我妻さんは俺のヨメ(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『我妻さんは俺のヨメ』とは蔵石ユウ原作、西木田景志作画によるSFラブコメ漫画。『マガジンSPECIAL』(講談社)で2011年No.10から連載が開始された。さえない男子高校生・青島等はある日、自分が10年後の未来にタイムスリップする能力があることに気づく。10年後の未来では、学校一の美少女でクラスメイトの我妻亜衣が自分の妻になっていた。この未来を得るために青島は、悪友仲間と現在で奮闘していく。ギャグ要素満載のドタバタラブコメディー。

『我妻さんは俺のヨメ』の概要

『我妻さんは俺のヨメ』とは蔵石ユウ原作、西木田景志作画によるSFラブコメディ漫画作品。『マガジンSPECIAL』(講談社)で2011年No.10で連載が開始され、2012年No.8までが掲載されたのち、『週刊少年マガジン』に移籍。同年42号より開始し、2014年43号で終了した。

自分の意思ではコントロール出来ないが、未来へのタイムスリップ能力を持つ冴えない男子高校生・青島等(あおしま ひとし)。
ある日、その能力で、学校一の美少女である我妻亜衣(わがつま あい)と10年後の未来では結婚していることを知る。10年後までの未来にはタイムスリップ出来ず、なぜ自分のような平均以下の男が我妻と結婚できたのか分からない青島。
そのため10年後の我妻から「どうして結婚したの?何があったの?」をそれとなく聞いていく。それを現在に戻ったときに行うことで、10年後の我妻との結婚を得ようとする青島。

そんな中、10年後の未来で「友人が性犯罪で捕まってしまうこと」や「他の女子生徒と仲良くすると、未来でその女子生徒と結婚してしまうこと」や「友人が末期癌で亡くなってしまうこと」、「我妻が病気で亡くなってしまうこと」を知っていく青島。それを回避するために、10年後からヒントを得ながら現在で行動し、未来を良い方向へ変えていくSFラブコメディ。

『我妻さんは俺のヨメ』のあらすじ・ストーリー

青島のタイムスリップ能力覚醒

在床高校(ざいしょうこうこう)2年生の青島等(あおしま ひとし)はバレー部の補欠で、同じクラスで学校一の美少女・我妻亜衣(わがつま あい)に片思いをしている平凡以下の男子学生だ。非リアである青島は、友人たちから「青島が我妻さんと付き合えるわけないだろ」と馬鹿にされる日々を送っていた。

ある日の夜、青島はある夢を見る。それは我妻がパジャマ姿で、青島の寝室に現れる夢だった。自分の部屋でないことや、現実では7月であるのに対し、壁にかけられていたカレンダーが2月だったことから青島は夢だと確信して落ち込む。しかし夢の中では我妻とラブラブなやり取りが出来たことで、その日からさらに我妻を意識するようになる。
我妻ともっと仲良くなりたいと思った青島は、実の妹に相談。そこで「挨拶から声をかけていって、地道に仲を深めていくべき」とアドバイスをもらう。

その夜も青島の夢の中に我妻が出てきた。夢の中で我妻は「懐かしいでしょ、この携帯ストラップ」とヘンテコなキャラクターもののストラップを青島に見せた。
夢から覚めた青島は、幸せな気分のまま高校へ行く。そこで青島は、偶然我妻のストラップを目にした。それは夢に出てきたものとそっくりな、ヘンテコなキャラクターだった。しかもそのストラップは我妻が「昨日買った」ものだという。
昨日買ったものを夢の中で先に見るなんてと、青島は夢の不可解さに気づき始める。夕方に寝て起きた時には、しっかり眠ったはずなのに時間が進んでいなかったこと。そして壁にかけられていたカレンダーが10年後だったことから、青島は「夢を見ていたのではなく、10年後の未来へタイムスリップしているのでは」と考え始める。
その考えが正しければ、10年後の未来で青島は我妻と結婚していることになるという結論にも達した。

ある日、また10年後にタイムスリップする青島。そして10年後の我妻から、創立記念日の翌朝に愛犬のジョンが、外の犬小屋で亡くなっていたことを聞く。未来の我妻は「創立記念日の翌朝に亡くなっているのを発見し、最期を看取ってあげられなかったのが悔い」と話す。
それを聞いた青島は、創立記念日の現在に戻る。そして我妻に「我妻さんの家の犬…今夜は家の中に入れて、こまめにお世話してあげて」とアドバイスをした。我妻は不思議そうにしていたが、拒否する理由もないと素直にそのアドバイスを受け入れる。
その結果、青島のアドバイスにより我妻はジョンの最期を看取ることはできた。そのため我妻は青島に「ありがとう」と感謝を述べる。青島は改めて「この人を好きになってよかった」と心から思うのだった。

