never young beach / ネバーヤングビーチ / ネバヤン

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never young beachとは、日本の4人組バンドである。Vo&Gtの安部勇磨と元メンバーGtの松島皓の2人で、2014年に宅録ユニットとして結成された。安部勇磨と松島皓に加え、3人が加わり、2015年にインディーズデビュー、2017年にメジャーデビューを果たす。レトロな曲調と、素朴で温かみのある歌詞が魅力で、ファンが増え続けている。2020年に公開された映画『ロマンスドール』の主題歌を歌い、注目を集め、老若男女問わず、愛されている。

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never young beach / ネバーヤングビーチ / ネバヤンのレビュー・評価・感想

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シティポップの現在地を更新し続けるバンド、never young beach

never young beachは2014年に結成されたシティポップバンドである。彼らの音楽性は「2010年代のはっぴいえんど」と形容され、その日常に溶け込むような優しいサウンドが魅力である。
彼らは2015年にファーストアルバム、「YASHINOKI HOUSE」をリリースする。このアルバムは、はっぴいえんどや松任谷由実といったいわゆるシティポップから影響を受けたアルバムである。しかし、サウンド面ではマックデマルコやボーイパブロといった、海外インディーロックからの影響が色濃く感じられ、3本のギターが複雑且つユルく絡み合い、彼らのオリジナリティを確立した。
同年、彼らはフジロックへの出演を果たし、インディーズ界で注目の存在となっていった。そんな彼らの音楽性に変化が現れたのが、2019年に発表された4thアルバム「STORY」である。このアルバムは、1970年代フォークの様なアナログ感のあるサウンドが強調され、以前から受けていた、はっぴいえんど、細野晴臣からの影響がより色濃く表れる結果となった。
また、このアルバムの制作前にはギタリストの一人、松島 皓の脱退もあり、海外インディーロックの影響を受けたギターは影を潜めた。その代わりにミニマルファンクバンド、VULFPECKからの影響を思わせる様な、よりオーセンティックで大人なギターサウンドも取り込まれ、彼らの新たな可能性を感じさせるようなアルバムとなった。

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never young beach 古臭く新しい、これからが楽しみなバンド!

never young beachは2014年に結成された日本の4人組バンドです。バンドの存在は知っていたものの、ゆっくり聞いた事はなかったのですが、ジャケットのポップなイラストに惹かれてデビューアルバムの「YASHINOKI HOUSE」を購入。一曲目の「どうでもいいけど」のイントロから私的にはどストライク!でした。どこか70年代?を感じさせるような、なんだか心地よいメロディについ体が動いて小躍りしてしまうほど。晴れた日の海沿いドライブ。窓を開けて海の匂いを感じながら大音量で聞きたい。もしくは、そんな休日に思いを馳せながら家でコーヒーを飲みながらゆっくり聞いていたい。アルバム1枚を通してそんな気持ちにさせられます。私は気に入ったアルバムがあると延々と聴き続けてしまうタイプで、すっかり「YASHINOKI HOUSE」に取り憑かれてしまっていたので、その衝動はこえられないだろうな?と思いながらも、動向は追いつつしっかり2枚目アルバム「fam fam」3枚目アルバム「A GOOD TIME」もチェック。荒削りでアンニュイな感じが魅力だった1枚目に比べて、どんどん疾走感が増している!4枚目アルバム「STORY」に至っては、さらに力強さと切なさまで加わってる!やっと念願だったライブにも行けて、私のネバヤン熱はまだまだ上がっています。今後の進化が楽しみすぎるバンドです。ちなみに、ボーカルの阿部勇磨さんは俳優の高橋一生さんの弟です。

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