サクライケンタとは【徹底解説まとめ】

サクライケンタとは、作詞家・作曲家・編曲家・音楽プロデューサーであり、株式会社ekomsの代表取締役。彼が頭角を現したのは、いずこねこのプロデューサーとしてであり、その後はMaison book girlの総合プロデューサーとして活躍している。スティーヴ・ライヒなどの現代音楽家に影響を受け、ポピュラー音楽にその現代音楽をミックスさせた「現音ポップ」を提唱している。Maison book girlだけでなく、クマリデパートのプロデュースや開歌-かいか-、大森靖子との仕事などで知られている。

3. トキメキハイスピード (作詞・作曲:サクライケンタ)

デビューアルバム。
3曲目の「トキメキハイスピード」に作詞・作曲で参加している。

2011年6月29日:『succeed』

『succeed』

2. I need back (作詞:サクライケンタ、作曲・編曲:中土智博)

4thシングル。
2曲目の「I need back」に作詞で参加している。

「I need back」

2012年8月8日: 『Happy☆days!!』

『Happy☆days!!』

4. music on!!! (作詞・作曲・編曲:サクライケンタ)
5. スキナ☆ノート (作詞・作曲・編曲:サクライケンタ)
7. Angel Wing (New Arrange Ver.) (作詞・作曲:根本雄二、編曲:サクライケンタ)
8. Forever Light (作詞・作曲・編曲:サクライケンタ)

2ndアルバム。
2011年9月30日をもってMayaが卒業しており、Yu-ka、Risaのコンビとなっている。

「Forever Light」

いずこねこ

いずこねこ

サクライケンタがプロデュースした初めてのアイドル。
2011年10月よりいずこねこのプロデュースを始める。
いずこねことしての活動期間は2011年10月から2014年8月31迄。

サクライケンタと出会う前、いずこねこは「茉里」という名前でソロアイドルとバンドを掛け持ちしていた。その後、サクライケンタと出会い、彼の楽曲の仮歌を依頼され、その仮歌を歌ったMary Angelのライブを観に行き、自分もステージに立ってみたいと希望したことから、サクライケンタとのプロデュース関係が始まった。
それまでのサクライケンタの楽曲には、いわゆる「現音ポップ」のテイストは希薄であったが、このいずこねこのプロデュースを境に、現在の「現音ポップ」の礎が形作られていく。
残念ながらサクライケンタの「うつ」の発病により、2014年8月31日をもって活動終了。ただし、制作中であった映画「世界の終わりのいずこねこ」のプロジェクトは継続され、映画関連に限り「いずこねこ」名での活動は継続していた。

2014年7月8日。この日、神奈川・横浜アリーナにて開催された「BiSなりの武道館」と銘打たれたBiSの解散コンサートにおいて「いずこねこ」こと茉里は「ミズタマリ」と改名し、BiSの元メンバーであるカミヤサキとの二人組ユニット・プラニメの結成を発表する。奇しくもこの日は、サクライケンタがやはりBiSの元メンバーであるコショージメグミと新プロジェクト「book house girl(仮)」として活動を開始することが発表された舞台でもあった。ちなみにこのプラニメは現在のGANG PARADである。

その後、2017年1月には、本名の泉茉里名義で「THE 夏の魔物」のメンバーとして活動。2018年9月9日に「THE 夏の魔物」を脱退。2020年5月にはDr.Usuiと絢屋順矢、VJ・名嘉真法久とともにオンラインユニット「DISCOMPO with 泉茉里」を結成。
2020年11月3日、ツイッターにて元POLYSICSのナカムラリョウとの結婚を発表した。

なお、いずこねこの楽曲はすべてサクライケンタ作詞・作曲・編曲であり、個々の楽曲のクレジットは省略してある。

2011年11月11日:『JuPiter girL』

『JuPiter girL』

1. JuPiter girL

デビューシングル。
ここではすでに「現音ポップ」の萌芽が見られ、後のMaison book girlの楽曲との類似点も多い。

「JuPiter girL」
サムネイルは後にリリースされるアルバム『最後の猫工場』のジャケット。

2011年12月18日:『rainy irony』

『rainy irony』

1. rainy irony

2ndシングル。
後にMason book girlの楽曲として「snow irony」「cloudy irony」がリリースされるのだが、特に繋がりはないとのこと。
以下、Real Soundのインタビューより抜粋。
――(アルバム『bath room』について)いずこねこ時代からの続きを感じさせる歌詞が多いように思いました。
サクライ:続きっていう意識をしてるわけではなくて、ただ自然に書いています。いずこねことブクガは違うものだと思っています。ただやりたいことをやってるというだけで。「snow irony」にいずこねこの「rainy irony」からの歌詞の引用はありますが、特に意図的な繋がりはないです。

「rainy irony」

2012年2月25日:『nostalgie el』

『nostalgie el』

1. nostalgie el

3rdシングル。
「現音ポップ」がほぼ完成に近づいている印象を与えてくれる楽曲になっている。

「nostalgie el」
サムネイルは後にリリースされるアルバム『最後の猫工場』のジャケット。

yamada3desu
yamada3desu
@yamada3desu

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