その後、タイムスリップの能力に半信半疑な青島だったが、ある日、10年後の未来で友人の伊東志郎(いとう しろう)が逮捕されていた。
10年後の伊東は「女性に見向きされなかったことから、女性に恨みを持ち公園で下半身を露出したことによる公然わいせつ罪」で拘置所にいた。伊東は「学生時代に青春を過ごせていれば、こんなことしなかったのに」と項垂れて泣いていた。

それを見た青島は現在に戻ったところで、勇気を振り絞り我妻を交えた女子たちをカラオケ誘う。そして伊東ともう1人の友人、小松正男(こまつ まさお)と共にカラオケ合コンを開いた。
しかし小松が卑猥な歌を、伊東が全力でヘヴィーメタルを歌ったことで女子がドン引き。このままでは予想通りの未来が起きてしまうと青島は焦るが、我妻だけは「見たいドラマがあって録画してきただけ」とカラオケに戻ってきてくれた。そして我妻と一緒に、伊東も小松も目一杯カラオケを楽しんだ。

その結果、再度10年後へタイムスリップした先で伊東は犯罪を犯していなかった。これにより未来は変えられると青島は確信する。

DX団への加入と土橋の登場

青島のクラスに「爽やか王子」こと土橋勇樹(どばし ゆうき)という男子学生がいる。土橋はその肩書き通り、ルックスや女子からの人気、勉強なども出来る隙のない男子だ。

伊東は土橋にパピコを1本もらったことから、お礼にエロDVDをプレゼントしようとする。しかし土橋は「そういうつもりじゃなかったし、こんな物貰っても困る」と伊東に返した。伊東は「なんだあの爽やか男は」と土橋を逆恨みしていると、小松が「放課後、DX団の集会があるから来い」と青島と伊東を突然、誘った。
放課後、青島と伊東は、小松と共に視聴覚室へ行く。
中では冴えない男子が勢揃いしていた。いわゆる人気者の土橋を、何かと目の敵にしている冴えない男子学生の集まりがDX団である。

ある日の夜、また青島は10年後にタイムスリップする。
10年後の土橋は現在のルックスからほど遠く、すっかり小汚い中年男性になっていた。どうやら高校時代に土橋は我妻の競泳水着を盗み、そのせいで学校も中退したという。そして10年後の今は、ニートでパチンコばかりしている生活を送っていた。
実は土橋の本性は、万引きを行なったり嘘を平気でつくような性格だ。しかし、学校では「良い人」のふりをして、人気者になっていた。それも引っ込みがつかなくなるほど嘘を重ね、どんどん追い込まれた土橋は好きだった我妻の水着を盗んだ。周りからのプレッシャーや、我妻を手に入れたいという欲望が重なった結果である。

タイムスリップから戻ってきた青島は土橋を連れてDX団へ行った。そして土橋に「ここにいる奴らも俺も全員、お前を勝手に逆恨みして、姑息な手段でお前の評判を下げようとしているクズ達が集まっている」と告白する。
そして青島は「どんなにダサくても自分に嘘をついてちゃダメだ!俺はそんなダメな自分も愛してる」と告白することで、土橋に「人間誰でもダメな部分がある。だから嘘をついてまで人気者を演じなくていい」と示したかったのだ。土橋は何も言わずに帰ってしまった。
その後青島は、我妻と土橋がデートしたことを知る。青島は「やっぱり土橋を助けるような真似をしなければ…きっと10年後の未来では我妻さんと土橋が結婚してるんだ」と落ち込みながら眠る。

その夜、タイムスリップした10年後で、相変わらず我妻と結婚している青島。そして真っ当なサラリーマンになった土橋とも再会する。
土橋は高校生時代、我妻とデートした時に「青島はすごい、人の内面を見られるやつだ」と熱く語ったことで、青島と我妻が結婚している未来のままになったのである。青島は「土橋という友達ができてよかった」と喜んだのだった。

山ちゃんとの出会い

青島たちの街にある古本屋。中年の男性が店員として店にいるため、エロ本が買えない青島たちは、サラリーマンのふりをして買いに行くも惨敗。
そんな時、見知らぬ年配の男性が「そのエロ本は俺が買ってこいってこいつらに言ったんだよ、俺が買うから問題ないよな?」と助けてくれた。そのお陰で、無事に青島たちはエロ本を手に入れることが出来た。

公園で買えたエロ本を眺めながら、青島たちは見知らぬ男性にお礼を言う。男性の名前は山ちゃん。いつも酒を飲んでいるのか、顔が赤く酒臭い。散々山ちゃんと下ネタで盛り上がり、青島たちは山ちゃんとの仲を深めていった。

