終末のワルキューレ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『終末のワルキューレ』とは、梅村真也原作、フクイタクミ構成、アジチカ作画の2018年1月より連載されている漫画である。創造主たちによる人類滅亡会議で神々は世界を破壊し続ける人類を見限った。人類滅亡かと思われたが、人類側に立つワルキューレ達(戦乙女)によって神VS人類最終闘争(ラグナロク)を提案される。神と闘い勝利するという無謀な賭けに挑むのは誰もが知る人類最強の偉人達13人。果たして人類は勝利を掴み存続することができるのだろうか?神VS人類という壮大なスケールで描かれるバトルストーリーである。

ポセイドン

ギリシャ最恐神 大海の暴君 天界最強三兄弟の次男 海のゼウスともいわれる。
神器は三叉槍(トライデント)
・怒れる波濤(アムピトリテ)怒涛の刺突
・荒海に降る神雷(キオネ・テュロ・デーメテール)雷雨の如く降り注ぐ突き
・四十日四十夜の大洪水(メドゥーサ・アロペ・デーメテール)地球を飲み込む大洪水の如き突きの嵐
ポセイドン13神のうちアダマスという1神を殺し、最初からいなかったものとして扱ったことで他の神からも恐れられている。存在を認めていないためなのか生涯で一度もアダマスと目を合わせることはなかった。最も神らしい神であり人のことなどなんとも思っていなかったが、佐々木小次郎に前髪を切られた時はじめて人間(佐々木小次郎)と目を合わせた。神は原初から完全無欠の存在だと思っておりそれを体現している。

ヘラクレス

ギリシャ神話の半神半人。ゼウスの子。不屈の闘神。
身体に入れ墨があり、かつて十二の難業を成し遂げたことで、十二の神技である「十二の災禍と罪過(エルキュール・エグゾダス)」を体得したもの。この技は使用するたびに身体に入れ墨が広がるが、1ミリ広がるだけでも普通の神なら失神するほどの痛みが身体に襲いかかり、全身に広がると完全消滅する。武器はライオンの頭部の形をした棍棒。棍棒の頭部は「十二の災禍と罪過」を使用すると、その御技に対応している動物へと変形する。
・第一の御業「大地を喰らう咆哮(ネメアの獅子)」
・第六の御業「飄風を呼ぶ鳥(ステュムバリデスの怪鳥)」
・第七の御業「怒れる奔牛の蹄(クレタの牡牛)」
・第十二の御業「冥界より出でし災厄(地獄の番犬ケルベロス)」
・大英雄の拳(アフィリス・ヘロス)
正義感の強い武人で同じ半神半人の為かワルキューレ達から「兄様」と呼ばれ慕われている。人類滅亡に反対しており、神側として完膚なきまでに勝ちその上で人類救済を申し出るつもりでいる。
人間の頃の名前はアルケイデスといい誰よりも貧弱な体つきだったが悪いものには立ち向かう正義の心を持っていた。いついかなる時も正しき者のため先頭に立ち続けた。皆の力になれるように力を求めていたが口にすると無敵の肉体を手に入れるという伝説のアムブロシアには頼らず体を鍛え続けていた。人類が増長したと判断されたある日人類を懲らしめるため軍神アレス率いる神軍が襲来した。人類は諦めただ祈る事しかできなかったがヘラクレスだけはアレスに向かって行った。人間は弱く、その弱さの中に正しきものはいつでもいるというのに必死に祈る事しかできないか弱き僕を勝手に罰しようとする神は正義ではないと抵抗する。ヘラクレスは死を賭して抗うためアムブロシアを飲む。するとヘラクレスの肉体は変化し神の如き力を手に入れたのだった。そして神軍の先鋒を一人で壊滅させ軍神アレスと一騎打ちとなった。アレスを倒す寸前にゼウスが現れ戦いを止めた。正しき者の味方でいる為人間に二度と仇名さぬ事を条件に神となった。これ以降4000年にわたり神々の進行なき時代が続いた。
その後ゼウスの正妻ヘラにちなんでヘラクレスと名付けられた。以前はアレスと互角だったが今ではアレスより強い。

アフロディテ

ギリシャ 美の女神。

神(北欧)

オーディン

北欧の最高神。肩に乗る白と黒のカラスが代弁することが多いが、第一戦目のトール登場時には「捻り潰せ」と言葉を発している。

ヘイムダル

終末の番人。試合の解説役ジャッジを務める。
手に持った終末の角笛(ギャラルホルン)を吹くとラグナロクが始まる。(北欧神話エッダより)

ロキ

狡知の神。

トール

北欧の最強神。
雷神であり闘神の雷槌(ミョルニル)を操る雷の狂戦士。

フォルセティ

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