魁!!男塾(曉!!男塾・極!!男塾・真!!男塾)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『魁!!男塾』とは、『週刊少年ジャンプ』で連載された宮下あきらによる格闘バトル漫画。全国から札付きの不良たちを集め、スパルタ教育を施して一人前の漢に育てる男塾を舞台に、塾生たちの根性や死闘を描くストーリー。累計発行部数2700万部を突破した人気作品で、テレビアニメ、実写映画などにも展開された。『週刊少年ジャンプ』黄金期を支えた人気作であり、連載終了後も『曉!!男塾』『極!!男塾』『真!!男塾』など、多くの続編やスピンオフ作品が存在する。

王大人(ワン ターレン)

CV:沢木郁也
日本某所にある八龍の長城の案内人であり、男塾塾長代理。ラーメンの丼を逆さにしたような頭髪と「八竜」の刺青が特徴。江田島平八とは戦中からの旧友であり、その実力は中国拳法の総本山とも言わしめた神拳寺で拳皇の座を争ったほどで、体術のみならずラーメンを作りながら幻術返しも繰り出すなど江田島に迫るものを持つ。また、どんな怪我でも死亡さえしていなければ完治させ、天挑五輪大武会の強敵達と親交を深める為に塾生らに酒盛りの宴会を催す事が出来るという凄い人物でもある。

関東豪学連

伊達 臣人(だて おみと)

CV:鈴置洋孝/演:榊英雄
関東豪学連総長。覇極流槍術、覇極流活殺拳の使い手。元男塾一号生筆頭だったが、教官を殺害したことにより逃走し、関東豪学連に入った。両頬に三本ずつある傷跡は六忘面痕といい、当時その教官につけられたものである。驚邏大四凶殺にて桃に敗北した後、腹心の三面拳を伴って男塾に復学した。非常に言動が辛辣で一見すると近寄りがたいが、驚邏大四凶殺で敗れた三面拳の名前を腕に刻んだ事などでわかるとおり不器用なだけで非常に仲間想い。元男塾一号生筆頭だけあってかなりの実力者で、男塾に復学してからは竜宝や紫蘭等副将クラスの敵と闘う事が多かったが桃以外の相手に敗れたことは無く苦戦する事すらまれであった。

雷電(らいでん)

CV:飯塚昭三
関東豪学連総長伊達臣人に従う三面拳のリーダー格で、中国拳法最古の歴史を持つ大往生流殺体術の使い手。額に彫り込まれた「大往生」の文字と泥鰌髭が特徴。突飛な外見とは裏腹に、生真面目で礼節や信義を重んじる硬骨漢。普段は深い知識と洞察力に基づき沈着冷静に振る舞うが、信頼する友の為ならあらゆる手を尽くし命さえも投げうつほど友情に篤い。涙もろく猿好きで茶目っ気もあるなど人間味にも溢れ、他のメンバーからの信頼も厚い。中国最古の拳法を極めた事もあって古今東西のあらゆる拳法に精通し、膨大な知識を持っているので、仲間から説明を求められることも多い。

飛燕(ひえん)

CV:難波圭一/演:綾野剛
伊達臣人配下・男塾三面拳の一人で、華麗な動きを旨とする鳥人拳の使い手。耽美系のイケメンであり、女性ファンの人気が高かった。普段は物静かだが激情家で、伊達をして怒らせると怖いと言わしめるほど。筋骨隆々な面々に囲まれた中で、華奢な飛燕は甘く見られがちだが、「人を見かけで判断しない方がいい…死ぬことになる!」という決めゼリフ通り、数多の強者を打ち倒してきた実力者であり、実際彼と戦って生還できた対戦相手は極めて少ない。特技は編み物・裁縫。

月光(げっこう)

CV:堀之紀/演:佳本周也
男塾三面拳の一人。数ある中国拳法の流派の中で、その最高峰ともいわれる辵家流拳法を極めた三面拳最強の男。梁山泊十六傑戦では蒼傑を相手にする。この戦いの前に月光は梁山泊に向けて辵家流奥義のひとつ・纏劾狙振弾を放つが、そのモーションはまさにゴルフのショットそのものであった。そして蒼傑とは双条激射なる弓術の決闘法で挑み、壮絶な戦いの末に勝利する。決勝・冥凰島十六士戦でラーマ・ヨガ使いであるラジャ・マハールに敗北し、死亡したとされる。

天挑五輪大武會

藤堂 兵衛(とうどう ひょうえ)

政財界の黒幕「昭和の怪物」と称される大富豪。戦前の名前は伊佐武光。戦時中、日本陸軍少佐として従軍していたが、戦地となった南方のサマン島にて、もはや不利な状況と判断して一人だけ味方を裏切り米軍に同胞2813人の命を売ったため、生き残った江田島平八に仇と狙われることになる。あらゆる悪行を重ね日本有数の財と権力を手中に収めた。現在では政治家が献金目当てにこぞって足を運ぶほどであり、世界各地のVIPでも藤堂の名を知らない者はいない。性格は最悪であり、悪趣味・悪辣・悪徳を極めている。天挑五輪大武會も彼にとってはビジネス兼娯楽の一つにすぎず、息子たちにも率先して殺し合いをさせ、一人残った藤堂豪毅を後継者として擁立している。極めて猜疑心が強く用心深いため表舞台に顔を表すことは殆ど無く、江田島が男塾を前述の天挑五輪に参加させたのも、優勝記念式典にしか顔を出す機会が無いからであった。桃によって唐竹割りにされ海に落とされたにもかかわらず手術で復活するなど、江田島に劣らぬ不死身の生命力の持ち主でもある。

ハッサム

天挑五輪予選リーグの進行役。男塾チームの面々を格下の若造呼ばわりし、嫌味を言いながら相手チームを紹介する。男塾の面々が予選リーグを勝ち抜いて決勝トーナメント会場へ向かうときに「引き返すなら今のうちだぞ」などと警告した際には、桃から「答えるまでもない。貴様のツラと同様、間の抜けた質問だ」と言われ、虎丸に蹴り飛ばされた。

狼髏館

1130puojicz1
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