never young beach(ネバヤン)の徹底解説まとめ

never young beachとは、日本の4人組バンドである。Vo&Gtの安部勇磨と元メンバーGtの松島皓の2人で、2014年に宅録ユニットとして結成された。安部勇磨と松島皓に加え、3人が加わり、2015年にインディーズデビュー、2017年にメジャーデビューを果たす。レトロな曲調と、素朴で温かみのある歌詞が魅力で、ファンが増え続けている。2020年に公開された映画『ロマンスドール』の主題歌を歌い、注目を集め、老若男女問わず、愛されている。

never young beachといえば、この曲である。この曲を聴けば、never young beachの魅力が存分に伝わるほどの超大作である。結婚式のムービーで頻繁に使用されている。曲名の通り、身を寄せ合う2人の「明るい未来」を描いた、まさに幸せをかたどったような歌詞が特徴的である。また、MVは、ファッションモデル「kanoco」が、”彼氏目線”で撮影されている注目の作品である。

お別れの歌

MVの主演を大人気の小松菜奈が務めた。このMVは、3分以上曲が始まらず、その間、小松奈菜の愛くるしい映像が流れ続けるので、小松菜奈ファンも必見のMVとなっている。「お別れの歌」という曲名だが、歌詞の内容も曲調も暗いものではなく、前向きな曲となっているのが印象的である。

SURELY

資生堂のショートムービーに使用されたため、世間的な認知度を一気に広めることとなった作品である。ゆったりとしつつも、爽やかな曲調で、フォークロックのレトロな雰囲気、すなわち”never young beach感”が発揮されている作品である。海辺で撮影されたMVが、曲の爽やかさを一層引き立てている。

どうでもいいけど

夏の昼間を想像させるような、わくわくする作品である。一瞬にしてnever young beachの世界観に引きずり込まれる雰囲気がある。家族や友人、身の回りの小さな出来事にも目を向けるnever young beachだからこそ作り上げることができる、温かみのある曲は、根強くファンの心をつかみ続けている。MVは、はしゃぐメンバー達を、ざらついた画質で撮影しており、昔懐かしい世界観が表現されている。

never young beachの名言・発言

安部勇磨「変に未来に期待をしてもしょうがないから、何にも期待しないで、まず自分たちが楽しいと思うことをやる。ホントにそれだけですね。」

2ndアルバム『fam fam』発表に伴うインタビューでの発言である。安部勇磨の、悩んでいても仕方が無いから、今を楽しむことを大切にするというポジティブさが、前向きな歌詞に反映されているのかもしれない。

安部勇磨「誰かに影響されるのはやめようと思いました。」

”みんな違ってみんないい”という考えを持ち、自分達らしさを大事にしていることが分かる。

安部勇磨「音楽も遊びもすべてを本気でやんなきゃいけないと思います。」

「何事も本気で取り組むことで、結果がついてくる」という純粋な心が、安部勇磨の魅力の1つだ。

安部勇磨「行けるとこまで行きたい。」

3rdアルバム『A GOOD TIME』に対するインタビューでの発言である。プロ意識をしっかりと持ち、ファンの期待を裏切りたくないという想いを強く持っており、安部勇磨の厳しい一面が現れている。

never young beachの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

安部勇磨の破天荒な母

安部勇磨は、小学校から中学校まで、私立の学校に通っていたが、中学の修学旅行の1週間前に、学費が払えてなかったから、今日で学校をやめることになったと母親に突然告げられたと語っている。母親は、働いては、お金を貯めて、大きな事業を始めて、失敗するという繰り返しだったそうである。安部勇磨は、自身のギター売られてしまった経験もある。中学一年の頃には、「仲の良い女の子の母親に100万借りてくる」ように母親に頼まれたそうである。このように母親の破天荒さに振り回されて育った安部勇磨だからこそ作れる「音楽」があるのかもしれない。また、安部勇磨は、5人兄弟であるが、母親は全員一緒で、父親が3人居る。

メンバーは細野晴臣を尊敬している

never young beachのメンバーは、共通して、細野晴臣のファンである。曲調や、歌詞も少し似ている部分があり、細野晴臣への愛が伝わってくる。

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