死役所(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『死役所』とは、あずみきしが2013年11月号から『月刊コミック@バンチ』(新潮社)にて連載中の漫画、およびそれを原作としたテレビドラマ作品。主人公の死役所職員『シ村』が毎日途切れる事なく迎える相手、それは死者。シ村は死者をお客様と呼び死後の手続きを進める。作り笑いと辛辣な物言いに顰蹙を買う主人公だが交流を重ねる内にお客様との心の距離を縮めていき、それぞれの死後の世界へ見送りする。死後だからこそ知る真実や生前からの思いや行動、様々な人間関係が交錯するヒューマンドラマ作品である。

交通事故死課

交通事故で死んだ人間が受付する課。事故の為お客様の身体に欠損が多い。松シゲが担当職員。

生活事故死課

生活に纏わる様々な事故で死んだ人間が受付する課。風呂での溺死など該当する(病死の場合もある)。ハヤシが担当職員。

人為災害死課

人為災害で死んだ人間が受付する課。医療ミスなどもここにあてはまる。岩シ水が担当職員。

病死課

病気で死んだ人間が受付する課。シラ神が担当職員。同じ病死でも人数の多い死因「癌死課」「心臓病死課」等は独立した課になっている。

巻添嘱託死課

巻添死と嘱託死で死んだ人間が受付する課。数が少ないので両方の死因受付を担っている。加賀シロが担当職員。

死産課

死産の赤ん坊が受付する課。赤ん坊は自分で受付が出来ない為担当職員が代理で受付をする。シン宮が担当職員。

成仏課

各課で受付が終わった後、成仏許可証を持参して49日以内に行く課。課と言っても大きな扉がある以外の詳しい描写はない。扉の向こう側がどうなっているのかも死役所にいる人間は誰も知らない。(1巻の殺されたいじめっ子牛尾目線では扉の向こう側に踏み出した際地獄へ落ちる描写がある)49日の期限を過ぎて成仏しない(もしくは自らが望んだ場合も)冥土の道行きとなる。

死刑課

死刑で死んだ人間が受付する課。死役所職員の受付場所であるが担当職員はいない。普段は誰もいない出入自由な課の為死刑囚の過去記録を見る事は容易いようである。

冥土の道

成仏を拒んだ人間や成仏猶予期間49日以内に成仏しなかった人間が行く場所。真っ暗で何もない所を永遠に彷徨い続ける事になる。

『死役所』の名言・名セリフ

シ村「お客様は仏様です」

主人公シ村の決まり文句。ニコニコと張り付けたような笑顔でどんなお客様にもこう述べる。時に相手を怒らせる原因にもなるが神様ではなく仏様という所が死んだ人間の失笑を買う事が多い。

ニシ川「馬鹿ですか?」

ニシ川がイライラした時に良く口にするセリフ。表情を崩す事は殆どない彼女だが自己中心的な人間に対して嫌悪感を露わにしてこのセリフを吐く事がある。

himeyura0924
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@himeyura0924

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