とある日の夜、10年後にタイムスリップした青島は、妻である我妻とデートすることになった。外を歩いていると、街中で苦しそうにうずくまっている高齢男性と出会う。それは10年後の山ちゃんだった。
身体中が痛いという山ちゃんを連れて、青島は我妻と病院へ行く。そこで山ちゃんは「末期癌で半年の命」だということを知る。山ちゃんは「家族も仕事も金もない、もう手遅れだから」と治療を拒否。その姿を見た青島は「10年前の現在なら助けられる」と山ちゃんを救うことにした。

現在に戻った青島は、真っ昼間から酒を飲んでいる山ちゃんへ会いに行く。そして山ちゃんが健康になるよう働きかける青島。山ちゃんに運動させたり食事を取らせたりと奮闘する。しかし山ちゃんは乗り気ではない。山ちゃんは「いい加減分かったよ、ちゃんと食べるよ」と言ったために青島はその言葉を信じた。
その夜、10年後へタイムスリップする。そこでは末期癌により息を引き取った山ちゃんが、病院のベッドで横たわっていた。山ちゃんの死を実際に目の当たりにした青島は、現在に戻り山ちゃんへ会いに行く。
そして青島は「山ちゃん、あんたは10年後に死ぬ。そして死んだら俺が困る。友達だから」と説得する。
しかし、その夜にタイムスリップした10年後でも変わらず、山ちゃんは癌で亡くなっていた。

ある日、いつもの公園に行くと、そこにはスーツを着て髪もさっぱりした山ちゃんがいた。そして山ちゃんは「野菜食えだの運動しろだの、うるさい友達に言われたから故郷に戻ってやり直すことにした。どうなるか分からないけど、目の前の今を頑張ってみるよ」と言った。青島は10年後を知っているからこそ、それが最善の選択なのかは分からない。しかし「体に気をつけて」と山ちゃんを送り出した。
現在が変わったために、10年後では実際、山ちゃんが生きているのか亡くなっているのかこの段階では不明である。

我妻と恋人になるも、別れることに

その後も青島は転校生でハーフの美少女・下妻シルヴィア(しもつま シルヴィア)と友人になり、共に出かけたことで一時期シルヴィアが未来の嫁になっていた。
また漫画を描くことが好きな伊富蘭(いとう らん)とも仲良くなったことで、青島は伊富とも1度未来で結婚している。
どうしても我妻と結婚がしたい青島はことごとくその未来を回避するため、現在で2人とは良い友人で居続ける青島。

ついに青島は我妻に修学旅行で告白するも、見事に振られてしまう。その後も青島は猛アタックを続け、2回目の告白でようやく我妻と付き合うことになった。
しかし、我妻の「渋いドラマ好き」についていけず2人の気持ちはすれ違う。そしてついに、青島は我妻に振られてしまう。

我妻が亡くなる未来を変える青島

3年生になった青島は、我妻と別々のクラスになってしまう。
我妻を諦められない青島は「クラスが別々になった状態で、ヨリを戻すなんて…」と落ち込んでいた。

そんな中、関文夫(せき ふみお)という男性教師が赴任してくる。関も青島と同じタイムスリッパーであり、ある時関は「我妻は10年後、アフリカに渡りマラリアに罹って死ぬ」ことを青島に伝える。
それを聞いた青島は、10年後の我妻に働きかけるも失敗し我妻が死ぬ未来を止められない。
青島は「未来が変えられないなら」と、現在の我妻に手紙を書く。その内容は「僕はタイムスリッパーで、未来を見ることが出来ます。クラスメイトみんなの未来も見てきました。10年後、この未来の予言が1つでも合っていたら僕のことを信じてください。そしてその未来で我妻さんは、マラリアにかかって死んでしまいます。どうかアフリカ行きはやめてください」である。

10年後、我妻は空港に向かうもそこで偶然、クラスメイトの小松に出会う。小松からクラスメイトの今を聞くと、見事青島が予言した通りだった。これにより、我妻は青島の言葉を信じアフリカ行きを止める。そして空港に駆けつけた青島は生きている我妻と出会い、歓喜のあまり気絶する。気絶中に見た10年後の未来で、青島はまた我妻と結婚していた。
今度こそ我妻との未来を手に入れると、青島は目覚めたあと我妻と連絡先を交換するのだった。

『我妻さんは俺のヨメ』の登場人物・キャラクター

主要人物

青島 等(あおしま ひとし)

バレー部の補欠部員である青島。

在床高校2年生。冴えない、目立たない男子高校生。バレー部の補欠部員だったが、3年生の時にはキャプテンになっている。悩むと部屋でパンツ一丁になる癖がある。DX団でのコードネームは「天空の城ラピュタ」。
性格はスケベで妄想癖があるが優しく、真っ直ぐで一生懸命。人のことを思いやれる人物であることは周りも認めている。一方で、冴えない男という自覚もあるので、シルヴィアに好かれていることには気づいておらず、伊富からの好意にも戸惑いを感じていた。

