【俺たちのフィールド】ワールドカップに向けて読みたい名作サッカー漫画10選【1/11 じゅういちぶんのいち】

2022年は、FIFAワールドカップのカタール大会が開催される年です。誰もがアツくなるこの時期に合わせてサッカー漫画を読んでみるのはいかがですか?この記事では、メジャーなものから一般にはあまり知られていないものまでサッカー漫画10作品をまとめました。これを読んで、ワールドカップをもっと楽しみましょう!

龍時

出典: www.amazon.co.jp

原作:野沢尚
漫画:戸田邦和
掲載誌:ワールドサッカーキング

「日本初の本格サッカー小説」と銘打たれ、多くのサッカー選手からも評価されている同名の小説を原作としているサッカーマンガ。

全国的に無名だったサッカー少年の志野リュウジ。中学時代の活躍でU-16の代表候補に選ばれたことが縁で、U-17スペイン代表との対戦のために日本選抜の一員に選ばれる。そこで世界を目の当たりにしたリュウジは、その試合を見ていたリーガ・エスパニョーラのアトランティコFCの会長に評価され、その下部組織のシティオ・アトランティコへの誘いを受けて単身スペインへ旅立つ。

原作は作者の急逝により未完の作品となったが、漫画版では連載時期の都合などから、原作小説とは異なる独自の設定がある。

掲載誌がワールドサッカーキングという海外サッカー専門誌ということもあって、サッカーについてある程度知識のある人に向けて描かれており、試合中の選手の思考・駆け引きも鮮明で面白い。

さよならフットボール

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作者:新川直司
掲載誌:マガジンイーノ
全2巻

藤第一中学校サッカー部の恩田希は優れたボールテクニックの持ちながら、圧倒的な体格差や、女の子であること阻まれて、サッカーのフィールドにすら立てずにいた。

そんなある日、街中で再会を果たした幼馴染から「サッカーはフィジカルだ。女のお前に何が出来る」と挑発されたことをきっかけに、彼に一泡吹かせるために男子サッカー公式戦に出場することを決意し、弟と無理やり入れ替わる形で公式戦に出場する。

作中では中学生の主人公が「女子サッカー選手である」という理由から公式戦出場に難色を示される場面が描かれているが、2006年3月に行われた日本サッカー協会の理事会で、女子サッカー選手の出場機会を増やす目的から従来の出場規程が見直され、全国中学校サッカー大会とJFAプレミアカップ、高円宮杯全日本ユースサッカー選手権 (U-15)大会の予選から本大会に至るまで、女子サッカー選手が参加できるように改正されている。

女子サッカーという部分に注目されがちだが、サッカーの迫力が伝わる絵やゲーム展開の面白さも評価されており、とても素晴らしい作品なので是が非でも読んでほしい。

その他の名作10選

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