YAWARA!(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『YAWARA!』とは浦沢直樹による漫画及びそれを原作としたアニメ作品である。ビッグコミックスピリッツで1986年から1993年まで連載され、単行本は全29巻、発行部数は約3000万部。 1989年にはアニメ化されて大ヒットし、世に女子柔道ブームを巻き起こした。祖父に英才教育を受けた柔が、オリンピックや世界選手権で世界の強豪とぶつかる柔道漫画。柔は柔道に後ろ向きであったが、松田や富士子、ジョディらとの出会いによって次第に前向きに取り組んでいく。また、純愛ラブストーリーとしての側面も魅力である。

猪熊 虎滋郎(いのくま こじろう)

CV:岡部政明
猪熊滋悟郎の息子であり、柔の実父。全日本選手権優勝後失踪した。娘の柔が5歳のとき、稽古中に巴投げで投げ飛ばされ、その才能に感動したとともに世界を股にかけたライバルの発掘の旅に出て、娘を強くしようと考えた。後に本阿弥さやかの専属コーチとなり、寝技で柔と互角かそれ以上まで鍛える。指導者としては、父親譲りの圧倒的なカリスマを見せた。

猪熊 カネコ(いのくま かねこ)

CV:皆口裕子
柔の祖母で、虎滋郎の母親。15年前に他界している。カネコの父親である牛尾馬之助は、滋悟郎の心の師匠でもある。同じく柔道の達人でもあり、若い頃の見た目は柔にそっくりである。

日刊エヴリースポーツの社員

松田 耕作(まつだ こうさく)

CV:関俊彦
山形県出身の青年で、三流紙「日刊エヴリー」新聞記者。典型的な独身生活。柔の柔道にスーパースターの輝きを感じ、常に彼女を追いかけて実力を引き出そうと付きまとっていたが、徐々に選手としてだけでなく、異性としても魅力を感じるようになる。世界のスターとして羽ばたく彼女に対し、一介の記者でしかない自身との間に差を感じ、記者と選手の間柄、なかなか想いを伝えることが出来ずに、また、柔も松田へも想いを忍ばせていることを次第に意識するようになるが、口下手で奥手であることもあって、二人の恋がなかなか進展しない原因にもなっている。

鴨田(かもだ)

CV:茶風林
日刊エヴリーに勤務する松田の相方カメラマン。カメラの腕は確かで、柔の決定的瞬間を一度たりとも撮り逃がしたことはない敏腕である。ムッツリスケベで、松田の部屋に絶えずえぐいAVやエロ本を持ってきている。加賀邦子に密かながら想いを寄せている。

加賀 邦子(かが くにこ)

CV:あきやまるな
日刊エヴリーに勤務する松田の相方。プロカメラマンとして活躍する傍ら、松田に惚れ込み、彼を執念深く追いかけ回し、風祭に代わり得意の口八丁で猪熊柔の恋路を妨害する強敵として柔に立ちはだかる。スタイルは良く、ギャル風だが顔は割と美人。実家は銭湯で、おねだりでバルセロナへの旅費を工面してもらえるほど羽振りは良い。松田はあくまで加賀邦子を仕事の相棒として見ていたため失恋。その後は、自分の軽はずみな言葉のせいで傷心の極みに陥っていた柔に協力する立場になる。

編集長

CV:岸野一彦
日刊エヴリーの編集長で、松田と鴨田の上司にあたる。仕事上の事で松田をよく怒鳴りつけている一方で、スポーツ記者としての資質は認めているようで、実は頼りにしている。

本阿弥家

本阿弥 さやか(ほんあみ さやか)

CV:鷹森淑乃
柔と同い年の、本阿弥財閥の令嬢。運動能力に優れており、乗馬、新体操、テニスなどありとあらゆるスポーツでトップを取っていたが、柔と出会った事で柔道の道を志すことになり、打倒柔に燃える国内最大のライバルとなる。自信家で高慢、人に決して弱みを見せない生粋のお嬢様だが、勝負事に関しては卑怯な手段は使わず、努力することもいとわない芯の強さがある。柔の父虎滋郎をコーチとし、地味な寝技を極めて彼女と互角の勝負を演じることになる。風祭に惚れており、猪熊柔とは柔道だけでなく、恋敵としても対決するようになる。

本阿弥 錦之助(ほんあみ きんのすけ)

tomonori0526
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@tomonori0526

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