ある日、10年後の未来にのみタイムスリップ出来る能力に目覚める。しかし自由自在に行き来できるわけではなく、寝たときや日常でも突然、未来に飛ぶことがある。現在に戻ってくるのも唐突なので、青島もコントロールできないまま未来と現在を行き来している。
そしてその能力で、10年後はクラス1の美少女である我妻亜衣と結婚していることを知る。その未来を変えないために、青島は我妻と仲良くなろうと奮闘する。
10年後の未来にしかタイムスリップできないため、どういった経緯で我妻と結婚出来たかは不明である。しかし、10年後の我妻から「どのように付き合って結婚したか」をさりげなく聞き出すことで、現在の時間でも我妻と近づこうとしている。また友人たちが10年後、犯罪で捕まっていたり死を迎えると分かると、それを避けようとも現在を変えようとしている。

度々、シルヴィアや伊富と友人以上の関係性になる機会はあるものの「10年後で我妻さんと結婚したいから」と全て避けている。

10年後にはテレビの制作会社に勤めており、ドラマの脚本で賞を取っている。

我妻 亜衣(わがつま あい)

水泳部に所属している我妻。

青島と同じく在床高校2年生の女子生徒。青島と同じクラスで、クラス1の美少女。スタイルも良く、性格も良い。
また勉強も出来、部活の水泳でも活躍している。水泳部で大切な大会を控えている時には、オーバーワークになるほど練習する努力家。
しかし品行方正というわけではなく、アルバイト禁止を知りながらイタリアンレストランで給仕のアルバイトをしている。
趣味は渋いドラマを見ること。「おみやさん」や「京都地検の女」が好き。兄が1人いる。

学年問わず男子生徒から告白されまくっているが、ことごとく振っている。その理由は「付き合ったら結婚しなければいけないから」と思い込んでいるから。青島から1度告白された時も、「結婚するほど好きではないから」と断っている。
その後、クラスの女子から「絶対結婚しなきゃいけないって訳じゃないんだよ」と教えられたことから、その後は考えを多少改めている。実際に青島から2回目の告白を受けた時は、青島の本気を感じたため「結婚はできないけど付き合える」とOKしている。

青島のことはクラスメイト程度にしか思っていない。
そのため1回目の告白後も「いい友達でいよう」と振っている。2回目の告白後、青島と付き合い始めて「渋いドラマの話が出来る」と我妻は交際を楽しんでいた。しかし徐々に、青島との渋いドラマに対する温度差を感じ始める。そして青島が無理に自分の趣味に付き合ってくれていること、成績が下がったことなどから青島に別れを切り出した。
別れた後、偶然青島と伊富がキスしている場面を目撃する。別れた後でもう自分には関係ないのに、我妻は「なんで他の女の子とキスなんて…」とモヤモヤしていた。好意があるかは微妙だが、青島のことは意識している。

愛犬のジョンを亡くした際に、何も出来なかったことを悔やんで獣医を目指すようになる。10年後にはその夢を叶え、獣医になっている。
しかし希少動物の保護のために訪れた先のアフリカで、マラリアに感染し亡くなる予定だった。これを知った青島が未来を変えようと、10年後の我妻を説得するが俄には信じられず忠告をスルーしている。

そして卒業式の日、青島から手紙を受け取る。
そこには10年後の未来を予想したものが書かれており、我妻のことも「マラリアで死ぬ」と書かれていた。受け取った当初は信じていなかった我妻。しかし10年後、クラスメイトが青島の手紙通りの未来を辿っていることを知る。そのため「マラリアで死ぬ」ことも信じ、アフリカへ行くことはやめた。

下妻 シルヴィア(しもつま シルヴィア)

腹が立つとすぐに手が出るシルヴィア。

在床高校2年生の女子。転校生。父が日本人で、母がオランダ人のハーフ。赤毛で、胸はJカップ。片言で話しており、性格はかなりキツい。怒るとすぐに手が出る。
成績優秀で、アニメ好き。ケンジロウという名前の兄が1人いる。ドラムなどの楽器も得意。

突如、青島の10年後の未来の妻として現れた女性。
青島がシルヴィアと街角でぶつかりそうになったことや、青島が気軽にシルヴィアに声をかけていたことから未来の妻になったと考えられる。シルヴィアの方も、慣れない土地に1人で来ており寂しさを感じていた。そこに青島が声をかけてきたため、青島に対しては友情以上な感情が芽生え始めていた。
それでも青島は我妻との未来を手に入れるため、シルヴィアには「友達になろう!」と提案する。それに対してシルヴィアは「ちょっと残念」と告白されるのかと思い期待していた。
そこから青島に友達として絡んでいき、青島のことを好きだと自覚するも「我妻一筋」な青島を見てスッパリ諦める。

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