我妻さんは俺のヨメ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『我妻さんは俺のヨメ』とは蔵石ユウ原作、西木田景志作画によるSFラブコメ漫画。『マガジンSPECIAL』(講談社)で2011年No.10から連載が開始された。さえない男子高校生・青島等はある日、自分が10年後の未来にタイムスリップする能力があることに気づく。10年後の未来では、学校一の美少女でクラスメイトの我妻亜衣が自分の妻になっていた。この未来を得るために青島は、悪友仲間と現在で奮闘していく。ギャグ要素満載のドタバタラブコメディー。

伊富 蘭(いとう らん)

声が小さいために、黒板を使って会話する伊富蘭。

初登場時は前髪が長い、三つ編みをした容姿だったが3年生になった時に「自分を変えたい!」と髪をショートにしている。
大人しくて引っ込み思案な性格。声が小さいため会話がうまく出来ず、いつも黒板に自分の気持ちを板書して会話している。

漫画を描くことが好きなだけで、BLは好きではない。しかし他に漫画のことを語り合える仲間がいないために、仕方なく葉隠に参加している。
そのことを青島に相談し、勇気を出して葉隠に「漫画を描くことが好きだから、自分の好きなように漫画を描きたい」と打ち明けることが出来た。その後も青島を信頼し、伊富は自分が描いたネームを青島に見せる。そういったやりとりもあり、一時的に青島の10年後では伊富が妻になっていた。
そのため青島は「我妻さんのことが好きだから、付き合えない」と伊富を振ったが、伊富は諦めきれなかった。

3年生になり、青島の力になりたい一心でバレー部のマネージャーとして入部。
再度、青島に告白してキスもするが、そこを我妻に見られてしまう。青島は「我妻さんに見られた」と伊富にキスされたことより、そちらの方を気にしていた。思い切って伊富は我妻に「どうして青島と付き合ったのか」と聞く。我妻は「告白が嬉しかったから。だけどもう、青島くんにはなんの感情もない」と言い放つ。
伊富は青島に「我妻さんの気持ち分かったでしょう。私じゃだめ?」と告白を再びするが、青島は告白を断った。それで伊富は吹っ切れ、その後は良い友達関係を青島と築いている。
私生活の面でも、自分で描いた漫画が佳作に引っかかり、漫画家としての一歩を歩んでいる。

その結果、10年後の未来では売れっ子の、ファンタジー漫画家として活躍している。

教師ら

梶 五月子(かじ めいこ)

青島たちのクラスで英語を受け持っている教師。38歳。子供が2人いるシングルマザー。
汗っかきでドジっ子。巨乳なため男子生徒からの支持は熱い。

青島の10年後の未来でも、妻になっていた1人。青島に英語の補習を受けさせ、その際に富士川から告白されるも梶は断る。梶が「青島くんなら付き合ってもいいかな」と発言したことにより、青島の未来で結婚していたと考えられる。
その後、富士川はフラれたショックで出家する。青島はなんとか梶と結婚する未来を避けようと、富士川と梶の中を取り持つ。
その結果、10年後の未来で梶と富士川は結婚していた。

関 文夫(せき ふみお)

青島たちが3年生になった時に、赴任してきた新任教師。愛称は関文(せきぶん)。数学教師で、我妻のクラスの担任。見た目は船越英一郎にそっくり。そのため渋いドラマが好きな我妻も、関に見惚れている。
中学校から大学までバレー部に所属していた経歴から、バレー部の顧問になる。そのため頼りないキャプテンである青島を、簡単には認めていない。また「新入部員を12人集めてきたら認めてやる」など発言し、青島と敵対していることが多い。最終的には、自分が引き入れることが出来なかった川井を青島が入部させたことにより、青島を暫定的にキャプテンとして認めた。

青島との進路相談の際に、自身が自由自在なタイムスリッパーであることを打ち明ける。そして10年後の未来で、我妻が獣医としてアフリカに渡りマラリアで亡くなることを青島に教えた。
それを聞いた青島は我妻を助けようと、10年後にタイムスリップしてはアフリカ行きを止めようとする。うまく行かない青島に対し「人が死ぬ未来はそう変わらない。俺たちは神じゃない。山ちゃんで分かっているだろう?」と青島に諦めるように諭していた。

青島たちが卒業した後も、変わらず在床高校で教師を続けている。

家族

青島 ひかり(あおしま ひかり)

才色兼備で優しい妹・青島ひかり。

青島の妹。成績優秀で、同学年からも可愛いとモテている。性格も優しく、青島の相談に度々乗ってあげては、的確なアドバイスをしている。

その他

下妻 ケンジロウ(しもつま ケンジロウ)

シルヴィアの兄、下妻ケンジロウ。通称「ケン」。

シルヴィアの兄。通称「ケン」。北斗の拳のケンシロウのような見た目をしている。祖国にいる恋人の名前はユリア。
日本の伝統文化や、「タケノコ族」といった過去の流行も好き。妹・シルヴィアが学校に馴染めているかを心配して来日した。そしてシルヴィアが学校に馴染めていないことを知ると、祖国へ連れて帰ろうとした。そこを我妻に説得され、「説得してくれる友人たちがシルヴィアの周りにいるなら」と納得して帰っていった。

ジョン

我妻が飼っていた犬。高校2年生の創立記念日の夜に、外の犬小屋で息を引き取っている。そのため我妻は、ジョンの最期を看取ることができていなかった。そのことを10年後の未来で知った青島。
現在に戻った青島は、我妻に「飼ってる犬、今夜は家に入れてこまめに世話してあげて」と創立記念日の下校中にアドバイスする。そのお陰で、我妻はジョンの最期を看取ることができた。
また、我妻は「ジョンが苦しんでいるのに、何もしてあげられない」という想いを知ったからこそ、獣医を目指すようになる。

野村 和喜(のむら かずき)

ひかりと同じクラスで、飼育委員。ひかりのことが好き。将来の夢はサッカー選手。

しかし、10年後の未来では売れないパンクロッカーになっており、ひかりと付き合っていた。その後、特に理由なくひかりに振られている。

川井(かわい)

バレー部のコーチ兼マネージャー。

中学生の頃、弱小バレー部を牽引して優勝に導くほど優秀なバレーボールプレイヤー。生まれつき関節が弱く、中学を卒業する頃には怪我もしたため、運動を控えるように医者に言われた。「怪我でバレーを諦めたやつ」と思われたくない気持ちから、怪我のことは周囲に隠してきた。
そのため関にバレー部へ誘われた時も、頑なに「バレー部には入りません」だけで断っていた。

そんな中、青島も川井を勧誘するが断られる。10年後の未来で、川井は「本当は怪我でバレーができなかった」ことを青島に話す。現在に戻った青島は、川井に勝負を挑んだ。その勝負に青島が勝てば、バレー部に川井を入部させるつもりだった。
しかし、勝負は川井の勝ち。どうしても川井を引き止めたい青島は、みんなの前で「本当は怪我してるんだろ」と明かす。それを聞いたバレー部の顧問・関は「コーチ兼マネージャとしてうちに入部してみないか」と川井を誘った。
その気持ちに打たれ、川井はバレー部に入部。

『我妻さんは俺のヨメ』の用語

能力

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