スタンド・バイ・ミー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『スタンド・バイ・ミー』とは、モダン・ホラーの巨匠スティーブン・キング原作の非ホラー系作品。彼の少年時代の出来事を題材にしたアメリカ映画。監督は『最高の人生の見つけ方』など数々の有名作品を世に送り出したロブ・ライナー。ノスタルジックな世界観で描かれた本作は、作家として大成した主人公が、劣悪な環境、閉塞的な町に育った少年時代のひと夏の出来事を振り返る形で展開していく。絶望しかない未来、死体探しの旅というひと夏の冒険を通して、少年たちが心の葛藤を描きながら大人へと成長していく友情物語である。
バーン・テシオ(演:ジェリー・オコンネル)
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日本語吹替:大友大輔(フジテレビ版)、亀井芳子(DVD版)、海鋒拓也(Blu-ray版)
頭の鈍い、ノロマな肥満児。かなりのおっちょこちょい。兄が不良グループのメンバーで、バーンがその不良の兄からレイ・ブラワーの死体の話を盗み聞きしたことにより、本作の冒険に繋がった。
不良グループ
エース・メリル (演:キーファー・サザーランド)
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日本語吹替:井上和彦(フジテレビ版)、森川智之(DVD版)、加瀬康之(Blu-ray版)
不良グループのリーダーで、いつもクリスやコーディたちに嫌がらせをしている。今回も、コーディたちが見つけた死体を脅して奪おうとするが、最後は2人の毅然とした強さに圧倒されて逃げる。
アイボール・チェンバーズ(演:ブラッドリー・グレッグ)
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日本語吹替:吉村よう(フジテレビ版)、高木渉(DVD版)
クリス・チェンバーズの兄。エースに逆らえず、毎回弟を助けられないことに少し引け目を感じている。
ビリー・テシオ(演:ケイシー・シーマツコ)
日本語吹替:堀内賢雄(フジテレビ版)、坪井智浩(DVD版)、小尾元政(Blu-ray版)
バーンの兄。不良グループの中ではバーンと同じような役割の存在。
ゴーディの家族
デニー・ラチャンス(演:ジョン・キューザック)
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日本語吹替:島田敏(フジテレビ版)、坂口賢一(DVD版)、竹若拓磨(Blu-ray版)
交通事故で無くなったコーディの兄。頭脳明晰で将来を期待された有能な人物であったため、亡くなった後もコーディに寂しさと劣等感を与え続けた。
ゴーディの父(演:マーシャル・ベル)
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日本語吹替:小林修(フジテレビ版)、佐々木勝彦(DVD版)
頭脳明晰で有能、将来を期待された息子・デニーを交通事故で亡くして失望する日々を過ごしている。コーディは、そんな父親を失望させていると思っている。
ゴーディの母(演:フランシス・リー・マッケイン)
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日本語吹替:竹口安芸子(フジテレビ版)、定岡小百合(DVD版)
将来を期待された最愛の息子を交通事故で亡くして失望する日々を過ごしている。父親ほどコーディに対して冷たい態度は取っていない。
その他
レイ・ブラワー(演:ケント・W・ラットレル)
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目次 - Contents
- 『スタンド・バイ・ミー』の概要
- 『スタンド・バイ・ミー』のあらすじ・ストーリー
- 作家ゴードン・ラチャンスの少年時代の思い出
- 4人で向かう死体探しの旅
- 死体を見つける4人
- それぞれの旅立ちへ
- 『スタンド・バイ・ミー』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ゴーディ/ゴードン・ラチャンス(演:ウィル・ウィトン、リチャード・ドレイファス)
- ゴーディの友人
- クリス・チェンバーズ(演:リヴァー・ジュード・フェニックス)
- テディ/セオドア・ドチャンプ(演:コリー・フェルドマン)
- バーン・テシオ(演:ジェリー・オコンネル)
- 不良グループ
- エース・メリル (演:キーファー・サザーランド)
- アイボール・チェンバーズ(演:ブラッドリー・グレッグ)
- ビリー・テシオ(演:ケイシー・シーマツコ)
- ゴーディの家族
- デニー・ラチャンス(演:ジョン・キューザック)
- ゴーディの父(演:マーシャル・ベル)
- ゴーディの母(演:フランシス・リー・マッケイン)
- その他
- レイ・ブラワー(演:ケント・W・ラットレル)
- 『スタンド・バイ・ミー』の用語
- オレゴン州キャッスルロック
- ロリ・ポップ
- 寝袋
- ハンバーガーとマシュマロ
- 『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- テディ/セオドア・ドチャンプ「子供さ、子供時代は2度と来ない」
- クリス・チェンバース「パパは君を知らない。君は大作家になるよ。書く材料に困ったら、ぼくらのことを書け」
- ゴーディ/ゴードン・ラチャンス「英雄になるんだろ?こんなことじゃだめだ」
- ゴーディ/ゴードン・ラチャンス「何だってできるさ」
- ゴーディ/ゴードン・ラチャンス「12歳だったあの時のような友だちは、それからできなかった。もう2度と...」
- 『スタンド・バイ・ミー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ロケ地
- 原作者は人気作家のスティーヴン・キング
- 原作者スティーブン・キングの少年時代が題材に
- 名画『理由なき反抗』の名シーンを再利用
- 小説版で読むことができる「旅のその後」
- クリス役でブレイクした俳優リヴァー・フェニックス
- 『スタンド・バイ・ミー』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):ベン・E・キング「スタンド・バイ・ミー」
- 挿入歌: バディ・ホリー「every day」
- 挿入歌: ザ・コーデッツ「ロリ・ポップ」