乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(はめふら)のネタバレ解説・考察まとめ

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』とは、乙女ゲームの世界に転生した主人公が、自分の破滅フラグを回避すべく奮闘する異世界転生系小説であり、それを原作としたアニメである。作者は山口悟。小説投稿サイト『小説家になろう』にて本編が連載され、後に一迅社文庫アイリスよりライトノベルとして出版される。ライトノベルの2巻までが『小説家になろう』の本編に相当し、3巻以降は文庫版の書き下ろしである。2020年にテレビアニメ化され、略称「はめふら」で親しまれる。2021年に第2期が放送。

魔法省

スザンナ・ランドール / ラーナ・スミス

魔法道具研究室・部署長。ランドール侯爵家の次女で、ジェフリーの婚約者。魔法の才能がある上に国でトップクラスの秀才。魔法省の上級職員であり、元生徒会長のラファエルの上司でもある。姿を変える魔法が得意で、あらゆる場所に忍び込み、情報を集めて敵となる勢力を混乱させる隠密行為も行う。またマジックアイテムの開発も行っている。このように優秀な人物であるが、書類作業に関しては部下のラファエルに丸投げ。

サイラス・ランチェスター

『FORTUNE LOVER 2』の攻略対象の1人。ランチェスター伯爵家の次男で、魔法省の魔力・魔法研究室の部署長。伯爵家と言っても実家は辺境にあり、名ばかりの貴族。学園卒業後は家族の生活費のために魔法省に就職するが、仕事のストレスをためがち。こっそり魔法省の隠し部屋で農作物を育てるのが癒やしとなっている。農業関連でカタリナとは意見が合い、マリアとの関係も良好。

デューイ・パーシー

『FORTUNE LOVER 2』の攻略対象の1人。魔力はないものの、その知識は多岐にわたり誰にも負けない。マリアと同じ街の出身で、実家は貧しく学校にも満足に通えなかったが、努力を重ねて魔法省に就職する。そのため「貴族の道楽で入職した」と噂されるカタリナを最初は快く思っていなかった。しかしカタリナの人柄を見てその認識を改め、自分に良くしてくれるカタリナやマリアを慕うようになる。

ソラ・スミス / ルーファス・ブロード

『FORTUNE LOVER 2』の攻略対象の1人。外国のスラム出身の孤児で、ソラという名は瞳の色にちなんでつけられた。ソルシエ王国の王位継承問題の件で、魔法の実験体にされて闇の魔力を得ることに。その後、バーグ侯爵家にルーファス・ブロードという偽名で潜入。バーグ公爵家の長女で第2王子イアンの婚約者であるセリーナをそそのかし、カタリナの誘拐騒動を引き起こす。しかし、ソラがカタリナに惚れてしまったことで失敗に終わり逮捕。ラファエルの部下となり魔法省で働くことになる。火の魔力を持っているがその力は弱く、教育も受けていないので知識もあまりない。スミスという姓はソラが魔法省に入職する際、ラーナが適当につけたものである。

ガイ・アンダースン

魔法道具研究室所属。筋肉質の大男であるが女装が趣味であり、自分のことをローラと呼んでいる。魔法省でもトップクラスの魔力と身体能力の持ち主。カタリナたちの試験監督をつとめ、カタリナがポチを使役することを知っている。

ネイサン・ハート

魔法道具研究室所属。影が薄く、すぐに迷子になる困った体質を持っている。ガイ・アンダースンと同じく、魔法省でもトップクラスの魔力と身体能力の持ち主。カタリナたちの試験監督をつとめ、闇の魔力の存在を知ってしまう。

ニックス・コー二ッシュ

魔法道具研究室所属。
ナルシストであり、自作の衣装を着ている。

リサ・ノーマン

魔法道具研究室所属。
アライグマのぬいぐるみを通して会話する。

レジーナ

「港のレストラン」を経営しているが、実は魔法省の職員。
ラーナとは同期。

その他

セリーナ・バーグ

バーグ公爵家の長女でソルシエ王国の第2王子イアンの婚約者。
おとなしく心根も優しいが、本人は影が薄いことを必要以上に気にかけている。

トマス・コールマン

コールマン子爵の息子でキースとは、母親違いの兄弟。幼いキースに嫌がらせを繰り返した傲慢な性格の持ち主。その傲慢な性格ゆえ、いつしか父に見放され実家を追い出される。そんな中、たまたまクラエス公爵家に引き取られたキースの幸せそうな姿を見て激しく憎悪。闇の魔法の生贄にしようと目論んだサラにそそのかされて、キースを誘拐することになる。しかし、カタリナたちの活躍でキースは取り戻され、闇の魔力に関わったトマスは反動で命を失う。

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