魁!!男塾(曉!!男塾・極!!男塾・真!!男塾)のネタバレ解説・考察まとめ

『魁!!男塾』とは、『週刊少年ジャンプ』で連載された宮下あきらによる格闘バトル漫画。全国から札付きの不良たちを集め、スパルタ教育を施して一人前の漢に育てる男塾を舞台に、塾生たちの根性や死闘を描くストーリー。累計発行部数2700万部を突破した人気作品で、テレビアニメ、実写映画などにも展開された。『週刊少年ジャンプ』黄金期を支えた人気作であり、連載終了後も『曉!!男塾』『極!!男塾』『真!!男塾』など、多くの続編やスピンオフ作品が存在する。

クリンスマン

魍魎塔四階「黒水の間」番人。驚鞉操鰐術の使い手で三叉戟を武器とし、底も見えない真っ黒な水の中にワニの群れを潜ませている。泊鳳を追い詰めるもチビ呼ばわりしたため逆鱗に触れ、ワニの体内に身を隠した泊鳳に逆にワニの中に叩き込まれる。

マハ・メータ

王宮への道第一の闘場・垂蔦蘿闘の番人。ジャングルで生まれ育ち、手長猿のような体躯をしている。巨象をも一分で絶命させるという凄まじい毒気を放つアフリカ特有の腐赤泥を敷き詰めた上でツタにぶら下がって闘う闘場で、地の利を生かし鄧罦傑を追い詰めるが、絶対的優位への過信から落下した蛇が脱皮した抜け殻だと気付かず、ツタと誤って蛇をつかんでしまい咬まれ落下。

デバレス

王宮への道の二番手。両腕に翼を装備し、大峡谷闘の谷間から吹き上げる上昇気流を利用した魔翔流気法で宙を舞いながら石刃斧で戦う。飛燕と対戦し、超磁気を帯びた極磁鋼製の兜で金属製の鶴嘴千本を吸いつけ完全に防ぐが、飛燕に恩義を感じて闘場に現れたアフリカ冠鳥の親鳥を叩き落してしまったことから、千本の代わりに鳥の羽で両腕の運動機能を狂わす神経節を貫かれ崖に激突。

ジークフリード

第三の牙・アルカトラズ島刑務所所長。特に凶暴で凶悪な死刑囚を入監した「絶望の房」の五人の死刑囚に、「相手を倒したら自由の身にする」との約束で闘わせるが、敗れた囚人のみならず、富樫を倒した宝金棠をも約束を破って容赦なく殺して始末する残酷な性格である。全ての囚人を打ち倒されたことに面子を潰されたと逆恨みして、死刑囚に使う速効性の塩酸ガスを刑務所内に充満させ塾生を皆殺しにしようとするが、赤石の命を賭した「この世で最後の斬岩剣」に壁に穴を開けられ窮地を脱されてしまう。最後は銃で自ら手を下そうとするも飛燕の鶴嘴千本で腕の神経節を狂わされ、銃身をこめかみに当てて引き金を引いてしまい自殺する結末を迎えた。

スタンリー・ゴードン

Jの指名で扉から出てきた死刑囚。かつてはボクシング世界ヘビー級チャンピオンで、134戦134KO、ボクシング界の神とまでいわれた男。Jも全ての試合を見るほど憧れ尊敬していた。引退後酒と麻薬で身を持ち崩した挙句ギャングの用心棒となり、そのパンチで7人の荒くれ者を殺害し入所した。時間と共に幅を狭めてゆく、100万ボルトの高圧電流が流れるロープに囲まれたリングでJと対戦し、シャッフルサイクロンで無数の残像を見せながら襲い掛かるが、足元の影から実体を見極められ敗北した。手加減で情けを掛けてもらったことから優しさが戻り、最後は狭まるリングからJを逃がすため自分の命と引き換えに感電死した。

拳皇(けんのう)

第75代拳皇。神拳寺最強、ひいては中国拳法の頂点に立つ男。神拳寺に代々伝わる二つの秘奥義のうち、昇龍天邂靂を極めている。もうひとつの秘奥義・降龍天臨霹を極めた王大人との宿命の対決に応じ、降龍天臨霹の死角をつく頭上からの攻撃で王を追い込むが、智蒋の骸を使った変わり身に自らも負傷。死力を振り絞った最後の攻撃の後に拉致の真相を語り果てた。

幽鬼之丞(ゆきのじょう)

七牙冥界闘の「第五の牙」の桜の木の下で優雅に茶を点てて剣桃太郎達を待っていた。通称「この世の魔性」。刀に興味があると語り、茶菓代わりに平家所縁の刀匠が里の者を源氏に皆殺しにされて恨みを決めて作った妖刀・不知火の話をし、自身の持つ刀がそうだと言った。

死跽部(しきぶ)

武幻城四闘仙の一人で、千面相の死跽部と呼ばれている。忍法の極意を極め、相手の生い立ちから性格まで全て調べつくす変装が得意で、その素顔は御館様を含め誰も知らないという男。彼の変装は声まで真似るため、見破ることは難しい。虎丸、桃の変装で一同を幻惑し、落とし穴で分断した上で伊達の姿で飛燕を詰問し攻めるが、江田島の乱入に鉄球を直撃され昏倒した。

『魁!!男塾』の用語

男塾名物

直進行軍(ちょくしんこうぐん)

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