デッドコースター(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『デッドコースター』とは、アメリカのホラー映画。始まりは高速道路。180便の航空機事故から1年後、キンバリーは友人たちと海へ遊びに行くため、ドライブへ出かける。そこで、多数の死者を出す玉突き事故に遭遇する予知夢を見たのだ。予知夢によって死を回避することができたものの、死が終わることはなかった。死神によって死は定められていた。本作では、前作において死亡したと思われていた者たちが登場しており、死を免れた者たちによる新たな視点も追加されている。死への恐怖をより一層感じることができる映画となっている。

吹き替え:松本保典
キンバリー以外に最後まで生き残る今作唯一の人間。ユージーンの病室で引き起こされた爆発によって吹き飛ばされた棚が直撃して死亡するところだった。しかし、キンバリーによって助けられる。予知夢では、高速道路での大事故では最初の犠牲者であった。脇見運転をした為、正面から突っ込んできた丸太によって上半身を潰され死亡する。

エバン・ルイス(演:デビッド・パートコー)

吹き替え:平川大輔
最初の犠牲者。自宅で起きた火災から逃げる為に道路へ着地する。しかし窓から投げ捨てていたスパゲッティに足を滑らせたことによって転倒し、そこへ滑り落ちてきた非常梯子の先端が頭部を貫通したことによって死亡。高速道路での大事故では一度は回避することが出来たが、戻ってきたトレーラーが突っ込んできたことによって死亡する。

ティム / ティモシー・カーペンター (演:ジェイムズ・カーク)

吹き替え:浦田優
二番目の犠牲者。15歳だが、歯の診察を行った歯科医師いわく、喫煙をしている。
歯医者の帰りに鳩を追い払った。そのため、作業員の視界を奪ってしまいクレーンの誤操作をしてしまう。結果、吊り下げていたガラス板が落下し、押し潰されたことにより死亡。高速道路での大事故では自分の持っていたペットボトルがブレーキに挟まってしまったことによって止まることが出来ず、ノラと共に車ごと丸太へ突っ込んで爆死する。

ノラ・カーペンター(演:リンダ・ボイド)

吹き替え:定岡小百合
三番目の犠牲者。エレベーターに同乗した男性が運んでいたマネキンの鉤手が髪に絡まってしまい、慌てて降りようする。しかし、降りることは出来なかった、そのまま、エレベーターのドアに首を挟まれてしまう。そのまま上昇したエレベーターによって首を切断され死亡。高速道路での大事故ではティムと共に車ごと丸太に突っ込んだことによって爆死する。

キャット・ジェニングス(演:キーガン・コナー・トレイシー)

吹き替え:大坂史子
四番目の犠牲者。彼女の運転していた車のタイヤが突然パンクし、牧場のパイプ置き場に突っ込むという事故に遭ってしまった。しかし、その時点では死なずに済んだ。だが、運転席で身動きが取れなくなってしまった為、救急隊員がドアをこじ開けよう器具を使った衝撃でハンドルのエアバッグが作動してしまう。結果、座席のヘッドレストを貫通していたパイプに頭部を貫かれてしまい死亡。高速道路での大事故では車ごと丸太に突っ込み、前転して引っ繰り返ったところ、横でノラの車が爆発する。それに合わせるように自身の車も発火してしまい死亡する。

ローリー・ペータース(演:ジョナサン・チェリー)

吹き替え:藤原啓治
五番目の犠牲者。死亡したキャットの手から落下した煙草が風によって運ばれ、オイル漏れしていた近くの車に引火する。車は爆発を起こし、爆風によって吹き飛ばされた柵の有刺鉄線が胴体を切断したことで死亡。高速道路での大事故では横転後にゴミ収集車に突っ込まれ爆死する。

ユージーン・ディックス(演:T・C・カーソン)

吹き替え:楠大典
六番目の犠牲者。キャットの運転していた車の事故で重傷を負ってしまう。搬送された病院で、病室の換気口が閉ざされてしまい密室となってしまう。また、酸素供給装置のチューブが外れており漏れた出た酸素が病室内に充満する。駆けつけたクレアがドアを開けた瞬間、コンセントが抜けてしまい火種が上がってしまう。結果、引火してしまい爆発が引き起こされて死亡。高速道路での大事故ではバイクで転倒後、丸太とバイクの間に挟まれることによって死亡する。

イザベラ・ハドソン(演:ジャスティーナ・マチャド )

吹き替え:倉持良子
留置所にいたのだが破水してしまう。出産のために病院へ輸送される。高速道路での玉突き事故に巻き込まれるが、最初から死とは無関係であった人物。

ブライアン(演:ノエル・フィッシャー)

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