YAWARA!(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『YAWARA!』とは浦沢直樹による漫画及びそれを原作としたアニメ作品である。ビッグコミックスピリッツで1986年から1993年まで連載され、単行本は全29巻、発行部数は約3000万部。 1989年にはアニメ化されて大ヒットし、世に女子柔道ブームを巻き起こした。祖父に英才教育を受けた柔が、オリンピックや世界選手権で世界の強豪とぶつかる柔道漫画。柔は柔道に後ろ向きであったが、松田や富士子、ジョディらとの出会いによって次第に前向きに取り組んでいく。また、純愛ラブストーリーとしての側面も魅力である。
CV:滝沢ロコ
テレシコワの後輩でロシア有数の強豪。性格はぶっきらぼうで、保守的で慎重派のテレシコワと比較するとだいぶ性格は柔軟である。バルセロナオリンピック48kg以下級では、マルソーに敗れたが、敗者復活戦で勝利して銅メダリストとなった。
クリスティン・アダムス
CV:さとうあい
ジョディの後輩にあたるカナダ代表の強豪で、猪熊柔とも一戦を交えたことはあるが、柔より伊東富士子のライバルとして立ちはだかるようになった。バルセロナ五輪では、61kg以下級で金メダルを獲得した。
マルチネス
CV:水原リン
キューバ代表の72 kg超級選手。ユーゴスラビア世界選手権が初めての国際大会出場で、打倒柔を目指している。無差別級では富士子と戦ってポイントで圧倒的優勢になるも逆転負けした。
マルソー
CV:荒木香恵
フランスのバルセロナ五輪48 kg以下級代表で小柄な選手。フランスで本阿弥の稽古相手を務めていた。無名だったが虎滋郎に見出され、急成長を遂げる。ロシアのフルシチョワを破るなど破竹の勢いであったが、柔とは経験、格の差を見せつけられ、得意の一本背負いを封じられた末になすすべなく倒された。
タオ
CV:杉崎佳恵子
中国代表の無差別級選手。身長198 cm、体重125 kgという女性離れした巨体が武器で、ソウルオリンピックの第1試合で柔と対戦し、試合開始から数秒で一本背負いを喰らい敗北した。
佐々木(ささき)
巌流寺高校の柔道部主将。猪熊柔と対戦した際、抑え込まれて完敗。
稲垣(いながき)
西海大の個人戦の覇者。決勝戦で花園にはやっと勝利したが、終始劣勢であった。
柔道関係者
祐天寺 豪造(ゆうてんじ ごうぞう)
CV:仲木隆司
西海大学柔道部監督兼バルセロナオリンピックの柔道チーム監督。柔の実力に惹かれて西海大への進学を勧めるが、高校卒業時と短大卒業時の2度とも叶わなかった。柔道指導者としての手腕は確かなもので、滋悟郎にも気に入られている。
ポルナレフ
CV:上田敏也
強豪フランス・セーヌ大学柔道部監督。猪熊滋悟郎に心酔しており、著書「柔の道は一日にしてならず」を読むために日本語を覚えたほどで、彼の口癖を真似ている。
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目次 - Contents
- 『YAWARA!』の概要
- 『YAWARA!』のあらすじ・ストーリー
- YAWARAの華麗なデビュー
- 武蔵山高校時代
- 三葉女子短大時代
- 鶴亀トラベル時代
- バルセロナオリンピック
- 『YAWARA!』の登場人物・キャラクター
- 猪熊家
- 猪熊 柔(いのくま やわら)
- 猪熊 滋悟郎(いのくま じごろう)
- 猪熊 玉緒(いのくま たまお)
- 猪熊 虎滋郎(いのくま こじろう)
- 猪熊 カネコ(いのくま かねこ)
- 日刊エヴリースポーツの社員
- 松田 耕作(まつだ こうさく)
- 鴨田(かもだ)
- 加賀 邦子(かが くにこ)
- 編集長
- 本阿弥家
- 本阿弥 さやか(ほんあみ さやか)
- 本阿弥 錦之助(ほんあみ きんのすけ)
- さやかの母(はは)
- 徳永(とくなが)
- 風祭→本阿弥進之介(ほんあみ しんのすけ)
- 蒲田(かまた)
- 後藤田すみれ・尾上かすみ・十条美智子・鴻之池麗子
- 伊東・花園家
- 伊東富士子→花園 富士子(はなぞの ふじこ)
- 花園 薫(はなぞの かおる)
