を持つ彼のこの言葉の本心は、ボン・ジョヴィとツアーができて光栄だったと意味している。

ビリー・ジョー・アームストロング「糞っ、俺たちは今アメリカで一番デカいパンクバンドだ、時々そう思うんだ。」

直訳的な言葉であるが、グラミー賞をはじめ数々の受賞歴を積み重ねた実績を振り返った際の言葉。

ビリー・ジョー・アームストロング「試すまでやめるな。」

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