七尾旅人(Tavito Nanao)の徹底解説まとめ
七尾旅人とは、日本の男性シンガーソングライター。
1998年にリリースした1stシングル『オモヒデ オーヴァ ドライヴ』でメジャーデビュー。繊細な歌声と激烈な感情が共存した楽曲で多くのリスナーやミュージシャンたちの心をつかみ、当時18歳だった七尾は「天才少年」と呼ばれた。
インディーズに移行してからは、『Rollin' Rollin'』や『サーカスナイト』といった名曲を世に出し、2016年にはライブ映像作品『兵士A』を発表。音楽で人々の心を動かせる、生粋のシンガーソングライター。
【『Stray Dogs』の収録曲】
1. Leaving Heaven
2. Confused baby
3. 迷子犬を探して
4. スロウ・スロウ・トレイン
5. DAVID BOWIE ON THE MOON
6. Almost Blue
7. 崖の家
8. Across Africa
9. きみはうつくしい
10. 蒼い魚
11. 天まで飛ばそ
12. いつか
『Stray Dogs』は、七尾旅人の7thアルバム。七尾旅人がデビューしてから20周年に届けられた作品である。
『Stray Dogs』のリリース後、七尾旅人はこのように語っている。
「大事な人を自死という形で失ってしまい途方に暮れたけど、だからこそ今まででいちばん光に満ちたアルバムを作って、その人を笑わせたいと思って。そういうことがあって収録する曲の方向性も変わったけど、結果的には、これまででいちばんポップでありつつ、重みもある作品にできたのではと思います」。
出典: mikiki.tokyo.jp
今作は七尾旅人の作品のなかでも最もポップでテンダーな作品に仕上がっている。
しかし、押し寄せる悲しみのなか、制作時の胸中は穏やかなものではなかっただろう。
全曲通して際立っているメロディーの美しさと、時折見える痛切な感情。それらが合わさったことで、七尾旅人史上最もポップな作品『Stray Dogs』が生まれた。
ライブ映像作品
『兵士A』
【『兵士A』の収録曲】
1. SQUAD RADIO
2. 戦前世代
3. きみはひかり ぼくのひかり
4. 1945
5. ぼくらのひかり
6. リンドンベル(じてんしゃにのれたひ)
7. Tender Games
8. 兵士Aくんの歌
9. 少年兵ギラン
10. LOVE IN WARTIME
11. Almost Blue
12. 難民の歌
13. Fly me to the Moon
14. アトムの思い出
15. I’M WARBOT
16. foolish time
17. 2020 追憶の東京オリンピック
18. 1938 追憶の兵士「えい」
19. エアプレーン
20. 赤とんぼ
『兵士A』は、2016年7月7日にリリースされた七尾旅人初のライブ映像作品。
兵士Aとは、近い将来この国に数十年ぶりに現れるかもしれない1人目の戦死兵を指す。断髪し自衛官の扮装をして演奏する七尾旅人のライブを映像化した作品。
その壮絶なパフォーマンス、CDには収めきれないほどの濃密な内容から、「衝撃作」と評されている。
19曲目の「エアプレーン」は、七尾旅人のライブでもたびたび演奏されている楽曲。
七尾旅人の代表曲
サーカスナイト
「サーカスナイト」は、七尾旅人の6thアルバム『リトルメロディ』の収録曲。
七尾旅人のライブでは必ずと言って良いほど演奏され、YoutubeにアップされているMVは600万回再生を超えている。それらを踏まえて、「サーカスナイト」は七尾旅人の代表曲と言っても過言ではない。
また、「サーカスナイト」は、ファンだけでなく多くのミュージシャンからも評価されており、シンガーソングライターの「青葉市子」や「Number Girl」のギターボーカルである「向井秀徳」もこの曲をカバーをしている。
八月
「八月」は、七尾旅人のメジャーデビューシングルである『オモヒデ オーヴァ ドライヴ』の収録曲。
不安定な感情を詞に落とし込み、中性的で繊細な透き通った声で歌い上げる。どこか既視感のある切なさと優しさに包まれるような一曲。
北海道テレビのローカルワイドニュース番組「myステーション」のエンディングテーマにも起用され、ファンからも名曲と名高い一曲である。
なお、「八月」の歌詞にある「プーティー ウィッ?」は、1969年に出版されたカート・ヴォネガットの小説『スローターハウス』に出てくるコマドリの鳴き声のこと。
七尾旅人のミュージックビデオ(MV/PV)
サーカスナイト
アルバム『リトルメロディ』に収録され、シングルカットにもなった「サーカスナイト」のミュージックビデオ。
楽曲に合った幻想的な映像も「サーカスナイト」の魅力を際立たせる要素の一つ。
湘南が遠くなっていく
アルバム『billion voices』に収録され、シングルカットにもなった『湘南が遠くなっていく』のミュージックビデオ。
楽曲のテーマでもある湘南がミュージックビデオのロケーション地となっている。
湘南の海や浜辺にある海の家、江ノ島電鉄がミュージックビデオでは映し出されている。
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目次 - Contents
- 七尾旅人の概要
- 七尾旅人の活動経歴
- メジャー時代
- インディーズ時代
- 七尾旅人のプロフィール・人物像
- 七尾旅人のディスコグラフィー
- シングル
- 『オモヒデ オーヴァ ドライヴ』
- 『「おはよう...! ボンテェジ・サイボーグ」』
- 『鉄曜日の夜→蘭曜日の朝』
- 『ナイト・オブ・ザ・ヘディング・ヘッド』
- 『夜、光る。』
- 『ラストシーン』
- 『およそこの宇宙に存在する万物全てが【うた】であることの最初の証明』
- 『Rollin’ Rollin'』
- 『七夕の人』
- 『湘南が遠くなっていく』
- 『サーカスナイト』
- 『TELE〇POTION』
- アルバム
- 『雨に撃たえば…![disc 2]』
- 『ヘブンリィ・パンク:アダージョ』
- 『ひきがたり・ものがたり Vol.1 蜂雀』
- 『911 Fantasia』
- 『billion voices』
- 『リトルメロディ』
- 『Stray Dogs』
- ライブ映像作品
- 『兵士A』
- 七尾旅人の代表曲
- サーカスナイト
- 八月
- 七尾旅人のミュージックビデオ(MV/PV)
- サーカスナイト
- 湘南が遠くなっていく
- 七尾旅人の名言・発言
- 「サザンやミスチルみたいに日本中の人を感動させるんだ」
- 「友達から借りパクしたギターを持って上京した」
- 七尾旅人の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 音楽が大好きな父親から影響を受けた