- 花園 富薫子(はなぞの ふくこ)
- 富士子の父親と母親
- 花園 満(はなぞの みつる)
- 柔道選手
- 藤堂 由貴(とうどう ゆき)
- ジョディ・ロックウェル
- アンナ・テレシコワ
- ベルッケンス
- キム・ヨンスク
- フルシチョワ
- クリスティン・アダムス
- マルチネス
- マルソー
- タオ
- 佐々木(ささき)
- 稲垣(いながき)
- 柔道関係者
- 祐天寺 豪造(ゆうてんじ ごうぞう)
- ポルナレフ
- タマランチ
- 石倉(いしくら)
- 犀藤(さいとう)
- 山下 泰裕(やました やすひろ)
- 武蔵山高校
- 和美・清水・かおり
- 河野、安井、畑山、富岡(こうの、やすい、はたやま、とみおか)
- 須藤(すどう)
- 錦森 広之(にしきもり ひろゆき)
- 三葉女子短大
- 南田 陽子(みなみだ ようこ)
- 日陰 今日子(ひかげ きょうこ)
- 四品川 小百合(よしながわ さゆり)
- 小田 真理(おだ まり)
- 学長
- 筑紫大学(つくしだいがく)
- 大垣典子、宇崎恵、黒川智子、鹿取しのぶ(おおがき のりこ、うざき めぐみ、くろかわ ともこ、かとりしのぶ)
- 鶴亀トラベル関係者
- 大田黒(おおたぐろ)
- 羽衣(はごろも)
- 菅井(すがい)
- 村上(むらかみ)
- 狭山(さやま)
- 塚本(つかもと)
- その他
- ユーゴスラビアのタクシー運転手
- 源さん
- 万丈目(まんじょうめ)
- 実況アナウンサー / ニュースキャスター
- ホセとアントニオ
- デビット・デービス
- 『YAWARA!』の用語
- 一本背負い
- ユーゴスラビア
- バルセロナオリンピック
- 国民栄誉賞
- 世界柔道選手権大会(せかいじゅうどうせんしゅけんたいかい)
- 『YAWARA!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 本阿弥さやか「女王とお呼びなさい!!」
- フルシチョワ「速い!!」
- 伊藤富士子「立ってられる気がしない」
- 猪熊滋悟郎「逃げてなにが柔道!!一本勝ちしてこそ柔道ぢゃ!!ようやったぞ、ノッポの姉ちゃん!!」
- 猪熊柔「ううん。教えてくれたのはみんなの方...一生懸命やるのって、いいね。」
- 『YAWARA!』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 執筆中意識したのは野球漫画『巨人の星』
- 田村亮子のニックネームのモデルとなった「柔ちゃん」
- 改善していく柔道シーンの描写
- テレビアニメ化された理由は、実写版映画の出来の悪さ
- 『YAWARA!』の主題歌・挿入歌
- テレビアニメ版
- OP(オープニング):永井真理子『ミラクル・ガール』(第1 - 43話)
- OP(オープニング):今井美樹『雨にキッスの花束を』(第44 - 81話)
- OP(オープニング):原由子『負けるな女の子!』(第82 - 102話)
- OP(オープニング):永井真理子『YOU AND I』(第103 - 124話)
- ED(エンディング):姫乃樹リカ『スタンド・バイ・ミー』(第1 - 43話)
- ED(エンディング):辛島美登里『笑顔を探して』(第44 - 81話)
- ED(エンディング):原由子『少女時代』(第82 - 102話)
- ED(エンディング):LAZY LOU's BOOGIE『いつもそこに君がいた』(第103 - 124話)
- 挿入歌:浦田健志『Rainy Lady PM.9』(第1話)
- 挿入歌:渡辺麻里奈『大好きなシャツ』(第114話)
- TVスペシャル
- 主題歌:ZARD『Today is another day』
- 挿入歌:ZARD『見つめていたいね』
- 劇場版アニメ
- 主題歌:渡辺麻里奈『大好きなシャツ』
- 挿入歌:THE MINKS『WHAT'S THE PARADISE?』
- 実写版映画
- 主題歌:浅香唯『NEVERLAND 〜YAWARA!メインテーマ』
- 挿入歌:浅香唯『TRUE LOVE』
- 挿入歌:浅香唯『笑顔はどうしたの』